この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

そこそこ怖くてそこそこ面白い、すべてがそこそこだった『スケアリーストーリーズ 怖い本』。

2020-03-04 22:57:45 | 新作映画
 アンドレ・ウーヴレダル監督、ゾーイ・マーガレット・コレッティ主演、 『スケアリーストーリーズ 怖い本』、3/1、Tジョイ久留米にて鑑賞。2020年12本目。

 ホラー映画は好きでよく見る方だと思いますが、ここが嫌い、というところもあります。
 ホラー映画の何が嫌いかというと、やたらグロテスクな描写、、、ではなく、音でビックリさせる演出、、、でもなく、陰鬱な気分になる結末、、、でもありません。
 ホラー映画で嫌いなのは、登場人物のあまりにも間抜けすぎる行動ですね。

 本作で言えば三人で行動していた主人公たちの一人がなぜかこれといった理由もなく単独行動を取ろうとするんですよ。
 そこで一人になったらモンスターに襲われるんじゃ、と思ったら案の定モンスターに襲われて必死になって逃げまわるんです。
 そのシーンを観ていると怖いというより、むしろイライラしますね。
 そういう間抜けな行動を取ることがホラー映画のお約束だったとしても、です。

 良く出来たホラー映画だと見ていてハラハラドキドキすることはあっても、イライラムカムカさせられることはないんですけどね。
 そういった意味では本作は出来が良いとは言えないのかもしれません。

 それでも本作にはいいところもあって、、、んんん?何かいいところってあったっけ?
 改めて思い返してみると、怖さも面白さもすべてがそこそこだったような気がしますね。
 そこそこ好きな方は観に行ってもいいかもしれません。

 如何にも続編がありそうな終わり方でしたが、たぶん続編は作られないと思います。。。


 お気に入り度★★★、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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