この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

献血に行ってきました。

2015-06-22 22:11:34 | 日常
 今日は会社の近くのコミュニティセンターに献血バスが来ていたので、午前中仕事を抜け出して献血に行ってきました。
 あんまり待たなければいけないようならば午後から出直そうと思ったのですが、そんなことは全然なくて、スムーズに献血することが出来ました。
 帰り際、受け付けの方から、(あまりの献血希望者の少なさに)「よかったら会社の他の方にも声を掛けてください」と言われました。
 そうは言われてもねぇ。
 基本的に自分は機会があれば出来る限り献血をするようにしていますが、他人にそれを薦めるつもりは毛頭ありません。
 やっぱり献血ってデメリットの方が多すぎますもんね。
 一応献血のメリットとしては無料で血液検査が出来ること、あとは歯磨きセットなどの生活用品がもらえることなどがありますが、正直それだけかよ!と思わずにはいられません。
 世代が違うので確かなことはわかりかねますが、以前は献血をしたら図書券をもらえたそうです。さらに戦後の時代は現金そのものがもらえたと聞きます(いわゆる「売血」ですね)。
 別にそういった金目のものをくれ、と言ってるわけではないのです。
 でも毎回毎回歯磨きセットでは積極的に献血に行こうという気にはなれません。

 実は今回で記念すべき20回目の献血だったんですよ(実際にはもっと多い。以前は記録が適当だったから。)。
 それで「おめでとうございます、今回で20回目ですよ」と係りの人に言われて、自分は「何かもらえるんですか?」と馬鹿正直に聞きました。
 するとその人は申し訳なさそうに「20回目では記念品はありません」と答えました。
 そう、20回目にはないのです。
 でも10回目と30回目には記念品があるのです。
 献血の10回目と30回目にもらえる記念品って何かご存知ですか?
 実際もらった人以外は知らない人が多いと思いますが、その記念品とは「お猪口」なのです。
 お猪口っていうのはあれですよ、主に日本酒を飲む時に用いる小さめの器のことです。
 何ゆえ、お猪口?って思わずにはいられません。
 っていうか、記念品にお猪口をもらって嬉しかったって人、いるの?
 献血をしてもらえる粗品が歯磨きセットというのはまだしもわからないではありません。生活用品だし、何だかんだ言って使うときは来ると思います。
 でも献血してもらえる記念品がお猪口っていうのはまったく意味がわかりません。
 どういう経緯があって記念品がお猪口に決まったのか?そして今もお猪口のままなのか?
 そんなに献血する人は日本酒好きだと思ってるんでしょうかねぇ。

 献血希望者の少なさに係りの人は嘆いてましたけど、希望者を増やすのってそんな難しいことじゃないと思います。
 ぶっちゃけもらえる粗品をもっと魅力的なものにすればいい。
 例えば5回献血したら非売品のアイドルポスターをもらえるようにするとか。そしたらアイドルオタクは定期的に献血に行くようになるでしょうよ。
 今のはわかりやすい(かどうかわからない)例ですけど、ともかく、歯磨きセットやお猪口で献血希望者を募ったって参じる者はいないですよ。

 なぜ献血をするのか、自分はというと、深い理由はないのです。強いて言えば仕事を少しでもサボりたいから、ですかねぇ。
 などと言いつつ、献血を終えて会社に戻ったらいきなり力仕事を任されてフラフラになりましたけどね。笑。
コメント (4)
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