この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

正月休みに見たDVDについて。

2014-01-03 09:10:16 | 旧作映画
 正月休みは事前に予告した通り、DVDを借りまくって、DVD三昧でした。
 数多くの友人、知人から薦められた(もしくは薦めていた)DVDを中心に借りました、、、あ、数多くの、というところは嘘ですけど!
 以下ショートレビューです。

 まずブログ仲間の小夏さんから「この映画を見てくれなきゃ、小夏、泣いちゃう!」と言われた『キャリー』(1976年版)はビックリするぐらいリメイク版とストーリーがそのままでした。っていうか、正確にはリメイク版がオリジナルのストーリーをなぞっていたってことですけど。
 なので、リメイク版の感想をそのまま流用してもいいのですが、改めて書くと、キャリーに謝罪する意味でボーイフレンドのトミーに彼女をプロムパーティに誘うように頼むスーの心情はやっぱり自分にはまったく理解できませんでした。そんなの全然謝罪にも何にもなってないし、一日だけ彼氏を貸し出すなんてどんなイジメよりも陰湿な行いだと思いますけどね。
 根幹のところがまったく理解できなかったので、作品自体も面白いとは思えませんでした。
 あと、空のバケツが落ちてきてトミーの頭に直撃して死んだのにはやっぱり笑ってしまいました。あれで死ぬってありえないだろ…。

 同じくブログ仲間のあっつぁんさんから「私のことを大切に想っているなら見て!」と薦められた『ボディ・ハント』は、主演のジェニファー・ローレンスが苦手なタイプだったのでこれまで敬遠してきたのですが、今回借りた中で一番面白かったです。
 ジェフリー・ディーヴァーばりのドンデン返しが上手く決まっていたと思います。
 ただ、この映画、原案がジョナサン・モストゥだったんですよね。
 『ターミネーター3』が個人的にあまりにも受け入れ難かったので、監督したモストゥの関連する映画は二度と見ない!と心に固く誓ったのですが、その誓いを破っちゃいましたよ。どーしてくれるんですか、あっつぁんさん!!(←言いがかりにも程がある)

 やはりブログ仲間であるachiさんがツイッターで絶賛していた『ビッグバン・セオリー』は自分には合いませんでした。どうもアメリカのシットコムとは相性が悪いようです。
 ちなみにアマゾンのレビューでは絶賛の嵐です。

 拙ブログの数少ない常連さん(といっていいですよね?)であるS.K.ラッセルさんと鑑賞を約束した『レッド・ステイト』は、コイツは助かるだろうと思った奴があっさり殺され、コイツは絶対殺されるだろうと思った奴が最後まで殺されず、そこが意外性があって面白く、同時に胸くそ悪かったです。

 拙ブログを唯一読者登録しているとびおさんが絶賛していた『1800cc』はまぁまぁ面白かったです。
 神罰の代行者を自認する連続殺人鬼と生まれつきの快楽殺人者である少女との対決という図式は非常によいと思うんですが、殺人鬼が少女を自分の後継者だと見初めるというのがちょっと無理があるような気がします。少女の言動からは何一つそれらしい適性が見て取れなかったですけどね…。

 特に誰からも薦められなかったけど、面白そうだなと思って借りた『道化死てるぜ!』はやっぱり面白かったです。
 地獄の底から甦った○○がパーティで若者を殺しまくるというホラー映画としてはよくありがちなお話なのですが、○○がピエロなので、殺し方が実にバラエティに富んでいて笑えました。
 80年代のホラー映画好きな方にはお薦めです。

 あと、ネットでも非常に評価の高い『サニー 永遠の仲間たち』がツタヤになかったのは残念でした。
 何でもかんでも在庫があると言うわけではないということは承知していましたが、この作品はそれなりにメジャーなので、在庫にないのはちょっと意外でした。
 ほんとツタヤの在庫の基準がよくわかりません。

 以上です。
コメント (11)
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