最近購入した漫画について。
『有害都市㊤』(筒井哲也著)
このたび『予告犯』が映画化された筒井哲也の最新作。
元々作者は寡作と言ってよく、前作『マンホール』から『予告犯』までは実に5年のインターバルがある。
なので『予告犯』終了直後に新連載が始まるなど夢にも思わなかったのだけれど、これは『マンホール』が長崎県の有害図書類に指定されたことと当然無関係ではない。
作者として相当腹に据えかねたのだろうし、また表現者として危機感を覚えたのだろう。
お話として面白いかどうかは個人の嗜好に寄るだろうが、漫画好きであれば、漫画という表現媒体が置かれている危機的状況が非常にわかりやすく描かれていて必読と言ってよいと思う。
『BIRDMEN 05』(田辺イエロウ著)
「バードマン」と聞くとアカデミー作品賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作を思い出す方もいるかもしれないが、あの作品とはま~ったく関係ない。笑。
ヴィジュアル的には似たところもあるけどね。
現在週刊誌に連載されている作品の中では、1、2を争うぐらい好きな作品。万人に自信を持ってお奨めできる、上質のジュヴナイル・ファンタジーです。
『とめはね!鈴里高校書道部』14巻(河合克敏著)
8年続いた本作もこの14巻にて有終の美を飾りました。
作者は前作『モンキー・ターン』が終盤かなりブレていたので、本作のまったくブレのない、作中結希が書いた一本の線のような美しい幕の引き方には非常に満足しました。
オマケ漫画も嬉しい限りです。
それにしてもアマゾンのレビュー、kindle版がないから★一つとか厳し過ぎないか…。
『喧嘩稼業』4巻(木多康昭著)
『BIRDMEN』と同じぐらい楽しみにしている漫画です。でもこちらは到底万人にはお薦め出来ません。描写がエグいからね。笑。
ジャンル的には格闘漫画なのだけれど、本巻で格闘シーンはほぼナッシング。ひたすら水面下での攻防が繰り広げられます。でもそれが最高に面白いんだよ!!
以上です。
『有害都市㊤』(筒井哲也著)
このたび『予告犯』が映画化された筒井哲也の最新作。
元々作者は寡作と言ってよく、前作『マンホール』から『予告犯』までは実に5年のインターバルがある。
なので『予告犯』終了直後に新連載が始まるなど夢にも思わなかったのだけれど、これは『マンホール』が長崎県の有害図書類に指定されたことと当然無関係ではない。
作者として相当腹に据えかねたのだろうし、また表現者として危機感を覚えたのだろう。
お話として面白いかどうかは個人の嗜好に寄るだろうが、漫画好きであれば、漫画という表現媒体が置かれている危機的状況が非常にわかりやすく描かれていて必読と言ってよいと思う。
『BIRDMEN 05』(田辺イエロウ著)
「バードマン」と聞くとアカデミー作品賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作を思い出す方もいるかもしれないが、あの作品とはま~ったく関係ない。笑。
ヴィジュアル的には似たところもあるけどね。
現在週刊誌に連載されている作品の中では、1、2を争うぐらい好きな作品。万人に自信を持ってお奨めできる、上質のジュヴナイル・ファンタジーです。
『とめはね!鈴里高校書道部』14巻(河合克敏著)
8年続いた本作もこの14巻にて有終の美を飾りました。
作者は前作『モンキー・ターン』が終盤かなりブレていたので、本作のまったくブレのない、作中結希が書いた一本の線のような美しい幕の引き方には非常に満足しました。
オマケ漫画も嬉しい限りです。
それにしてもアマゾンのレビュー、kindle版がないから★一つとか厳し過ぎないか…。
『喧嘩稼業』4巻(木多康昭著)
『BIRDMEN』と同じぐらい楽しみにしている漫画です。でもこちらは到底万人にはお薦め出来ません。描写がエグいからね。笑。
ジャンル的には格闘漫画なのだけれど、本巻で格闘シーンはほぼナッシング。ひたすら水面下での攻防が繰り広げられます。でもそれが最高に面白いんだよ!!
以上です。