この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

下妻物語。

2006-07-04 22:22:26 | 新作映画
 中島哲也監督、『下妻物語』、DVDにて鑑賞。

 ほんと、今ごろかよ!って突っ込まれること必至なのですが、今さらながら『下妻物語』を見ました。わざわざDVDを借りて。この前地上波で放映されたばっかなのにね。録画するのを忘れてたんだyo!!

 フツーに面白かったです。
 フツーに楽しめました。
 フツーに感動しました。
 う~ん、、、どこまでいっても自分にとってフツーの映画だったかな。
 別に嫌いというわけではないけれど、特に好きってわけでもない。本作のレビューを見る限りではもう絶賛の嵐だったので、中には「生涯ベスト1」とまでいっちゃう人までいて、見る前に期待しすぎちゃったのかもしれません。
 そういえば、同じ監督の『嫌われ松子の一生』のレビューでは「『下妻物語』は好きだが、こっちはダメ!」とか言い切っちゃう人もいたっけ。
 
 自分が本作を見て思ったのは、二人の女性の友情を描いた『下妻物語』と一人の女性の孤独を描いた『嫌われ松子の一生』、二作で見事な陰と陽を成してるなぁってことですね。(もちろん『下妻物語』が陽で、『嫌われ松子の一生』が陰。)
 上手くはいえないですけど、なぜ中島監督が『下妻物語』の次に『下妻物語パート2』ではなく、『嫌われ松子の一生』を撮ったのか、わかるような気がします。めちゃめちゃお互いを補完し合う作品じゃんって思いました。
 『下妻物語』はそれほど面白いとは思わなかったんですけど、『下妻物語』を見ることで『嫌われ松子の一生』の評価が上がりました。
 やっぱり中島監督は才人ですね。

 あと、本作で散々ジャスコがネタにされてるけど、ジャスコの関係者は腹が立たなかったのかな。あれで「いい宣伝になった!」と思えるのなら、ジャスコの関係者の人たちってすごく度量が広いと思います。ジャスコ万歳!!
コメント (4)
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