この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

全体的に雑な作りだった『ターミネーター:ニュー・フェイト』。

2019-11-10 18:09:40 | 新作映画
 マッケンジー・デイヴィス主演、ティム・ミラー監督、『ターミネーター:ニュー・フェイト』、11/10、Tジョイ久留米にて鑑賞。2019年50本目。

 
 これまで見た中で一番面白いと思った映画は何か?と聞かれたら、(日によって『ショーシャンクの空に』であることもありますが)『ターミネーター2』と答えます。
 公開から30年近く経とうというのに、これより面白いアクション映画は未だ見たことがありません。
 
 ではこれまで見た中で一番つまらないと思った映画は何か?と聞かれたらどう答えるか?
 これは答えようがないですね。
 これまで見た中で一番つまらないと思った映画は、たぶん、地上波で放送され、途中で見るのを止めた作品のいずれかです。
 途中で見るのを止めた作品のことは幸いにして記憶に残っていません(まぁ今年に限定すると『イソップの思うツボ』ですが)。

 ただし、これまで見た中で一番許しがたい映画は何か?という質問には明確に答えられます。
 それは『ターミネーター3』です。
 ぶっちゃけ『ターミネーター3』よりつまらない作品はいくらでもありますよ。
 ただ、『ターミネーター3』が許しがたいのは、前作である『ターミネーター2』に対して、まったくリスペクトがないことですね。
 前作が傑作だったからこそ作られた続編であるのに、前作に対してリスペクトがないのはどーゆーこと?って思いますね。
 単につまらないというだけであれば、『ターミネーター3』とさほど変わらないと思いますが、『ターミネーター4』も『ターミネーター:新起動/ジェニシス』も多少なりとも『ターミネーター2』へのリスペクトが感じられるので許せるのです。

 さて、最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』がどうだったかというと、『ターミネーター2』へのリスペクトは充分感じられるので、許せます(まぁリスペクトというか、ストーリー的にはそのまんまですけどね)。
 アクションのレベルも非常に高いと思いました。
 アクションに関して言えばこれ以上のものを望むというのは酷でしょう。

 では面白かったのかというとこれが微妙でしたね。
 なぜかというと、ストーリーがアクションとアクションを繋ぐためだけに展開する、そんな感じなのです。
 『ターミネーター2』はアクションのレベルも高かったですが、それ以上にストーリーが秀逸で、不自然なストーリー展開はありません。
 一方『ターミネーター:ニュー・フェイト』はというと、設定は無理やりなことこの上なく、ストーリー展開は極めて不自然です。
 例えば本作にはジョン・コナーが登場しないのですが、彼はスカイネットが送り込んだターミネーターによって抹殺されたという設定です。
 え?サラヤジョンの活躍によって審判の日は回避され、スカイネットは滅ぼされたというのに、その滅ぼされたスカイネットが送り込んだターミネーターによってジョンは殺されたの?
 わけがわからんのやけど。

 まぁ確かにシリーズをリブートしようと思ったら、そうするしかないというのはわかりますが、逆にそうすることでしかリブートできないというのであれば、やはりリブートはするべきじゃなかったんじゃないの?って思いますよね。
 ワケがわからんのはそこだけじゃくて、え?どーゆーこと?と思ったのは一度や二度ではなかったです。
 全体的に作品の作りが雑だったってことですね。

 ただ前述の通りアクションのレベルは非常に高く、前作へのリスペクトは充分感じられるので、観に行きたいという人は観に行っても構わないと思います。

 
 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★☆(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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第40回日田天領まつりに行ってきました。

2019-11-09 21:07:01 | 旅行
 今日は先日の高千穂旅行に続いて、お袋を連れて第40回日田天領まつりに行ってきました。
 何だか毎週お袋を連れてどこかに行っているようですが、もちろんそんなことはなく、お袋を連れての小旅行も今年はこれで最後だと思います。たぶん。

 「日田」天領まつりとありますが、実際祭りが行われるのは日田市の中でも「豆田地区」というごく狭い地域です。
 ちなみに豆田地区は「大分の小京都」と呼ばれていて、かつて城下町だったころの江戸時代の風情が街のあちこちで感じ取れ、祭りの日ではなくても街歩きが楽しい場所ですよ。


   

 普段から城下町の趣きが感じられるところなのですが、、、


   

 今日は特にお祭りとあって、くのいちやら若侍やら飴売りやらを街のあちこちで見かけました。
 写真は大分県立日田三隈高等学校の演劇部員の面々。
 若侍の子に「刀って抜けるんですか?」と聞いたら、「抜けますよ~」と笑顔で抜刀してくれました。
 でも鞘に収めるのが一苦労でちょっと笑ってしまいました。

 
   

 
 写真はこの祭りの最大のイベントである「西国筋郡代着任行列」を再現した仮想行列。
 三時間ほどをかけてゆっくり街を練り歩きます。
 「西国筋郡代って何よ?」と思われた方はネットで検索してください。笑。

 街ではこのほか様々なイベントが行われていて、「ひた楽学舎」というところでは【ひた土鈴絵付け体験】のワークショップをやっていました。
 もちろんワークショップ好きの自分としては「やらない」という選択肢はありません。
 お袋ともどもチャレンジしました。
 出来たのがこれ。


   

 魔よけの鈴だと聞いたので自分は「悪魔」をイメージした絵を描きました。
 お袋は来る途中で見たコスモスをイメージして描いたそうです。
 実はこの悪魔は二体目。
 まぁまぁうまく描けたかなと思っていたところに見ず知らずのおば様から「同じものを描いて!」と言われたのでそのまま一体目をあげちゃいました。
 突然の申し出にビックリしましたが、作品を乞われるのは悪い気はしませんね。

 乞われたと言えば「何か(工芸を)やっているのですか?」と尋ねられたので、「折り紙が趣味です」と答えたら、急遽折り紙教室を開くことになりました。
 自分で考案した「マジックハート」の折り方を講習したのですが、おば様方からは「難しい!」と再三再四言われました。
 これ以上簡単な作品はないんだけどな・・・。

 豆田では最後に【アラスカンカフェ】に寄りました。
 ここはカフェラテ、というかラテアートで有名なお店なのです。


   

 普段「ラテアート」と言われてもピンと来ないのですが、これは文字通りアートだと思いましたね。

 この日夕方からは日田市を流れる花月川の川沿いで「千年あかり」という竹灯籠が灯されるイベントもあったのですが、そこまで付き合うと遅くなりすぎるのでそのまま帰っちゃいました。
 来年行くことがあったら千年あかりまで付き合えたらいいなと思います。

 日田天領まつりは明日まで行われているので、お時間があるという方はぜひ行ってみて下さい。
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新語・流行語大賞について。

2019-11-08 23:38:48 | 日常
 新語・流行語大賞、ノミネート30語が発表されましたね(こちら)。
 これとあと『このミステリーがすごい!』が発売されると、年の瀬が近づいてきたなぁって思います。

 毎年、それ何?初めて聞くんだけど?と言いたくなる単語が一つか二つ、三つか四つ、もしくはそれ以上あるのですが、今年は比較的それが少なかったですね(ゼロではありませんでしたが)。

 その中で、まず「おむすびころりんクレーター」が初耳でしたが、これは選考委員であるやくみつるが無理やり候補にねじ込んだものだそうです。
 まぁ流行語大賞自体特別な権威のある賞ではない(と思う)ので、そういう私的な推挙があっても構わないと思います。
 
 同じく初耳だったのが「サブスク(サブスクリプション)」。
 調べたところ、「本来定期刊行物の購読を意味していたが、定額使い放題サービスなどにも使われるように」だそうですが、「定期刊行物の購読」と「定額使い放題のサービス」って全然意味合いが違うじゃないですか。
 どういう変遷をたどれば「定期刊行物の購読」を意味する言葉が「定額使い放題サービス」にも使われるようになるのか、それはちょっと気になるところです。

 知らなかった、というかちょっと勘違いしていたのが「スマイリングシンデレラ/しぶこ」でした。
 何となく「スマイルシンデレラ」かと思っていました。
 「スマイル」よりも「スマイリング」の方がより笑顔が強調されるんですかね?

 「タピる」、、、ケチをつけるようですが、これ、本当に流行っているんでしょうか?
 タピオカドリンクが流行っていることは知っていたのですが、タピオカドリンクを飲むことを「タピる」というとは知りませんでした。
 どの世代で流行っているのか、ご存知の方は教えてください。

 まぁこんなところかな。
 毎年新語・流行語大賞のノミネート語をチェックするのはそれに興味があるからというより、自分が流行からどれぐらい乖離しているのか、知るのがちょっとだけ楽しいからなのですが、知らない単語が少ないと返ってつまらないですね。

 ちなみに自分が個人的に流行語を推挙するとしたら「将棋の強いおじさん」かなぁ。
 将棋ファン以外意味不明でしたね、すみません。笑。
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テレビドラマ三昧の日々。

2019-11-07 22:25:06 | テレビ
 自分の人生の中でこれほどテレビドラマを見る時期があっただろうか、と思えるほど最近テレビドラマを見ています。

 日曜日は言うまでもなくNHKの『いだてん』(20:00~)です。
 低視聴率であることばかりがニュースになるドラマですが、「日本人なら黙ってこのドラマを見ろ!」と言いたくなるぐらいに個人的にはハマっています。
 女性がスポーツをするのは今でこそ珍しくない、いや当たり前のことですが、女性にはスポーツなんて必要がない、女性はただ子供を産みさえすればそれでいい、という時代があったんですよね。
 多くの先駆者の苦労や献身があって女性はスポーツをする権利を手に入れたと思うのですが、まぁこのドラマが低視聴率だということはほとんどの人にとってそんなことはどーでもいいことなのでしょう。

 月曜日は『シャーロック』(21:00~)を見ています。
 とりあえずは見ていますが、見なくなる可能性が一番高いのはこれですね。

 火曜日は当然『まだ結婚しない男』です。
 12年ぶりの続編とは思えないほどの安定感。
 たぶん十二年後に『まだまだ結婚しない男』が作られることでしょう。

 水曜日は『同期のサクラ』(22:00~)ですね。
 いろいろツッコミどころもありますが、今クールに始まったドラマでは一番面白いと思っています。
 何となくですが、先週の回ではサクラのじっちゃんはもうこの世にいないのではないか、と思いました。
 FAXでやり取りをすることの最大のメリットは本人が不在でもそれが可能だということですからね。
 考えすぎかもしれませんが・・・。

 木曜日と金曜日のドラマは見ていません。
 いや、『時効警察はじめました』は見るつもりだったのですが、他に見るドラマが多くて・・・。

 土曜日もドラマも見ていません。
 『俺の話は長い』、面白そうだと思ったのですが、やっぱり他に見るドラマが多くて、、、
 と思っていたのですが、同じ土曜日の『決してマネしないでください。』(23:30~)は見ています。
 低予算臭溢れる作品ではありますが、原作の雰囲気を精一杯醸し出しているのではないでしょうか。
 食堂のおばちゃんが女子大生のバイトになっているのはちょっと許しがたい改変だとは思うけど。

 そんな感じで一週間に5本、地上波のテレビドラマを見ています。
 世間ではアマゾンプライムだの、ネットフレックスだのといった動画サービスが流行っていますが、地上波ドラマを追いかけるだけで精一杯の自分は動画サービスを契約することがあるのだろうか?って思いますね。
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続・有休を取るのも難しい。

2019-11-06 21:44:35 | 日常
 11月8日に有休を取って映画のハシゴをするつもりだということはすでに書きました。
 どうして11月8日に映画のハシゴをするのか?
 もちろん『ターミネーター:ニュー・フェイト』の公開日だからというのが一番の理由ですが、11月8日が金曜日だから、という理由も大きいです。
 どういうことなのかというと毎週金曜日、ユナイテッド・シネマではクラブ・スパイス会員は1100円で映画が観れちゃうのです。
 しかもクラブ・スパイス会員は2ポイント交換で鑑賞料金が1000円になります。
 通常映画の鑑賞料金は1900円なので、1ポイントは(1900-1000)÷2で450円に換算することが出来ます。
 つまり金曜日のユナイテッド・シネマでの映画鑑賞は(1100-450で)実質650円で映画が観れちゃう、ってことになります。
 こりゃ、11月8日に映画のハシゴをしないわけにはいかないじゃないですか。

 と思ってました。昨日までは。

 具体的にいつだったかまでは覚えていないのですが、11月8日の有休申請はかなり早い段階でしました。
 問題なく受理されたので、11月8日は問題なく有休を取れるものと思っていました。
 しかし、、、自分の他に二人、11月8日に有休を申請した人がいたんですよ。
 さすがに同じ日に三人有休で休むと会社が回らないということになって、誰か一人が11月8日の有休を変更することになりました。
 誰か?
 誰が?
 自分が。
 11月8日の有休を一番最初に申請したのは自分だったのですが、申請理由が(映画鑑賞という)一番しょーもなかったのも自分だったので、自分が有休希望日を別の日に変更することになりました。
 何でやねん。
 
 まぁいいんですけどね。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日にしか観れないというわけではないので。
 いや、よくないよ!
 同じ日に観るはずだった『アップグレード』と『電気海月のインシデント』は福岡県ではユナイテッド・シネマ福岡ももちでしか上映されてないし、それもいつまで上映されているか、わかんないんだもん。

 有休を取るのも本っっっ当にいろいろ大変です。
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試しに見てみた『にがくてあまい』。

2019-11-05 23:00:31 | 日常
 全録ブルーレイレコーダーを購入したということは以前書きました(こちら)。

 この全録ブルーレイレコーダー、実にお利口さんで、こちらが予約したわけでもない番組を映画なら映画、アニメならアニメ、バラエティならバラエティで一定の期間録画保存してくれるのです。
 三連休で時間があったこともあり、録画されていた中から一本、試しに見てみることにしました。
 選べるのは次の6本のうちのどれかです。

①乙一原作、新垣結衣主演、『くちびるに歌を』
②是枝裕和監督の『三度目の殺人』
③『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』
④ベン・スティラー主演『ナイトミュージアム/エジプト王の秘密』
⑤川口春奈主演のオーガニックラブコメディ『にがくてあまい』
⑥ジェイソン・ステイサム主演『ハミングバード』

 このうち①は劇場で観て、②は前回地上波で放映された時見ました(っていうか、②が前回地上波で放映されたのってそんなに前のことじゃないですよね?)。
 残る四作は未見で、まぁ普通に考えれば④か、アクション映画を見たいのであれば⑥になるかと思うのですが、6作品のうち唯一存在すら知らなかった⑤を見てみることにしました。
 まぁひねくれ者だからというのもありますが、存在を知っていて見なかったということは何かしら見ない理由があったということですからね。

 さて、試しに見た『にがくてあまい』ですが、劇場で観ていたら「う~~~ん、失敗したかな」と思っていたかもしれませんが、地上波で見る分には充分及第点を与えられる映画でしたよ。

 川口春奈演じるマキは広告代理店に勤めるキャリアウーマン。バリバリ仕事は出来るが異性には縁がなく、料理下手で偏食の持ち主。
 そんな彼女がある日バーで酔いつぶれ、翌朝目覚めると、そこには完璧男子の渚がいて、、、というお話。
 ここだけ抜き出すとありがちなラブコメなのですが、面白いのは渚が菜食主義者の料理の達人で、ゲイであること。
 ラブコメなんだけど、二人の間に(特に渚には)恋愛感情が希薄なんですよね。
 基本ラブコメが苦手な自分でも面白く見れました。

 特に良いなと思ったのは作中登場する料理が美味しそうなことですね。
 ゴーヤの茶わん蒸しは、作り方をメモってお袋に作ってもらおうかと思いましたよ(自分で作ろうとは思わんのかい!)。

 それにしても渚を演じたのが林遣都なんですが、彼って『おっさんずラブ』でもゲイの役でしたよね?(『おっさんずラブ』は未見ですが)。
 もしかしたら本作での演技経験が『おっさんずラブ』でも生かされているのかもしれませんね。
 興味がある方は見比べてみてもいいかもしれません。
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青春映画の佳作だと思った『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』

2019-11-04 20:23:12 | 新作映画
 アンディ・ムスキエティ監督、ジェームズ・マカヴォイ主演、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』、11/2、Tジョイ博多にて鑑賞。2019年49本目。


 『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』に続いて『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』を観ました。
 その上映時間、実に2時間49分!!
 ホラー映画としてはちょっとあり得ない長さです。
 ネットのレビューを見るとその長さに文句を言ってる人もちょくちょく見かけます。
 でも自分はそれほど気にならなかったかな。

 この映画には子供のころ「負け犬」と呼ばれた6人の大人たちが登場します。
 その6人がそれぞれそれなりの尺が割かれ、キャラクターを掘り下げられているから、長くなるのも致し方ないと思いました。

 感心したところもありました。
 ホラー映画やミステリー映画などではしばしば単独行動しているところ殺人鬼に狙われるという展開になりますよね。
 本作でも、「一人で行動するのは危険だ」というようなセリフを口にするキャラがいるんですが、一人で行動しなければならない理由がちゃんとあるんですよね。
 なるほど、と思いました。

 ただ、何だかんだ言って本作はホラー映画としてはもう一つだと思います。
 その理由は、「IT」が無敵すぎるから。
 もし本当に「IT」が任意の人物に対してこれといった条件もなく、自在に精神攻撃をかけられるなら、誰も敵うわけがない。
 しかし実際には負け犬たちは2度も「IT」に勝利しています。
 だから見ていてモヤモヤが残るんですよね。
 あんなやり方で勝てるのであれば今までの犠牲は何だったの?と言いたくなる気持ちもわからないではないです。

 とはいえ、それでも自分は本作が好きです。
 子どもたちが手を取り合って恐怖に立ち向かう、そして大人たちが子供の頃の約束を守って再び集い、恐怖と対決する、どちらも自分の好みのプロットだからです。
 つまり自分は本作が青春映画の佳作だと思うのですが、そう思うのも自分が青春時代に青春を満喫していなかったからかもしれません。


 お気に入り度★★★☆、お薦め度★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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戦車好きなら必見!『T-34レジェンド・オブ・ウォー』。

2019-11-03 22:44:48 | 新作映画
 アレクサンドル・ペトロフ主演、ニキータ・ミハルコフ監督、『T-34レジェンド・オブ・ウォー』、11/2、Tジョイ博多にて鑑賞。2019年48本目。


 いよいよ大台の50本越えが見えてきました。
 今年は鑑賞予定映画だけで8本あるので60本越えも夢じゃないかもしれません。

 さて、50本越えそうですとか、60本も夢じゃないですといった本数自慢をしたいわけではありません。
 言いたいのは、これだけの本数の映画を劇場で観ているが、1800円(もしくは1900円)の料金を払って観たことはほとんどないということです。
 ほとんどの映画はムビチケか、レイトショーで観ているか、もしくはポイントで割引されるキャナルシティで観るか。
 よく映画料金は高いと言われますが、そう言っている人たちは安く観る努力をしているのかなって思いますね(まぁそう言っている人たちは1900円が1400円であっても高いと言うのでしょうけれど)。

 普段から面白そうな映画や観に行くことが決まっている映画でムビチケが販売されているものは出来るだけムビチケを購入するようにしているのですが、たまに買い損ねることがあります。
 それが本作ですね。
 公開予定作品はまめにチェックしている方だと思うのですが、そういうこともたまにあるのです。
 しかしいざ公開されるとネットでの本作の評価が尋常じゃなく高いんですよ。
 公式サイトの予告編を見てもめっちゃ面白そうです。
 これは正規の料金を払っても観に行かねば!と思い、観に行きました。

 いや~、めっちゃ面白かったです。
 観に行ってよかった!!

 本作は第二次大戦下でのソ連対ドイツの戦車戦を描いた作品です。
 恥ずかしながら、そうか、ソ連とドイツの間でも戦争があったのだな、って思ってしまったのですが、まぁほとんどの日本人はそれぐらいの認識じゃないでしょうか。
 でも心配は無用、それぐらいの認識の日本人であっても十分本作は面白いですから。

 捕虜となった士官兵がリベンジを果たすというプロットにも熱いものがありますが、何より実物の戦車を使った戦車戦の迫力と言ったらないですよ。
 戦車好きなら必見だと思います。

 ただ、手放しで褒められるかというと残念ながらそういうこともなくて、ストーリー的にそれはちょっとないんじゃないの?と言いたくなる個所もいくつかありました。
 特にドイツ軍が間抜けすぎて、、、まぁそうせざるを得ない都合もわからないではなかったのですが。

 まぁでもロシア映画を観たことがないという人にもお薦め出来る一本です。
 時間に余裕がある方は是非観に行ってみて下さい。
 

 お気に入り度★★★★、お薦め度★★★★(★は五つで満点、☆は★の半分)です。
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しょぼ婚マッチングバーに参加してきました。

2019-11-02 10:24:54 | 日常
 11月2日土曜日、イベントバーエデン福岡で行われた【しょぼ婚マッチングバー】に参加してきました。
 「しょぼ婚マッチングバー」というしょぼい名前のイベントなので、参加する女性もきっとしょぼいに違いない、と勝手に思っていたのですがとんでもない!
 あなたに彼氏がいないなんて言うのは絶対嘘でしょう?と言いたくなるようなレベルの高い女性が多かったです。
 一方男性陣はというと、あなたに彼女がいないというのは事実でしょう、と言いたくなるようなメンツが多かったですね。
 その筆頭が自分なのですが。笑。

 可愛い彼女が出来ました、と報告出来たらよかったのですが、世の中そんな美味しい話があるわけもなく、女性からはほぼ、というか全く相手にされませんでした。
 まぁそれは事前に充分予想出来たことなので悲しい現実を突き付けられたという以上のショックは受けなかったのですが(今月号のジャンプSQで『ワールドトリガー』が休載だったことの方がよほどショックは大きかった)、予想外のこともありました。
 グループでのフリートークの時、来年は阿蘇でパラグライダーをやろうと思っていますと話を切り出したのですが、女性はもちろん男性も、誰一人としてその話題に食いつく人はいませんでした。
 パラグライダー、興味がある人はいないのかぁ・・・。
 
 実はパラグライダーのことは前振りで、本当は白鹿権現のことを話題にしたかったのですが、パラグライダーにすら興味のない人たちに白鹿権現の話をしてもドン引きされるのがオチなので、それ以上は話を進めるのは止めました。
 パラグライダーはもちろん、映画にも、旅行にも、折り紙にも興味があるという女性はいませんでした。
 レベルは高かった、と前述しましたが、特にハートを射抜かれたとか、もっとその人のことを知りたいというような女性は残念ながらいなかったですね。
 趣味が何一つ合わない人に興味を持ちようがないですからね。

 そうそう、一対一のフリートークの時、ある女性からいきなり「なで肩ですね!」と言われて、「そうなんですよ、バッグを持つのも大変です」と笑って返したのですが、この時「そういうあなたは頬骨が出ていますね!」とか「顎がしゃくれてますね!」とか返していたらどうなっていたのかなって思いますね。
 たぶん相当険悪なムードになったと思うのですが、この場合険悪なムードになった責任はどちらにあるんでしょうか?
 時に男性以上にデリカシーのない言葉を履く女性を見かけるのですが、たとえそれが事実であれ、初対面の相手に外見的な特徴をズバリ言うのは止めておいた方がいいと思います。

 そんな感じで、参加して損をしたとは思いませんでしたが、得るものも特になく、次に参加するかどうかはちょっと微妙だなと思ったしょぼ婚マッチングバーでした。
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婚活パーティに参加します。

2019-11-01 23:20:30 | 日常
 11月2日の土曜日、婚活パーティに参加しようと思っています。
 婚活パーティといってもイベントバーエデンで開催される【しょぼ婚マッチングバー】なのですが、婚活パーティには違いないです(違うかもしれない)。

 この手の婚活パーティや出会い系のイベントには参加したことがないわけではない、という程度です。
 彼女はもちろん欲しいに決まってますが、自分がそういったイベントに参加して得るものがあるとはとても思えない、、、参加するだけ無駄だと思っていました。

 今回心変わりしたのはやっぱりイベントバーエデンでの開催ということが大きいですね。
 自分のような人生カースト底辺の人間にも門戸を開いてくれそう、、、自虐が過ぎますかね?笑。

 あと、婚活パーティに参加することにしたのは、彼女が欲しいから、という理由が大きいですが、それとは別に性別を問わず、休みの日に遊べる仲間が欲しいというのもありますね。
 というのも来年は【白鹿権現】にアタックしてみようと思っているのですが、この白鹿権現がとても一人ではアタックできそうにないので、旅の仲間が欲しいのです。
 白鹿権現アタックに付き合ってもよいという奇特な人っているのかなぁ・・・。
 いや、そういうのを抜きにしても友だちは欲しいですけど!!

 それにしても、婚活パーティに参加することにしたのはいいのですが、着ていく服がありません。
 一応案内メールには「服装も普段通りの格好でお越しください」とあるのですが、じゃあ普段ふんどし一丁で過ごしている人はふんどし一丁で来てもいいってことなんですかね?(A.ダメです)
 ふんどし一丁というのは冗談ですが、冗談抜きでジーンズしかズボンはないですよ。
 婚活パーティでジーンズってアリなんでしょうか?
 アリもナシも選択肢がそれしかない以上はそうするしかないわけですが・・・。

 よし、明日は頑張って当たって砕けるぞ!!

 
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