又吉直樹著、『東京百景』読了。
人それぞれ、定義は違うと思いますが、自分にとって「傑作」とは映画でいえば再鑑賞が可能なもの、小説であれば再読可能なものを言います。
映画であれ、小説であれ、一度見れば(読めば)充分!なものはどんなに面白くても自分には傑作ではないのです。
よくネタバレを気にする人がいますよね。特に新作映画だとネタバレを気にしてその映画に関する情報をシャットアウトする人すらいます。
自分はというとネタバレは気にしません。
なぜなら究極のネタバレってその作品を自分の目を通して見ている(読んでいる)ことじゃないですか。
100%この先どうなるか知っていても、再鑑賞(再読)出来る、それが傑作だと思うのです。
傑作はネタバレを恐れない。
その意味では作者の『第2図書係補佐』は本当に傑作で、何度読み返したかわかりません。読み返すたびに何かしら発見があり、新鮮な感動があります。最初の1ページから読んでもいいし、適当に開いたページから読んでもいい、気に入ったエッセイだけ読んでもいい、どう読んだって面白いものは面白いのです。
本書は『第2図書係補佐』に比べたらわずかに劣るかな、でも充分傑作でこの先何度も読み返すことでしょう。
そして幼い頃に一度と10年ほど前にもう一度だけ行ったことのある東京にいろいろと想像を巡らせ、そしていつか自分なりの東京百一景を刻みたいな、と思います。
人それぞれ、定義は違うと思いますが、自分にとって「傑作」とは映画でいえば再鑑賞が可能なもの、小説であれば再読可能なものを言います。
映画であれ、小説であれ、一度見れば(読めば)充分!なものはどんなに面白くても自分には傑作ではないのです。
よくネタバレを気にする人がいますよね。特に新作映画だとネタバレを気にしてその映画に関する情報をシャットアウトする人すらいます。
自分はというとネタバレは気にしません。
なぜなら究極のネタバレってその作品を自分の目を通して見ている(読んでいる)ことじゃないですか。
100%この先どうなるか知っていても、再鑑賞(再読)出来る、それが傑作だと思うのです。
傑作はネタバレを恐れない。
その意味では作者の『第2図書係補佐』は本当に傑作で、何度読み返したかわかりません。読み返すたびに何かしら発見があり、新鮮な感動があります。最初の1ページから読んでもいいし、適当に開いたページから読んでもいい、気に入ったエッセイだけ読んでもいい、どう読んだって面白いものは面白いのです。
本書は『第2図書係補佐』に比べたらわずかに劣るかな、でも充分傑作でこの先何度も読み返すことでしょう。
そして幼い頃に一度と10年ほど前にもう一度だけ行ったことのある東京にいろいろと想像を巡らせ、そしていつか自分なりの東京百一景を刻みたいな、と思います。