今年もラジー賞の候補作品が発表されましたね!こちら。
と、その前にラジー賞とはなんぞや?という人のためにごく簡単に説明。
その年の最高の映画を選ぶのがアカデミー賞だとするならば、その年の最低の作品を選ぶのがゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞なのです。
世の中にはベストテンを選ぶことには積極的でも、ワーストテンを選ぶのは否定的な人もいるぐらいで、ラジー賞なんて大嫌い!という人も多いかと思いますが、自分は好きなんですよね、ラジー賞。
なぜラジー賞が好きなのか、、、まず何かを貶すことが好きなんですよね、っていうと誤解を受けそうだけど。笑。
えっとですね、誰かを褒めるのって案外簡単だと思うんですよ。
テキトーにいいところを見つけて、テキトーに褒めておけばいい。
例えテキトーであっても人間、褒められて嫌な気分はしない。お世辞だとわかってはいても、褒められるとついつい嬉しくなってしまいます。
一方、貶すのはどうかというと、テキトーに貶したって駄目なんですよね。テキトーに貶すだけではただの悪口に過ぎず、人格が疑われるだけです。
何かを貶す場合は理路整然に、きちんとどこがダメなのか、分析した上で指摘しなければならない。
貶したり、ダメ出ししたり、酷評したりするのは、ただ褒めることの100倍は難しい、そう思います。理路整然とダメ出しで切る人はよほど頭のいい人なのだと思います。
だから、柳下毅一郎氏の『皆殺し映画通信』は大好きなんですよ。
といっても、有料会員じゃないのでいつも半分ぐらいしか読めないのですが(何だ、そりゃ)。
話をラジー賞に戻すと、ラジー賞はそこまで本気になってダメ出ししている賞ではないような気がします。どちらかというと半ばジョーク、半ばお祭りの賞というか(それで選出されるのもたまらないでしょうけれど)。
なぜそう思うかというと、最低作品賞にノミネートされた作品がそこまで悪い作品だとは思わないからです。
といっても、観たのは『アフター・アース』と『ローン・レンジャー』だけなので、その二作に限っていえば、ですけどね。
まず『アフター・アース』ですが、確かにそんなに面白い作品ではないです。でも逆にそこまで酷い作品でもない。
正直採点するのであれば、同時期に観たトム・クルーズ主演の『オブリビオン』とどっこいどっこいぐらいでしたよ。むしろ『オブリビオン』の方が「何じゃ、そりゃ」感は強かったような?
たぶん、『アフター・アース』が選ばれたのは、ラジー賞の選考委員が(選考方法は知りませんが)監督であるM・ナイト・シャマランのことが大好きだからじゃないですかねぇ。
と思いますけれど、真相はよくわかりません。笑。
で、もう一作の『ローン・レンジャー』なんですが、こちらは最低作品どころか、個人的には2013年に観た61本の映画の中で7位という高順位でした(こちら)。
確かに盛り上がるまでにやたら時間がかかり、ジョニー・デップ扮するトントがジジィになってからのエピソードはごっそりいらないとは思いますが、クライマックスでの盛り上がりがハンパじゃない!あの列車チェイスは映画史に残る出来栄えだった、と思いますよ(まぁ完成したばかりの線路がすでに複線なのはなぜか?とか疑問はありますけど)。
そんなわけで、ラジー賞はアカデミー賞に選ばれなかった作品の中から自分が好きな賞を選ぶ賞なんじゃないかと思ったりもします、、、違うかもしれませんが。笑。
まぁともかく、ラジー賞も楽しめたら、って思っています。
と、その前にラジー賞とはなんぞや?という人のためにごく簡単に説明。
その年の最高の映画を選ぶのがアカデミー賞だとするならば、その年の最低の作品を選ぶのがゴールデン・ラズベリー賞、通称ラジー賞なのです。
世の中にはベストテンを選ぶことには積極的でも、ワーストテンを選ぶのは否定的な人もいるぐらいで、ラジー賞なんて大嫌い!という人も多いかと思いますが、自分は好きなんですよね、ラジー賞。
なぜラジー賞が好きなのか、、、まず何かを貶すことが好きなんですよね、っていうと誤解を受けそうだけど。笑。
えっとですね、誰かを褒めるのって案外簡単だと思うんですよ。
テキトーにいいところを見つけて、テキトーに褒めておけばいい。
例えテキトーであっても人間、褒められて嫌な気分はしない。お世辞だとわかってはいても、褒められるとついつい嬉しくなってしまいます。
一方、貶すのはどうかというと、テキトーに貶したって駄目なんですよね。テキトーに貶すだけではただの悪口に過ぎず、人格が疑われるだけです。
何かを貶す場合は理路整然に、きちんとどこがダメなのか、分析した上で指摘しなければならない。
貶したり、ダメ出ししたり、酷評したりするのは、ただ褒めることの100倍は難しい、そう思います。理路整然とダメ出しで切る人はよほど頭のいい人なのだと思います。
だから、柳下毅一郎氏の『皆殺し映画通信』は大好きなんですよ。
といっても、有料会員じゃないのでいつも半分ぐらいしか読めないのですが(何だ、そりゃ)。
話をラジー賞に戻すと、ラジー賞はそこまで本気になってダメ出ししている賞ではないような気がします。どちらかというと半ばジョーク、半ばお祭りの賞というか(それで選出されるのもたまらないでしょうけれど)。
なぜそう思うかというと、最低作品賞にノミネートされた作品がそこまで悪い作品だとは思わないからです。
といっても、観たのは『アフター・アース』と『ローン・レンジャー』だけなので、その二作に限っていえば、ですけどね。
まず『アフター・アース』ですが、確かにそんなに面白い作品ではないです。でも逆にそこまで酷い作品でもない。
正直採点するのであれば、同時期に観たトム・クルーズ主演の『オブリビオン』とどっこいどっこいぐらいでしたよ。むしろ『オブリビオン』の方が「何じゃ、そりゃ」感は強かったような?
たぶん、『アフター・アース』が選ばれたのは、ラジー賞の選考委員が(選考方法は知りませんが)監督であるM・ナイト・シャマランのことが大好きだからじゃないですかねぇ。
と思いますけれど、真相はよくわかりません。笑。
で、もう一作の『ローン・レンジャー』なんですが、こちらは最低作品どころか、個人的には2013年に観た61本の映画の中で7位という高順位でした(こちら)。
確かに盛り上がるまでにやたら時間がかかり、ジョニー・デップ扮するトントがジジィになってからのエピソードはごっそりいらないとは思いますが、クライマックスでの盛り上がりがハンパじゃない!あの列車チェイスは映画史に残る出来栄えだった、と思いますよ(まぁ完成したばかりの線路がすでに複線なのはなぜか?とか疑問はありますけど)。
そんなわけで、ラジー賞はアカデミー賞に選ばれなかった作品の中から自分が好きな賞を選ぶ賞なんじゃないかと思ったりもします、、、違うかもしれませんが。笑。
まぁともかく、ラジー賞も楽しめたら、って思っています。