この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

少しばかり忙しかった土曜日。

2015-06-20 23:57:44 | 日常
 6/20の土曜日は少しばかり忙しかったです。
 ただ、予想していたほどではありませんでした。

 11:00すぎ、冷泉荘に到着。


   

 《あおぞら市》と称して、アパートのあちこちにクリエイターさんや作家さんがお店を出していました。
 一応すべてのお店を見て回ったつもりですが、期待していたほどではなかったかな。
 いや、別にレベルが低かったと言ってるわけではないのです。
 ただ、冷泉荘という奇天烈な建物の中で行われるマーケットイベントなので、「何じゃ、こりゃぁ!!」と松田優作ばりに叫びたくなるような奇天烈な出店者を期待していたのですが、基本カワイイ系でまとめられるような作家さんばかりでした。だからそういうのが好きな人はとても満足出来るイベントだったんじゃないでしょうか。
 ワークショップがほとんどなかったことも不満でした。面白い体験が出来ることもマーケットイベントの魅力の一つと考えているんですよね。


   

 唯一出来たのが「バスボム(入浴剤)」のワークショップ。
 「丸以外にも形は出来るのですか?」、「口に入れても害はないのですか?」などと根掘り葉掘り聞いていたら、「同業者になろうと思ってません?」と言われました。いや、そんなつもりは毛頭ほどないですよ。単なる好奇心です。笑。
 出来たのがこれ。


   

 カラフルなお団子といったところ。えらく甘い香りがするけど、虫とかは寄ってこないのかな…。それは聞き忘れました。


 思ったより早く見終わったので、イムズの三菱地所アルティアムで行われている【東欧アニメーションの世界ーポーランド・チェコ・クロアチアー】へ。
 が、思った以上に鑑賞するのが時間がかかるイベントだったみたいで、諦めました(2、30分で済むかと思っていたけど、もっとかかるっぽい)。

 続いてアンスティチュ・フランセ九州で行われている【アントニオ・ガグリアルディ展】へ。
 正直、これが一番つまらなかったです。作品数が少なすぎ。写真以外はほぼ一作しかないんだもんな…。
 でも同じビルにあったカフェは美味しそうだったので今度行ってみよう。カステラ屋直営のカフェって気になるよねぇ。


 さて、いよいよメインイベントの【くうきプロジェクト】の折り紙ワークショップですよ。
 が、14:00前からスタンバイしてたんですけど、一向にお客さんが来る気配がない…。自分のワークショップだけに来ないなら焦るところですが、向かいのディジュリドゥのワークショップにもお客さんは来てない様子だったので、そういう月もあるってことなのでしょう。
 18:00までの予定で、結局それまでにお客さんは来なかったんですけど(途中抜け出したりはした)、18:00過ぎに三組のお客さんの相手をしました。よかった!
 改めて実感したのは、教えることの難しさ。丁寧に折ってくださいといっても、こちらの求めるレベルと実際相手の出来るレベルに差があるわけで…。でも相手も精一杯やっている以上はダメ出しをすることも出来ないので、出来る限りのフォローはしました。
 本当はお客さんの作った作品の写真も撮りたかったのだけど、続けてきたこともあって、そんな余裕はなかったです。
 とりあえず、駐車場代分は稼げたので、初めてならそんなものでしょう。

 19:00になり、不思議博物館分室サナトリウムに行きました。
 先日行った際はあまりにお客さんが少なくて、ここ、やっていけるんかなぁと心配したのですが、この日は入れ代わり立ち代わりお客さんが来てました。よかった。
 代わりに不思議子ちゃんのまきさんがお客さんに出したカクテルの試し飲みをしていて心配になりました。それはもう試し飲みの量を越えてるよ…。

 21:00、再び青年センターに戻り、【くうきプロジェクト】の打ち上げに参加しました。学祭の打ち上げっぽい雰囲気で楽しかったです。

 思ったようにはなかなか行きませんでしたが、それなりに充実した一日を過ごせました。
 来月のワークショップでは駐車場代だけでなく、昼食代ぐらい稼げたらいいなぁ。
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土曜日は本当に忙しいっぽいです。

2015-06-19 21:47:49 | 日常
 土曜日は本当に忙しいっぽいです。
 14:00から18:00まで福岡市立青年センターで行われている【くうきプロジェクト】で折り紙のワークショップをする予定なのですが、どうなることやら?一人でも参加者がいてくれればいいんですけどね。
 まぁワークショップに関してはやることはやったので後はなるようにしかならないかな、といった感じです。

 問題は14:00まで何をするか、ですよ。
 最初はこの日から公開される『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観るつもりでした。すでに試写会で鑑賞済みの作品ですが、前売り券も購入していたので、もう一度観ようかと思ったのです。TOHO天神での上映開始時間も3D・日本語吹替版が9:50からでスケジュール的にもちょうどいい具合です。
 本来であれば試写会が3D・日本語吹替版だったので、二回目の鑑賞は字幕版がよかったのですが、それはまぁ仕方ない。

 が、映画を観るのは止めることにしました。
 なぜかというと別の面白そうなイベントを見つけたからです。
 そのイベントとは【第18回 あおぞら市 @冷泉荘 [れいぜん荘ピクニックと同時開催]】
 よくはわかんないんですけど、面白そうなイベントではないですか?
 同じ映画の二回目の鑑賞より参加したことのないイベントの方を優先すべきだろうと思ったのです。

 アンスティチュ・フランセ九州で行われる【アントニオ・ガグリアルディ展】にも行ってみるつもりです。
 全然知らない作家さんなんですが、福岡市立青年センターのすぐそばみたいなんですよね。
 これも何かの縁だし、【くうきプロジェクト】の始まる前に覗いて来ようと思っています。

 さらに時間があれば、三菱地所アルティアムで行われている【東欧アニメーションの世界ーポーランド・チェコ・クロアチアー】にも行ってみたい、、、まぁこれはさすがに無理だろうと思っていますけど。詰め込みすぎ。笑。

 そんなわけで明日の土曜日は超忙しいっぽいです。
 体力が持つのかな。。。


ps.『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前売り券が欲しいよ~という方は声を掛けてください。
 ただで差し上げるほど気前は良くないので、何かと物々交換をしましょう。
 よろしくお願いします。
  
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果たしてこれは何を表現しているのでしょうか?

2015-06-18 21:20:13 | 折り紙・ペーパークラフト
 折り紙は、例えばカメやゾウなど、一見して何なのかがわかる作品が多数を占めています。


   

 どちらがカメでどちらがゾウかわかりますよね?わからないとか言っちゃイ・ヤ♪

 一方で果たしてこれは何を表現しているのだろうかと首をひねりたくなる作品も多々あります。
 これは例えば自分が先日発表した《ベクトル・テトラ》などがそうですね。


   

 これは何?と聞かれてもわかるはずがないのです。なぜかというと、こういうふうに折り進めてったらどんな形になるかな?と思って折っていっただけであって、特に何かをイメージして折ったわけではないですから。
 今日はそんな抽象的な折り紙作品を紹介しますね。

 まずは折り紙のブロック。


   

 緑の方は正八面体になっています。紫の方は十面体です。あ、言い忘れてましたが、今日紹介する作品はすべて一枚折りです。


   

 まぁお星さまでしょうね。これはオリジナル作品ではありません。


 白い塔、、、のようなもの。《ベクトル・テトラ》をアレンジしたら出来ました。


   


 こうなるともう何がなんだかさっぱりわからない、宇宙要塞っぽい作品。これもテキトーに折ったら出来ました。

 

 何が何だかわからない作品はやっぱり紹介しにくいですね。笑。
 でも新しい作品の半分ぐらいはそんな感じです。
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B級映画を何本か見ました。

2015-06-17 21:48:36 | 旧作映画
 先週の金曜日、レイトショーで『予告犯』を見た帰り、ツタヤによってB級映画のDVDを何枚か借りました(メインの目的は『マッドマックス2』でしたが)。
 簡単に感想を書きますね。


 まずは『ジェサベル』
 ジャケットの写真がハンパなく怖いですが、そーゆーシーンは本編には一切なし♪潔いぐらいのジャケット詐欺ですね。
 交通事故に合い、車椅子での生活を余儀なくされ、生まれ故郷に戻ったジェサベルを襲う恐怖とは…?
 というお話なのですが、高校まで暮らしていた家でなぜ今ごろになって亡くなった母親が残したテープを見つけるのか、不自然といえば不自然。高校生の頃は気づかなかったんかい…。
 それはまぁ置いておくとしても、基本的なアイディアが『スケルトン・キー』とまったく同じというのは感心しませんでした。あっちの方がはるかに出来がいいしね。
 劇場公開時、観に行こうかどうか迷ったのですが、観に行かなくて正解でした。


 お次は『キッズ・リベンジ』
 金を回収しようとするマフィアの手下たちのやり方がいくらなんでも雑すぎ。
 いきなり殺したりしたら回収できるものも回収できないだろ…。
 でもそこさえ目を瞑ればかなり楽しめます。
 他人とまともにコミュニケーションを取れない少年が実は最強の戦闘力を持つという設定は美味しすぎる。拙作『空のない街』を思い出しました。
 今回借りた中ではこれが一番楽しめました。


 もう一つ『復讐少女』
 自分はそれなりにホラー映画に大して耐性がある方だと自負しているのですが、そんな自分でもこの作品のスプラッター描写はかなりきつかったです。
 スプラッター描写がきついというのは言い換えればスプラッター描写の出来が良いということでもあるのですが。
 いろいろ問題がある作品なのですが、個人的に疑問だったのはなぜ売春宿の主人が主人公の少女だけを特別扱いしたのかがよくわからないという点でしょうか。他の少女はそれこそ虫けら同然に扱っているのに…。
 悪趣味だ、の一言で切り捨ててもいい作品なんだけど、現実の世界でも似たようなことは起こってるんだよね。困ったもんだ。


 あと『ディスコード・ジ・アフター』というホラー映画のDVDも借りたんだけど、新作DVDにもかかわらず、再生不良でした…。なんでやねん。


 あ、そうそう『マッドマックス2』はぶっちゃけそこまで面白くはなかったです。
 というか『マッドマックス 怒りのデス・ロード」が面白すぎたというべきかもしれません。


 以上です。
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ペーパーが届きました!!

2015-06-16 21:13:04 | 漫画・アニメ
 待ちに待った若木民喜の直筆サイン&イラスト入りのペーパーが届きました!!


   


 応募してほぼ一年経つので(!)、何かしら不備があって届かないのでは?なんて疑ったりもしたのですが、無事届いてよかったです。

 若木民喜といえばアニメ化もされた『神のみぞ知るセカイ』で名が知れるようになったと思いますが、自分は前作の『聖結晶アルバトロス』のころから好きでした。
 『聖結晶アルバトロス』には自分が少年漫画に求めるものはすべて存在したので、これが打ち切られたときには「ズガーン!」となりましたよ。

 自分はこの人の漫画も好きなんですが、創作姿勢も好きなんですよねぇ、、、この人ぐらい読者のことを考えている漫画家っていないと思います。
 例えば今回のキャンペーンにしても応募者全員(!)に直筆サイン&イラスト入りのペーパーがプレゼントされるわけなんですよ。
 そんなキャンペーン、聞いたことないです。そりゃ発送にまる一年かかるわけですよ。
 果たして何人の応募者がいたのやら?

 これからも若木民喜を応援していこうと思います。
 今年の4月から週刊少年サンデーに連載が始まった『なのは洋菓子店のいい仕事』ももちろん好きです。
 ただ、web漫画の『ねじの人々』のヒロインの名前が「万子」だったときはさすがに「え?」と思いましたけどね。笑。


   
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佐賀の日本一SAGA。

2015-06-15 21:59:57 | 戯言
 今日は佐賀県の日本一について勉強してみましょう。

 佐賀県の日本一のものって何があるかわかりますか?
 有明海に面しているのだから、その関係の日本一があるのでは?
 正解です。のり類養殖生産額、のり支出額ともに全国1位です。
 有田や伊万里といった陶器で有名な町があるから、陶器関係は1位なのでは?と思う人がいるかもしれませんが、陶磁器製和食器出荷額は全国2位だそうです。残念。
 珍しいところでは羊羹の消費量が日本一らしいです。
 鳥栖に住んでいてもあまり実感はないですが、佐賀でも特に羊羹で有名な小城に行くとわかります。小城のメインストリート、羊羹屋の隣りが羊羹屋で、さらにその隣りが羊羹屋ですから。羊羹屋ばかりで気が狂いそうになります。
 ここから先はマニアックになりますが、佐賀は日本で一番地震が少ない県です(こちら)。
 気象庁がデータを残している92年間の間で震度4以上の地震が起きたのがわずか7回だそうです。よくわかりませんが、地震がよく起きると言われる東京だと1年でそれぐらい起きそうですけどね。
 地震が苦手という方は佐賀に移住されては如何でしょうか。

 さて、ここまではプラス面の日本一でしたが、マイナス面も当然あります。
 それは何かというと、交通事故(人身事故)の10万人当たりの件数が佐賀は日本一なのだそうです(こちら)。それも現在3年連続ワースト1で、今年もほぼ日本一になるのは間違いないとのこと。
 う~~~む、おそろしや。交通事故でえらい目に合ったことがあるという方は決して佐賀に引っ越してきてはいけません。

 正直そのことにあまり実感はないですね。
 自分は鳥栖に住んでいますが、会社は久留米にあるので平日は毎日久留米まで車で通勤しています。また週末はちょくちょく天神まで車で遊びに行っています。
 でも久留米や天神の方が交通マナーがいいと感じたことはありません。
 なので佐賀の方が福岡よりも交通事故が起こりやすいのだと言われても「?」としか思わないです。
 まぁでもデータ上は日本で一番地震が少なく、日本で一番交通事故が起こりやすい、それが佐賀県なのです。
 地震と交通事故、あなたが苦手なのはどちらですか?
コメント (11)
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折り紙ワークショップの準備(ほぼ)完了。

2015-06-14 23:50:56 | 折り紙・ペーパークラフト
 来週の土曜日、6/20に行われる【くうきプロジェクト】の折り紙ワークショップのための準備がほぼ終わりました。
 こんなものを作る予定です。


   

 簡単な作品なんだけど、雑に作ると出来上がらないという、、、さて、どれぐらいの人が作れるのかなぁ。

 あとこんな案内板も作りました。


   

 とりあえずワークショップの概要と「ただ今お花を摘みに出かけています」という文言の二枚を用意しました。
 他にも何か用意した方がいいですかね?
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改めて原作の良さを再確認した映画『予告犯』。

2015-06-13 23:29:36 | 新作映画
 中村義洋監督、生田斗真主演、『予告犯』、Tジョイ久留米にて6/12鑑賞。2015年23本目。


 映画『予告犯』を昨夜レイトショーで観てきました。
 原作は好きでしたから、本当は前売り券を購入して公開初日にでも観たかったのですが、『予告犯』の前売り券はなぜか劇場指定のタイプでした。どこの映画館で観るのか、決めきらなかった自分は購入を断念、レイトショーで観ることにしました。
 些か感慨深いものがありましたよ。
 原作の1巻を手に入れるのは結構大変でしたからね。
 旅先で手に入れようとしたので、本屋を三軒ぐらい回りました。
 何しろ連載がジャンプ改という現在では廃刊した、当時でも集英社刊としてはマイナーな雑誌でしたし、作者も決して知名度は高くないので、入荷冊数が少なかったのだと思います。
 手に入れたときは「やった!」と内心小躍りをしたものです。

 原作の『予告犯』はなぜ彼らは劇場型インターネット犯罪に手を染めたのか、という動機を巡るミステリーを縦軸に、様々な時事ネタを絡めた、非常によく出来た犯罪ドラマです。
 まるで精緻なパズルの如く、無駄なピースもなく、また余計なピースも必要としない、完成度の高いシナリオでした。

 なので、原作をそのまま映像化すれば優れた社会派ミステリー映画が出来たはずなのですが、映画は様々な事情により改変され、残念ながら原作ほどの完成度というわけはいきませんでした。

 原作では主人公の奥田と女刑事である吉野は最後まで直接対峙することはありません。
 だからこそラストではカタルシスを得ると言ってもよいのですが、映画では二人を同じ画で捉えたかったのでしょう、中盤で唐突に二人の追いかけっこが始まります。
 刑事である吉野が応援も呼ばずに一人で奥田を追うというのも変ですが、(運動が苦手そうな戸田恵梨香扮する)吉野が(運動が得意そうな生田斗真演じる)奥田を走りで追い詰めるというのはちょっとありえないよな、と思ってしまいました。普通に奥田がぶっちぎってしまいそうなものですけどね。
 
 原作ではシーシェパードをモデルにした反捕鯨団体が登場するのですが、映画では政治的、資金的な理由でそのエピソードもすべてカットされています。そのため主人公の身代わりになるネットカフェ店員の動機がかなり希薄になっています。原作を未読で映画を観に行った人は共感出来なかったのではないでしょうか。

 ラスト、主人公たちが海岸で最後の宴を催すのですが、奥田は、仲間の一人の「回転していない寿司を食べたい」という願いを聞いて、スーパーのパック寿司を買ってくるんですよね。そんな勘違いをする奴はまずいないでしょう。
 ここは単純に「高級寿司は無理だけど、代わりにパック寿司を買ってきた」みたいな台詞に変えれば済むことだとは思いますが、一事が万事こんな具合で、なぜ改変したのか、おおよその事情はわかるけれど、改変した個所が微妙にズレている感じなんですよね。
 同じ中村義洋作品であれば、『アヒルと鴨のコインロッカー』が原作からの改変点がすべて腑に落ちるものばかりだったのに比べると雲泥の差ですね。

 まぁそんな感じで映画を観て原作の良さを再確認したのですが、原作と完全に切り離してみれば映画もさほど悪い出来ではないのかもしれません。
 自分にはそれは難しいですが。


 お気に入り度は★★★、お薦め度は★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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思いっ切り最高だった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。

2015-06-12 23:06:40 | 新作映画
 ジョージ・ミラー監督、トム・ハーディ主演、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、6/11、イオンシネマ筑紫野の試写会にて鑑賞。2015年22本目。


 『マッドマックス』の第一作目についての記事を書いた翌日、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の試写会に行きました。
 なぜ記事ではそのことが触れられていないかというと、記事を書いた時点では試写会に行けないだろうなぁと思っていたからです。
 試写会に行くためには普段より早く会社を切り上げなければならず、近頃はいろいろあって、それが出来そうになかったのです。
 が、試写会当日、何とか早めに抜け出すことに成功、無事試写会に行くことが出来ました。
 
 記事にも書きましたが、第一作目はぶっちゃけどこが面白いのかよくわかりませんでした。
 なので最新作である『マッドマックス 怒りのデス・ロード」も面白くないのではないかと若干心配だったのですが、幸いそれは杞憂でした。最高に面白かったです。

 この『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はジャンルでいえばアクション映画なので、ストーリーはごくシンプルと言ってよいのですが、感心したのは人間ドラマとして非常によく出来ている点です。
 マックスが逃亡を手助けする、イモータン・ジョーの5人の妾たち、彼女たちにもきちんと一人一人性格付けがされているんですよね。ジョーの元から逃げたことを後悔するもの、積極的に戦いに参加するもの、自らの態度を決めきれぬもの、などなど。
 最初彼女たちが登場した時は単に映画に華を飾るだけの存在にすぎないのだろうと思っていたのですが、それは大きな間違いでした。
 登場時の印象と大きく異なる活躍を見せたのは女たちだけでなく、ジョーの配下だったニュークスという男は最初はただの雑魚キャラなのかと思っていたのですが、中盤以降マックスたちの仲間となります。彼にもちゃんと見せ場が用意されていて、泣けました。

 登場人物の早くにまで見せ場が用意されているので、その割を食い、主人公のマックスが若干影が薄いのですが、最後の最後に見せてくれるんですよ。
 彼の選択はあまりにもカッコよくて、さすがは主人公だと思いましたね。

 アクション映画なのに人間ドラマもよく書けていて、本当に言うことはありません。
 試写会に行く前は試写会で観たならもう前売り券は誰か人にあげてもいいかなと思っていたのですが、一般公開されたらもう一回観に行こうと思っています。


 お気に入り度は★★★★☆、お薦め度は★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)。
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『ブラックジャック』を探せ!

2015-06-11 22:05:13 | 日常
 先日不思議博物館分室サナトリウムに行った際、開店祝いを何も贈らなくて気恥ずかしい思いをした、ということは既に書きました(こちら)。
 で、あらためて何か贈ろうかなとも思ったんですが、何を贈ればいいのかパッとは思いつきませんでした。
 開店して一週間経つのに今さら花を贈るのもどうかと思うし(6/12にグランドオープンするらしいですけどね。永遠にプレオープンなのかと思ってました。笑。)、花を贈るにしても見栄えの良い花を贈ろうと思ったら軽く一万円はするだろうし、とてもそんなには出せません。
 花じゃなくても何か気の利いたものを贈れたらいいんだけど、そういうセンスは自慢じゃないけどまったくないです。特にあのサナトリウムに合うものとなるとねぇ。
 あんまりお金はかからなくて、でも贈ったら確実に喜ばれる贈り物って何があるだろう?
 って考えたんですけど、そんな都合のいいものはないかと諦めかけて、ふと思いつきました。
 『ブラックジャック』を贈ればいいのでは?
 サナトリウムに滞在中、不思議子ちゃんのまきさんが「『ブラックジャック』を読みたい」みたいなことを言っていて、館長も前向きな返事をしていました。

 家に帰って『ブラックジャック』がいくらぐらいするか、調べてみたんですよ。
 アマゾンで新品を買おうと思ったら、そこそこいい値段がするのですが、ヤフオクで買えばかなり安く買えそうです。
 久しぶりにヤフオクに手を出してみるか、と思ったときにあることを思いだしました。
 『ブラックジャック』、ヤフオクで手に入れなくてもうちにあるじゃん…。
 そう、ほとんど忘れかけていたのですが、『ブラックジャック』の豪華版がうちにあるのです。
 ただし、自分のじゃなくて兄貴のですけどね。笑。
 うちの兄貴、基本的に漫画はあまり読まない人なのですが、漫画はくだらないけど手塚治虫の『ブラックジャック』だけは別!みたいな偏見めいた考えを持っていて、そのため『ブラックジャック』の豪華版を買い揃えていたのです。
 でも、結局新居に持っていくわけでなく、うちに置きっぱなしで、豪華版なもので場所を取り、邪魔になって仕方がないので自分がどこかに片づけてしまったのです。
 それが10年ぐらい前のことでしょうか。
 たぶん忘れていると思います。
 万が一覚えていたとしても、どこかに紛失してしまったとしらばっくれればいい(←悪っ)。
 しかし、問題は自分がどこに片づけたのかがわからないってことです。

 昨日、『ブラックジャック』がありそうなところをちょっと探してみました。
 豪華版が10巻以上あるのだから、それなりに大きな箱に入っているはずなのですが、なかなか見つからず、、、でもよーやく見つけましたよ、14巻だけ。
 ・・・・・。
 14巻、だけ?
 残る1巻から13巻もどこかにはあるはずなのです。
 土曜日にあらためて家探ししてみようと思います。。。


ps.実際寄贈することになったら一言兄貴に断わりを入れるとは思います。
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