この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

阿蘇・佐伯旅行記、その8。

2021-07-29 21:13:20 | 旅行
 キャニオニング終え、再び道の駅宇目に戻りました。
 何しろ出発が9時でしたから、トイレや駐車スペースを借りるだけ借りておいて、結局ここでは何も買い物をしていなかったのです。
 さすがにそれはないよねと思ってお土産でも買うべく立ち寄ったのですが、道の駅宇目、お土産コーナーがちっちゃい!
 目ぼしいものがないな、と思いながら、ふと見つけたのがこれ。

   

 【油八珈琲煎餅】。
 賞味期限切れ間近で半額で売ってました。 
 つまりお土産として不人気なのだと思いますが、自分は充分美味しいと思いました。
 何より着色料や保存料といった添加物が一切ないのが個人的には嬉しいです。
 別府に行った際はお土産に如何でしょうか。
 まぁ売れ残る商品がいつまでも販売されているとは思えないけど…。

 道の駅宇目で買い物をした後は温泉に入りに行きました。
 本当はもっと早く温泉に入りたかったんですよね。
 キャニオニングをして体が冷え切っていたので。
 ただ、とある温泉が気になって、後回しになってしまったのです。
 その温泉とは【かぶとむしの湯】
 そんな変な名前の温泉があると知ったら、入りに行かずにはいられないですよね。
 そして実際に入浴して驚きました。
 かぶとむし感が一切感じられない、ごくフツーの温泉だったので。
 それで受付のおねーさんに訊ねたんですよ。
 どうしてかぶとむしの湯っていうんですかって。
 そしたらおねーさんは、昔町おこしでかぶとむしが担ぎ出されたことがあり、その際温泉名が「かぶとむしの湯」になったと説明してくれました。
 おねーさん曰く、昔はかぶとむしがいっぱいいたそうです(今はあまりいないとのこと)。
 正直、そんだけかーい、と思わずにはいられませんでしたが、町の入り口には巨大なかぶとむしのオブジェがありましたよ。

   

 巨大なかぶとむしに見送らて、この旅の最終目的地を目指しました。
 パラグライダーが強風のために出来なくなったことはすでに書きました。
 その浮いたお金で何をしようかと考え、そうだ、美味しいものを食べよう、と思ったんですよ。
 ずっと前から一度食べてみたいものがありました。
 それが何かというと伊勢海老です。
 でも伊勢海老って高いですよね。
 福岡のお寿司屋さんとでは一尾1万円ぐらいはフツーにしますしね。
 でも佐伯市は『東九州伊勢海老街道」なるキャンペーンをやっていて、そのサイトによると、伊勢海老のコースを6500円で提供するお店もあるのです。
 それでパラグライダーが出来ないことが分かった次の日、つまり旅行初日のトロッコ列車の出発を待つ間にお店に電話してみたところ、6500円のコースはお二人様からの提供とのことでした。
 やっぱりダメか、と思ったのですが、続けて、お一人だと伊勢海老御膳になります、といわれました。
 恐る恐る値段を尋ねたところ、4400円とのこと、それなら予算内だったので早速予約を入れました。
 長くなりましたが、これが【御料理民宿 三休】の伊勢海老御膳です。

   

 もうね、めちゃめちゃ美味しかったです。
 ここ何年かで食べた魚介類の中で一番の美味しさでした。
 伊勢海老の刺身はプリプリとしていて絶品でしたが、それ以外の刺身も本当に美味しかったですね。
 もし阿蘇でパラグライダーをしていたら、この伊勢海老は食べていなかったわけで、まさに災い転じて福となすって奴だな、と思いました。
 正直、同じ佐伯市でもお店がある蒲江は宮崎寄りでめちゃくちゃ遠かったのですが、また食べに来たい、と思いました。

 これで阿蘇・佐伯旅行記は終わりです。
 何もかも予定通りというわけではなかったですが、充実した旅になりました。
コメント (3)
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