この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

美術は非常によかった『ミューン 月の守護者の伝説』。

2022-08-06 21:37:57 | 新作映画
 アレクサンドル・エボヤン&ブノワ・フィリポン、『ミューン 月の守護者の伝説』、8/6、日田シネマテーク・リベルテにて鑑賞(スタンダード会員での鑑賞料金1500円)。2022年29本目。

 自分はこう見えて(どう見えて?)新作映画のチェックはかなりまめにする方です。
 イオンシネマやユナイテッド・シネマといったよく利用するシネコンはもちろん、KBCシネマやキノシネマといった単館系のものまで、新作情報は週に一度ぐらいの頻度でチェックしてますからね。
 それでもすべての新作映画の情報を知っているわけではなく、公開直前になってその映画のことを知る、ということもままあります。
 
 『ミューン 月の守護者の伝説』のことは日田リベルテからの月イチレターでその存在を知りました。
 へぇ、こんなアニメ映画があったんだな、と思いましたね。
 この映画を観に行くことにしたのは、作品そのものに惹かれるものがあったから、というのももちろんありますが、スタンダード会員になったので一年以内に日田リベルテでもう一本映画を観なければいけなかったという事情もあります。
 一年以内といっても1/30からの一年なのでまだまだ余裕はあったのですが、余裕をぶっこいていると結局観損ねてしまうということになると思ったので、なるべく早く観に行きたかったのです。
 にもかかわらず映画館に行くのに会員証を忘れる自分。
 めっちゃ焦りました。
 そんな自分を気遣って、名簿の中から自分の名前を見つけて下さったスタッフさん。
 ますます日田リベルテのことが好きになりました。
 これからも利用させてもらいますね、家から車で二時間弱かかるけど!

 さて肝心の感想ですが、美術は非常によかったです。
 さすが芸術大国フランス発のアニメ映画だなと思いました。
 ただ、ストーリーはフツー、かな。
 例えば『トイストーリー』や『モンスターズ・インク』といった出来の良いピクサー映画に比べたらまだまだといったところ(ピクサー映画でも不出来なものはあるけどね)。
 小さな子だったら観て充分ハラハラドキドキするんじゃないかと思います。
 夏休みにお子さんと何か映画を観に行こうと思っている親御さんがいたらお薦めします。
 上映館が尋常じゃなく少ないですが(九州では日田リベルテのみ)。

 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
コメント
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