この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

どのような思考をしたのか知りたい。

2020-03-08 22:12:34 | 折り紙・ペーパークラフト
最近は楽しみにしていたイベントが次から次に延期や中止になり、気が滅入ることが多いのですが、ごくまれに「やったネ🎵」と思えるような嬉しいこともあります。

 2月22日、23日に東京で開催された「パズる会2020」というイベントで折紙作家の前川淳さんが自分が以前考案した連鶴を応用したパズルを出題して下さったのです。
 自分が考案したパズルとは以下のようなものです。

Q.一枚の正方形の紙に切り込みを入れて連鶴を作るものとします。
 このとき条件として
 ①紙を余らせない
 ②鶴の翼の先は必ず別の鶴の翼の先に繋がるものとする
 この条件を満たす、11羽の連鶴はどのような切込みになるか答えなさい。

 この問題、めっちゃ難しいんですよ。
 まず連鶴を作ったことがある人でなければ何を言っているのかすらわからない。笑。
 この問題を「連鶴」という概念抜きで説明するとなると、

Q.一つの正方形を大小11の正方形に分割するものとする。
 このとき条件として、
 ①あまりの部分はない。
 ②分割された正方形の対角は別の分割された正方形の対角に繋がるものとする。
 この条件を満たすとき、11の正方形はどのような分割になるか答えなさい。
 
 といった感じになるかなぁ。
 よりワケがわかんないでしょ。
 でも前川さんはこの問題を気に入ってくださって、件のイベントで出題して下さったというわけです。

 さて、イベントで出題されて実際どうだったかというと、、、何と!5分で解いた人がいたというのです。
 これには驚きました。
 だってこの問題は計算で解けるような問題じゃないし、前川さん自身解くのに一時間ぐらいかかったと言ってましたからね。
 しかしその解いた方というのは世界パズル選手権優勝者だそうです。
 逆に言えば世界パズル選手権優勝者を5分考えさせたのであればそれはそれで大したものなのかもしれませんね。笑。

 それにしてもどうやって解いたんでしょうね。
 というと変に思われるかもしれませんが、自分が考案した問題ではあるのですが、正確には考案したというより見つけたと言った方が合っているので、答えは知っていても、どうやって解くのか、解法は知らないのです。
 いつかその世界パズル選手権優勝者の方にお会いすることがあったら是非教えて欲しい、切にそう思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする