この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

嬉野・武雄旅行記、その7。

2022-08-21 09:51:05 | 日常
 予想外にというか、予想通りにというか、嬉野・武雄旅行記、長編になっちゃいましたね。
 たかだか一泊二日の旅行なのに…。
 それも今回で終わりです(たぶん)。
 もう少しだけお付き合いください。

 トークショーが行われる嬉野市中央体育館、通称「U-Spo(ユースポ)」に到着したのは14時15分ぐらいでした。
 その頃にはかなり激しい雨が降っていて、でも観覧希望者は体育館の軒先に二列に並ばされていて、外側に並んでいた人は降り込んできた雨に肩を濡らしていました。
 列を誘導していた女の子もずぶ濡れになってましたよ。
 あの時、もう少しどうにかすることが出来たんじゃないかって思いますけどね。
 入館を早めるとか、列を一列に仕切り直すとか。
 ともかく、観覧希望者を雨に濡らすのは得策じゃなかったと思いますね。

 トークショーは予定通り15時ちょうどに始まりました。
 と言いたいところですが、嬉野市長や佐藤康光日本将棋連盟会長の挨拶が最初にあって、実際にトークショーが始まったのは15時10分ぐらいからでした(トークショー自体が一時間しかないのに!)。

   

 トークショーは和やかな雰囲気の中で進んでいきました。
 トークショーでの話題はのほほんとした感じのものばかりでしたねぇ。
 藤井五冠が二十歳になって初めて飲んだお酒は何なのかとか、方言についてどう思うのかとか、そういったことですが。
 そういうのほほんとしたトークや質問が悪いって言ってるわけではないですが、一つか二つは何かズバッとしたことが聞きたかったです。

 例えば将棋棋士の中には「詰将棋は実践には意味がない」と言い切っている人もいるが、詰将棋名人として知られる藤井五冠はその点についてどう思うのか、とか、この先公式戦で飛車を振ることがあるかどうかとか、うん、答えにくい質問ばかりだね。笑。

 将棋に関すること以外では、藤井五冠は、インタビューでの当意即妙な受け答えにも感心することが多く、語彙力の豊富さでも棋士随一だと思っているのですが、語彙力を高めるために具体的に何かやっていることはあるのかを知りたかったかな。
 自分があと何年生きたとしても「森林限界」なんて言葉、知るとは思えないもんね。

 ともあれ、トークショーは終始和やかな雰囲気で行われました。
 観覧者の中から三名、藤井五冠に質問する機会が与えられたのですが、三名が全員女性だったことはどうなのか、と思いましたけどね。
 真っ先に挙手したオッサンには当ててあげて欲しかったかな。

 16時になり、トークショーは終了。
 藤井五冠、及び関係者各位、お疲れ様でした。
 藤井五冠には佐賀でのタイトル戦の対局が行われることを楽しみにしています。
 
 一泊二日の短い旅行でしたが、内容的にはかなり濃いものになりました。
 次はもっと楽な旅をしたいです。
 と言いながら濃い旅になるんだろうな~。笑。
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嬉野・武雄旅行記、その6。

2022-08-20 10:06:44 | 旅行
 【佐賀県立宇宙科学館ゆめぎんが】に着いたのは9時45分ぐらいでした。

   

 駐車場に着いた時は土砂降りの雨でした。
 週間天気予報では15、16日は晴れの予報だったんだけどなぁ。
 ただ、虚空蔵山に登っている間と御船山楽園を散策している間は雨は上がっていたので問題はないんですけどね。

 ゆめぎんがでは最初にプラネタリウムに行きました。
 当然予想されることですが、上映中、半分以上は寝てましたけどね。笑。
 プラネタリウムに行っていつも疑問に思うのは、昔の人はどういうふうな思考をして夜空に動物や人やその他無機物などを見出したのかってことです。
 おおぐま座にしろ、こぐま座にしろ、おおぐまにもこぐまにも見えないんだけど…。
 こぐま座を見て、こぐまに見えるって人、コメントして下さい。

 プラネタリウムの後はムーンウォークをしました(当然ながら写真は自分ではありません)。

   

 ムーンウォーク、気分はマイケル・ジャクソンですよ。
 ってことはまったくなかったのですが、月面を歩いているって感じでもなかったです。
 ただバネに釣られてジャンプを繰り返しているだけって感じで(身も蓋もない言い方をするな)。

 本当はこっちの方をしたかったんですけどね。

   

 敵スパイを拷問するための器具、、、ではなく、宇宙飛行士のトレーニング装置です。
 でも調整中でした。
 やってみたかったんだけどなぁ、残念。

 それから特別展示会の《振り子の博覧会》を観に行きました。

   

   

 ペンデュラムウェーブ三重振り子など、実際この目で見ることが出来てよかったです(ペンデュラムウエーブの動画は必見!)。

   

 Y字振り子のリサージュ図形も面白かったなぁ。

 この後、ミュージアムショップに行きました。
 ゆめぎんがのミュージアムショップでどうしても欲しいものがあったのです。
 実は、ってほどのことでもないのですが、ゆめぎんがに来るのは今回が初めてではありません。
 今回が二回目かな。
 前回来た時にとあるものをお土産に買いました。
 そのとあるものというのが「宇宙ゴマ」です。
 「宇宙ゴマ」という商品名だったと思いますが、「宇宙ゴマ」で検索すると別の商品がヒットするかもしれません。
 「浮遊ゴマ」と言った方がわかりやすいかも。
 「浮遊ゴマ」、文字通り空中で浮遊しながら回るコマです。
 空中で浮遊しながら回るコマなんてあるの?と思われる方がいるかもしれませんが、それがあるんてすよ。
 以前ゆめぎんがに来た時お土産で買って、今も部屋のどこかにあるはずなのですが、なぜか見つからないので買い直そうと思ったのです。
 しかし残念ながら今は売ってませんでした。。。

 それから車に戻り、土砂降りの雨の中、お昼に前日トライアルで買ったサンドイッチを食べました。
 旅行に行ったのに外食を全くしないという、、、まぁそういう旅行があってもいいでしょう。
 食事を済ませてから、藤井王位のトークショーが行われる嬉野市中央体育館へと向かいました。

                              続く。
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嬉野・武雄旅行記、その5。

2022-08-19 21:01:42 | 日常
 この日、ホテルに着いたのは21時過ぎていたと思います。
 最初の予定では17時ぐらいにチェックインして、温泉でのんびりと汗を流し、それから食事&御船山楽園観光に行くつもりでしたが全然無理でした。
 まぁ予定通りに行かないのが旅行のいいところ、などと強がりを言ってみる。笑。

 さて、今回の旅行でお世話になった【山水グローバルイン】は通常朝食付きの宿泊料金が8000円になっています(別途入湯税が150円)。
 が、いろいろ頑張ったので8000円の半額4000円で泊まることが出来、さらに地域振興券を2000円分もらえました。
 実質宿泊料金は2000円ってことですね。
 う~~~む、安いね♪

 今回の旅行の計画を立てる際、一番頭を悩ませたのが15日の夜に何を食べるか、でした。
 なぜ頭を悩ませたかというと、言うまでもなく15日がお盆休みの真っ最中で、どのお店が開いていて、どのお店が閉まっているかわからなかったからです。
 で、実際15日の夜、食事をどうしたかというと、答えは、、、「食べなかった」です。
 あまりにも疲れすぎていたので何も食べられなかったのです。
 食べられないだけでなく、風呂にも入れませんでした。
 バタンキューでした。
 というのは嘘で(何で嘘を吐くんだ)、疲れすぎているときって逆に眠れないってこと、ありませんか?
 そんな感じで、いつもと枕が違うこともあって深くは眠れませんでした。
 でも翌朝は6時前には目が覚めましたよ。
 ありがたく朝風呂を頂きました。
 そして6時半から早めの朝食。

   

 美味しかったですよ。
 特別豪華なメニューというわけではなかったですが、家庭的な料理で、疲れていた胃には優しかったです。

 ところで今回お世話になった山水グローバルインですが、御船山楽園ホテルほどではないにしてもアートに力を入れているようです。
 一階と二階の間の踊り場の壁画。

   

 よい、と思いました。
 好みで言えばプロジェクションマッピングの滝よりも好きかな。
 あと大浴場の壁画には意表を突かれました。
 浴場の壁画って代表的なもので言えば富士山の絵が多いですよね。
 でも山水グローバルインの浴場の壁画はそういったものではなくて、、、気になるという方は是非山水グローバルインに泊まられてください。笑。

                               続く。
   

 
 
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嬉野・武雄旅行記、その4。

2022-08-18 21:01:31 | 旅行
 虚空蔵山を下山後、休憩を取りつつ、御船山楽園を目指しました。
 御船山楽園、こちらではそこそこ有名なのですが、九州外での知名度ってどんなもんなんですかね?
 サウナ―(サウナ好きの人のことをなんていうんでしょうか?サウナ―で合ってる?)なら知っていて当然かもしれません、何でも御船山楽園ホテルの大浴場「らかんの湯」のサウナは三年連続日本一の栄冠に輝いている「サウナの聖地」らしいので。
 自分はサウナ―でも何でもありません。
 サウナに入ったことがないわけではありませんが、サウナで「整った」ことは一度もありません。
 でもせっかく武雄に行くんだし、日本一のサウナって奴に入ってもいいかなと思って、「らかんの湯」の入浴料を調べてみました。
 「らかんの湯」の入浴料、土日祝日は5700円也。
 ごせん、、、ななひゃくえん?
 それってもうビジネスホテルの宿泊代じゃん!
 独身貴族を謳歌する自分もそこまではちょっと出せないな、と思って、今回は御船山楽園を散策するだけにしました。
 そう、御船山楽園は回遊式の庭園になっていて、この時期だと19時から観光客を受け入れているのです。

 先に言っておくと、御船山楽園、悪くはなかったです。
 ただ、回遊式の庭園というと、何となく平地にあるような印象を受けますが(だって庭園だし)、あくまで御船「山」楽園なんですよ。
 上り坂、下り坂、とにかく坂ばかりでほとんどプチ登山といった感じでした。
 普段であれば大したことなかったと思うのですが、この時の自分は虚空蔵山登山で体力の85%ぐらいを消耗していたので、プチ登山であっても充分きつかったです。

 御船山楽園で撮った写真を何枚か貼っておきますね。

   

 本物の滝ではなく、プロジェクションマッピングによって映し出された滝です。
 あ、書き忘れてましたが、11月6日まで「かみさまがすまう森」と称して、チームラボにより御船山楽園はライトアップされています。
 
   

 夜空に浮かび上がるのは神か魔物か…。

   

 庭園内の池にもプロジェクションマッピングで鯉が投影されていました。

 ここから先はホテル内で撮った写真です。

   

 御船山楽園ホテルのロビーにて。
 無数のライトがまるで海の中に浮かぶ海月みたいで幻想的ですね。
 でも結構ライトに頭をぶつける人がいましたよ、気をつけましょう。

   

 屏風絵のように見えてこれもプロジェクションマッピングによるもの。
 まぁこんなところかな。

 20時半前、御船山楽園を後にし、この日泊まるホテルへと向かいました。

                           続く。
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嬉野・武雄旅行記、その3。

2022-08-17 21:01:33 | 旅行
 下山は楽なはずでした。
 だって、登山口から山頂に登るのと山頂から登山口に下りるのとでは後者の方が圧倒的に楽ですし、さらに下山には家族連れコースを選んでますから、これで楽にならないはずがないのです。
 しかし実際には下山は下山できつかったですね。

 今回の登山で不安要素を挙げていくと、
①初めて登る山なので正しい登山ルートがわからない。
②雨上がりで道がぬかるんでいる、岩などが滑りやすくなっている。
③単独の登山であり、なおかつ他に登山者がいない。
④夕暮れが近づきつつある。
⑤体力的な不安がある。
 何ですかね、ポーカーだったらフォーカードか、ファイブカードぐらいが成立しているような気がしないでもない。笑。

 まず①なんですが、一応断っておくと、正しい登山ルートであることがわかるように木の枝にテープが貼ってあったり、案内板が立ててあったり、虚空蔵山は非常に整備された山でした。
 しかしそれでも迷うのが登山初心者の悲しさというか。
 木の板が矢印になった案内板があって、山頂に続く道には「山頂へ」、下りる道には「木場・嬉野方面へ」って矢印で示していました。
 木場登山口の駐車場に車を停めているので「木場・嬉野方面へ」という案内板に従って下りるわけですが、しばらくするとまた案内板があって、今度は山頂に続く道には「山頂へ」、下りる道には「嬉野方面へ」って書いてあるのです。
 木場の二文字がない…。
 慎重に道を下っていたつもりです。
 分かれ道や案内板を見落としたりはしていないはずです。
 でも現実として木場の文字はない。
 もし木場登山口に向かうつもりで嬉野方面の登山口に向かっていたら、もうアウトなんですよ。
 下手すると食べ物も水もないまま、山の中で一晩過ごすことになりかねない。
 考えて、もう一度最初の案内板まで戻ることにしました。
 道を間違えていないことを確認して、それから二番目の案内板の「嬉野方面へ」に従い、山を下りていきました。
 この時不安で不安で仕方なかったのですが、しばらく行くと分かれ道があり、案内板には左の道に「木場へ」、右の道に「嬉野方面へ」と書かれていました。
 もう本当に心の底からほっとしました。

 ②なんですが、石に滑って転び、思いっきり全身泥まみれになってしまいました。
 最悪!と言いたいところですが、最悪ではないんです。
 最悪なのは滑って転んで頭を岩にでもぶつけることでしょうから。
 そんなことにでもなっていたら、この日虚空蔵山には自分の他に誰も登山者はいなかったので、マジで命の危険がありました。
 木場登山口の駐車場に停めていた自分の車が見えてきたとき、思わずガッツポーズをしましたよ。
 
 突然重たい話になりますが、「死にたい」って人がいるじゃないですか。
 自分は「死にたい」という人を止めようという気はないのです。
 「死にたい」という人も別に理由もなく「死にたい」と思っているわけではないでしょうから。
 ただ、その人の中の「死にたい」が本当の「死にたい」なのか、一時的な気の迷いなのか、見極めることは大切だと思うのです。
 ビルから飛び降りたはいいが、落ちている途中で自分が本当は死にたくないことに気づいたとしても手遅れですからね。
 ではどうやって見極めればよいのか。
 自分は、疑似的な「死」を体験すればよいのではないかって思いますね。
 疑似的な「死」というのはこの場合臨死体験という意味ではなく、死ぬような思いをしてみるってことです。
 例えば、バンジージャンプだったり、パラグライダーだったり、もしくは山登りだったり。
 そういう死ぬほどきつい思いをしたら、自分の中の「死にたい」がどれほど本気なのか、わかるんじゃないかな。
 まぁ自分はバンジージャンプやパラグライダーは慣れてしまったので特に恐怖を感じることも無くなってしまいましたけどね。笑。

 最後に木場登山口の駐車場から写真を一枚。

   

 嬉野方面に続く道が全面通行止めになっていました。
 なぜ通行止めになっているのか、理由はわかりません。
 落石か何かでしょうね。
 この後、休憩を取りつつ武雄へと向かいました。

                             続く。
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嬉野・武雄旅行記、その2。

2022-08-16 22:13:34 | 旅行
 虚空蔵山、ご存知ない方に説明しておくと(といっても自分も今回嬉野に旅行に行くことになって初めてその存在を知ったのですが)、標高608メートルの低山ながら、「九州のマッターホルン」の異名を持つ九州百名山の一つです。
 ぶっちゃけ言って自分は虚空蔵山のことを舐めていました。
 毎回毎回登る山のことを舐めるのは自分の悪い癖だと思います。
 ただ、今回舐めるに至ったのには理由があって、とある主婦ブロガーさんが犬連れで登ってらっしゃるんですよ(こちら)。
 女性が犬を連れて登れるぐらいなんだから、大した山じゃないんだろう、そう思ったのですが、それが大きな間違いであることを後になって知ります。

   

 14時過ぎ、木場登山口から鬱蒼とした森の中へ。

   

 最初のうちはごつごつとした岩の道を進んでいきます。

   

 しばらくすると冒険コースと家族連れコースの分岐に着きます。
 もちろん亡くなった兄に(殺すなよ)「冒険王にオレはなる!」と誓った自分は迷わず冒険コースへ。
 途中また雨が降り出しましたが、こんなこともあろうかと用意していたウインドブレーカーを着ました。
 雨は程なくやみましたけどね。

   

 途中の岩場にアルミ梯子が設置してありました。
 写真ではわかりませんが、梯子の右側はとんでもない崖になっています。
 まぁ普通に登れるところに梯子を設置するわけがないのです。
 でもここぐらいまでは結構楽勝だったんですよね。
 山頂近くにほぼ垂直に切り立っている岩場があって、そこをロッククライミングの要領で登らなくちゃいけないのですが、そこが超きつい!
 自分の肩ぐらいの高さのところまで腕の力だけでよじ登るんです。
 しかも失敗したからといってやり直しがきくような場所じゃないんですよ。
 失敗=死といっても過言じゃない。
 何とか登り切ったとき、震えが止まらなかったです。

 そして山頂へ。

   

 本来見晴らしがいい場所なのですが、靄がかかっていて何も見えなかったです。

 下山は当然家族連れコースを選択しました。
 楽な下山になるはずでしたが…。

                          続く。

   
 
 
コメント (2)
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嬉野・武雄旅行記、その1。

2022-08-15 20:37:49 | 旅行
 8月15、16日に嬉野と武雄に行ってきました。
 嬉野、武雄というより、嬉野温泉、武雄温泉と言った方が通りはよいのかな。
 でも嬉野も武雄も温泉地ではあっても温泉しかないわけではないんですけどね。

 同じ佐賀ですから、嬉野も武雄も行ったことがないわけではありませんでした。
 ただ、嬉野にしろ、武雄にしろ、高速なら一時間で行けるところにあるので泊まったことはなかったんですよね。
 今回は第63期王位戦第4局の観戦という目的があったので、嬉野に初めて泊まることにした次第です(対局は挑戦者の豊島九段が新型コロナに感染したので行われませんでした)。
 気軽な短期旅行のつもりでしたが、予想外、予定外、計算外のことがいくつもあって思いがけずハードなものになりました。

 朝8時に自宅を出発し、10時過ぎ、最初の目的地である武雄温泉物産館に着きました。
 ここでの目的は弁当の購入です。
 この後山に登るつもりだったので、山頂で弁当を食べようと思ったのです。
 が、物産館では弁当が売ってませんでした。
 物産館、見た感じは道の駅なのに弁当を売ってないのか、、、まぁ途中のトライアルでかしわ飯のおにぎりとサンドイッチを買ったんで問題はなかったんですけどね。
 それにしてもあのサンドイッチを食べるのがあんなに遅くなるとは…。

 自分がこの日登ろうと思っていたのは長崎県と佐賀県の県境にある虚空蔵山(こくうぞうさん)です。
 虚空蔵山には木場登山口から登るつもりでした。
 そして地図を見ると木場登山口には嬉野方面からも:県道106号線で行けるようになっています。
 山道かもしれないけど、県道だから舗装された道が通っているんだろう、そう思っていたのですが、現地に行って分かったこと、それは嬉野本面からは木場登山口には行けないということでした。
 一旦国道34号線に戻り、そこからぐるっと回って長崎の川棚町から木場登山口を目指すことになりました。

 結局木場登山口に着いたのは14時過ぎのことでした(かしわ飯とサンドイッチの半分は道中運転しながら食べました)。
 実は、って程のことではないのですが、木場登山口に来るまでの間、虚空蔵山に登るのは半ば諦めていたんですよね。
 なぜかっていうとこの日は午前中、かなり激しい雨が降っていたので。
 さすがに雨降りの中、山に登ろうという気にはなれません。
 これまで旅行に行って、雨が理由でイベントがこなせなかったことはないのですが、まぁ記録はいつか途絶えるものだよね、そう思っていました。
 が、木場登山口の駐車場に車を停めるころにはあれほど激しく降っていた雨もやみ、それどころか雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせました。
 これはもう、虚空蔵山に登れという神様の思し召しなのだな、と無神論者の自分は思い、雨が上がったばかりの虚空蔵山に登ることにしました。

                             続く。
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私を宇宙に連れてって♪

2022-08-14 20:57:39 | 戯言
 明後日、8月16日に【佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが】に行きます。
 宇宙科学館に行くことを今からとても楽しみにしています。
 宇宙科学館に行くことを楽しみにしているというと、この人は宇宙にロマンを感じる人なのかと思われる方がいるかもしれませんが(いないと思いますが)、そんなことはないのです。
 たぶん、自分ぐらい宇宙にロマンを感じない人間というのも珍しいんじゃないかなぁ。
 何といっても自分は宇宙人の存在をまったく信じてないですからね。

 宇宙人の存在を信じるという人に、なぜ宇宙人の存在を信じるのかと問うと、だいたい口を揃えたかのようにこう答えます。
 宇宙は広い、だから地球と似た惑星も多くあるはず、であればその惑星に宇宙人がいるはずだ、と。
 その答えを聞くと自分は頭を抱えたくなります。

 この広い宇宙で、生命が誕生する条件がもっとも整った惑星はどこかというと、それは当然地球、ですよね。
 何しろ実際35億年前に生命が誕生しているのですから、この答えに異議を唱える人はいないでしょう。
 ではこの宇宙で最も生命が誕生する条件が整っている地球で、実際生命が誕生したのは何度あるのかというと、言うまでもなく答えは35億年前に一度きりです。
 地球に生命が誕生したのは二度、三度あったことではないのです。

 この宇宙に地球に似た惑星は確かに無数にあるでしょう。
 だからといってその地球に似ている惑星で生命が誕生しているかというとその確率は限りなく低い、そう言ってよいでしょう。
 もちろん限りなく低いだけで、この宇宙には地球人と同程度の、もしくははるかに進んだ文明を持つ宇宙人がいないということにはなりません。
 しかしそういった宇宙人がいたとしてもその宇宙人は地球にはやってきていないのです。
 なぜなら質量を持った物体は光の速度を超えることはできないから。
 アインシュタインが特殊相対性理論の中でそう唱えています。
 宇宙は広い、宇宙人の存在を信じる人がその根拠とした事柄が図らずも宇宙人が地球にやってきていないことの根拠となっているのです。
 科学的に考えれば宇宙人は存在しないか、存在したとしても地球にはやってきていないという結論を出せるのに、どうして宇宙にロマンを抱くことが出来るのでしょう。

 さらに言えば自分は人類が月に到達した事にも懐疑的です。
 根拠はあります。
 1981年から2011年にかけて行われた有人打ち上げ機計画であるスペースシャトル計画で何人の犠牲者が出たのか、ご存知でしょうか。
 答えは1986年のチャレンジャー号爆発事故で7名、2003年のコロンビア号空中分解事故で同じく7名、計14名です。
 それに対して1961年から1972年にかけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功したアポロ計画における犠牲者は何名なのかというと、答えは何とゼロ、犠牲者は出ていないのです。
 単純な比較は出来ませんが、単に有人機を打ち上げ、軌道を周回させるだけのスペースシャトル計画で14名の犠牲者が出て、有人機を打ち上げるだけでなく、そこからさらに月まで送り込み、地球へと帰還させるアポロ計画で犠牲者がゼロっておかしくないですか?
 例えばエベレスト登山を事故なく6回成功させた登山チームが、富士山登山で14名の犠牲者を出したら、何かがおかしい、そう思いませんか?

 と思っていました。
 今でもアポロ計画で犠牲者が一人も出ていないことには違和感を覚えます。
 ただ、残念ながら(ということではないですが)NASAにはアポロ計画で撮影した三万二千枚にも及ぶ写真があるそうです。
 どれほど違和感を覚えたとしても、これほど強力な人類が月に行ったという証拠を覆すことは出来ないですよね。
 宇宙科学館でそれらの写真が見れたらいいな、と思います。
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藤井五冠鬼門の地、佐賀。

2022-08-13 23:54:41 | ゲーム
 15、16日に嬉野市で予定されていた「お〜いお茶杯 第63期王位戦第4局」ですが、挑戦者の豊島将之九段が新型コロナウイルスに感染したため、対局の中止が発表されました(こちら)。
 残念ですがこればっかりは致し方ないことですね。
 豊島九段の一日も早い回復を祈願します。

 対局は中止になりましたが、藤井聡太五冠のトークライブが代わりに開催されることもあり、自分の15日からの旅行計画に特に変更はありません。
 早く帰れるようになったな、ぐらいで。

 それにしても対局もないのに佐賀まで来なければいけない藤井五冠も大変ですね。
 まぁでも藤井五冠は旅行好きでもあるようだから、対局がなくとも佐賀に来るのは苦ではないのかもしれませんが。

 ふと思い出したのですが、藤井五冠の佐賀での対局って別のタイトル戦でも行われなかったような気がする、、、と思って調べたら、第71期王将戦第5局が佐賀の上峰で行われるはずが、当時の藤井四冠が渡辺明王将を4連勝で下し、タイトルを奪取したので、第5局は行われなかったのでした(こちら)。

 いや、待て待て、王位戦の佐賀での対局って去年も行われなかったんじゃなかったっけ、、、と思って調べたら、去年は8月18、19日に今回と同じ嬉野温泉の和多屋別荘で開催される予定だった「お~いお茶杯第62期王位戦第4局」が九州北部地域での記録的な大雨により、16日の段階で大阪へと変更されたのでした(こちら)。

 自分の記憶が確かなら(確かじゃない場合もままあります)、藤井五冠の佐賀でのタイトル戦ってまだ行われていないんじゃなかったですかね?
 ただ行われていないというだけでなく、行われるはずだったのが行われない、それも三戦続けて、というのはただの偶然とは思えない、、、まぁただの偶然なのでしょうが。笑。

 来年こそは藤井五冠の佐賀での対局をこの目で見てみたいものです。
 この目で見るといっても大盤解説会で、って意味ですけれど。
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健康的にはやりたくない。

2022-08-12 20:50:42 | ゲーム
 お盆休みの初日の11日は久留米にあるメイドカフェの白昼夢に行ってきました。
 白昼夢に行くのは五月のプレオープン以来二度目だったのですが(何でそんなに間が空くんだ…)、ずっと気になっていたことがあったんですよね。
 プレオープンの時はトイレのドアが建て付けられていなくて(こちら)、もし今も建て付けられていなかったら自分はどうすればいいのだろうかと思っていました(いや、どうもしなくていいだろう)。
 さすがに建て付けられていましたけどね。笑。
 白昼夢では楽しい時間を過ごしました。
 今年中にあと一回ぐらいは行くんじゃないかな(もっと頻繁に行ってやれ)。

 白昼夢を後にして、久留米のアーケード街をうろついていたら、健康麻雀のお店を発見しました。
 健康麻雀、一言で言うと健康的な麻雀のことで(わかるよ!)、ぶっちゃけて言ってしまうとお金を賭けない麻雀のことです。
 ちょっと気になったのでしばしの逡巡後、思い切ってお店のドアを開けました。
 店長と思しき人からノートに記帳を求められ、それからルールがアリアリであることと、利用料が三時間1千円であることの説明を受けました(お金を賭けないからといってお金がいらないわけではない)。

 店内では一卓立っていて、東場だったので後ろで座って待つことにしました。
 いくつか驚いたことがあって、まず麻雀卓が自動卓ではなく、手積みだったこと。
 これはきついな、と思いました。
 それから鼻歌を歌っている人がいたこと。
 これはフリーの雀荘ではあまり見かけません。
 フリーの雀荘だと私語や鼻歌は基本的に禁止なので。
 さらに驚いたのは肘をついて麻雀をしている人がいたこと、それも複数。
 でも一番驚いたことは別にありました。
 3ピンを捨てた人が下家にその牌を鳴かれて、でも最終的に36ピン待ちになったんですよね。
 そして対面から出た6ピンで上がってました…。
 対面の人がフツーに点棒を払おうとしたので思わず、それ、フリテンじゃないんですか、と指摘してしまいました。
 通常麻雀におけるチョンボって対局者が気づいて初めて成立するもので、見ている人が指摘するものではありません。
 でもさすがにそれは(ルール的なものもあって)指摘せずにはいられませんでした。

 自分が指摘すると対局していた四人は初めてチョンボに気づいたようでした。
 これはもう自分が知っている麻雀とは違うな、と思って、今日のところはこれで失礼しますと言ってお店を出ました。
 結局いつも行くフリーの雀荘に行きました。
 最初の半荘二回は二回ともラスでした。
 ラスだったというだけでなく、一度も上がれませんでした。
 五巡目ぐらいのリーチに安全パイが無くて北をツモ切りしたらそれでロンをされました。
 リーチ一発チートイドラ四という暴力的な上がりでした。
 これはもう、麻雀はしてはいけないという神様の思し召しなのだなと思ったのですが、三回目の半荘では大トップでした。
 トータルでは負けでしたが、ともかく、麻雀は健康的にはやりたくないと思った一日でした。
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