せっけい日和

MKデザインスタジオ一級建築士事務所柿本美樹枝のブログです。設計者として、生活者として、多用な視点で綴っています。

久しぶりのクリスマス飾り〜リースを簡単手づくり〜

2021年12月13日 | 季節感のある暮らし

12月といえば、クリスマス。

子どもが小さい時は、
ツリーに飾りつけるのが、それはもう楽しみでした。

それがやがて、子育ても落ち着いてくると、、、
すっかり遠のきます。

東日本の震災の後は、イルミネーションに感動しなくなり
熊本地震の後は、飾り付ける気持ちも起こらず
コロナ禍の昨年は、お祝い気分になれず、、、

ここ数年は、なんだか盛り上がりませんでした。

それが、今年は、ちょっとだけ
家のあるもので、飾り付けました。

我が国の、昨今の感染の広がりが減少したことで
今年は、気持ちにも少しだけ、ゆとりができたようです。



さて、ここで実感していることがあります。
地球温暖化と、環境への意識です。

ツリーは、これまで生もみの木の
鉢植えを利用していました。

1代目は、5年以上持ちました。
2代目は、3年
3代目は、1年しかダメでした。

枯れてしまうのです。

モミは、積雪のあるような寒い地域の木ですから、
日の当たらない場所に置いておいても
やはり枯れてしまいました。

温暖化の影響!?

家の中の、南洋系の観葉植物は健在で
むしろ株分けして、ぐんぐん成長してます。

はっきりとはわかりませんが、
明らかに、室内の気温も上昇しているので
植物にも影響していること、肌で感じます。

ですから、もうモミの木の購入は止めました。

そこで、今年は小物だけにしました。

さらに、子どもが同級生と我が家で
クリスマスパーティーをすると言い出し、
「リースがない!」と言う始末。

弱ったなぁ。今更という感じで、
仕方なく、週末、手芸用品などで手作りしました。


当初案


シンプルにしようと思ったのですが、
玄関は引き戸なので、飾るのは、白い壁。
ある程度ボリュームがないと釣り合わない、、、

急遽、庭のシダレ椿の葉っぱを追加して、(←姑のアイデァ)
松ぼっくりとリボンで締めました。



和なのか、洋なのか、、、笑。

プラスチックのモミ風だと
どうしてもチープ感が出てしまうので
生木の方がまだまし!?の考えです。

本当なら杉の葉が良いですけどね。
熊本にはあるけど、、、。

欧米ならば、
リースはそのまま年を越すのでしょうが、、、

日本では、年神様(ご先祖様)を
お迎えする「門松」に「しめ縄」がありますからね。

忙しすぎますよね〜。

最近はしめ縄でリース状のものもありますが
いかんせん、どっちつかずの気も致します。

(あ、でも来年あたり、そうなっているかもしれません)

なんとか形になり、一応の落ち着きを得ました。

HPにも、具体的なインナー窓の飾り方
活用の仕方などを、アップ致しました。


よかったら、覗いてみてくださいね。

* * * * *

そして、もう一つ。
ご近所のイルミネーションが減ったことです。

私だけではないのかもしれません。
横浜の家の方は、前面道路が私道ということもあり、

ご近所のみなさん、15軒以上は
各家庭の玄関周りの植え込みにされていました。
それが、帰宅時の楽しみでもありました。

ところが、今は数軒のみ。
やはり、チカチカと電気をつけることへの抵抗があるのは
私だけではないのかもしれません。

LEDであれば、それほど電気を使わないことは
わかっていますが、気持ちの問題なのだと感じます。

ご近所の方と話したり、ゴミ出しで顔をあわせるのが
ご主人だったりと、在宅ワークのご様子なので、
飾る時間がない、というのではなさそうです。

昨今、立ち話も遠慮がちなので、
ご近所さんに聞くわけにもいきません。

防犯にもなるので、
少しの明かりはいいと思うのですよ。
日が暮れるのも早い時期ですし。

良い意味で、浮かれることなく、
電気の問題やゴミ問題にも意識を向けつつ

暮らしを改めながら、
幸せ感を減らさない心持ちでいたいものです。

寒くなってまいりました。
皆さま 暖かくしてお過ごしくださいますように。