この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

直方・北九州小旅行記、その1。

2013-07-13 21:14:52 | 旅行
 金曜日の夜は映画を観終わった後、家に帰らず、シネコンからそのまま直方に向かいました。

 直方谷尾美術館の企画展に懇意にしてもらっている不思議博物館館長が作品を出展すると聞き、今回直方行きを計画したのですが、はっきりいって直方ぐらいの距離であれば(車で二時間かからないぐらいの距離)一度自宅に帰り、自宅で就寝、早起きして直方に出発!というプランの方が賢かったかもしれません。
 それでもあえて深夜行にしたのは車中泊をしたかったからなんですよね。笑。
 そんなに車中泊が好きかというとそういうわけでもないのですが、これまで数え切れないぐらい車中泊をしてきて、まともにぐっすり眠れたことがないので、一度ぐっすり眠ってみたいのです。
 ぐっすり眠るのが目的であれば家で眠ればいいような気がしますが、まぁそれはそれ、今回は一時ぐらいに目的地に着き、五時間ぐらいは眠ることが出来ました。これまでの車中泊の中で一番眠れたかもしれない。
 まぁでも夜中の壱時について朝の六時ぐらいに起きていたので、美術館が開館する九時半まで時間を潰すのがきつかったですけどね。笑。

 朝食を取ったり、車の中を片付けたりして時間を潰し、きっかり九時半に美術館を訪れました。


   

 
 これが直方谷尾美術館。元々病院だった建物を改築したらしく、外観も内装もかなり味があるものでした。というか、これだけ病院の門構えが立派だということは直方が以前はどれだけ繁栄してたかわかるってものですね。

 企画展はお世辞抜きでよかったですよ。
 ただ気に喰わなかったのは館内が撮影禁止だったってことでしょうか。
 ピカソやゴッホといった著名な画家の作品展が撮影禁止というのであればわからないでもないですが、地方の美術展のろくに名も知られていない作家の、ろくに観客もいやしない展覧会で撮影禁止というのは「何それ?」って思っちゃいますね。
 撮影されるとアイディアをパクられるとか、グッズが売れなくなるとでも思ってるんですかね。
 これじゃせっかく観に行ってもろくにブログで紹介できないよ!
 写真撮影による宣伝効果も少しは考えれば?って言いたくなります。

 噛みついてばかりもなんなので、少し企画内容について説明すると、福岡在住の五人のアーティストが《動物園》をテーマにした作品が展示されています。
 中でも気に入ったのが田代雄一という造形作家さん。


   


 このカバはいいよねぇ。この人であれば個展も観に行ってみたいです。

 さて、我らが館長の作品はというと、一言で言うとお祭りなどで見かける、射的の大型で回転式のものでした。悪くないアイディアだと思います。悪くはない。実際に回転していれば。笑。
 受付のおねーさんによると、何でも不具合が起きて動かなくなったそうです。
 やっぱり不具合が起こっちゃったか。
 先見の明を誇るでもないんですが、気になって、製作途中、館長に尋ねてみたんですよね。これ、本当に回転するんですか?って。
 そしたら館長は「回転するのが作品の肝なので大丈夫です!!」みたいに自信満々に答えてましたが。
 世の中、そういうもんだよね。ドンマイ、館長!

 企画展を観終わった後、アーケード通りを散策しました。


                                  続く。
コメント
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