けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

クローズド

2009-08-05 20:11:42 | football
Europa Press
レアル・マドリーのゼネラル・ディレクターは、新シーズンに向けた補強の終了を示した。

レアル・マドリーのゼネラル・ディレクターであり会長補佐であるホルヘ・バルダーノは、今日、スペイン人セントロカンピスタであるリバプールのシャビ・アロンソが、2009/2010シーズンにおける非常に重要なピースであることを肯定し、またクラブが夏のマーケットの閉まる8月31日を前に、これ以上の補強は行わないだろうということを保証した。
Europa Pressの放送「Larguero」(ラジオ?)で、ホルヘ・バルダーノは「喜んでいる」と述べた。これは、彼によれば、シャビ・アロンソの獲得は、チームを完全なものにするための方法として、可能な限り最高の選択だったからだという。
「そう、彼はとても重要なピースだった。私がマドリーを離れたとき、シャビは事実上マドリーへの移籍が決まっていたのだが、そこで彼を別のところへ動かす状況が起こってしまった。6年前に完遂されなかったことが、今現実として、より成熟したシャビが来てかなえられたのだ。」

アロンソは明日、監督のマヌエル・ペジェグリーニと共に、木曜日から始まる北米ツアーに同行するか、8月25日に行われるミランとのトロフェオ・サンチアゴ・ベルナベウの前にお披露目をするか、などについて話をする予定だ。
「シャビが今回の移籍に前向きな姿勢であったことが、非常に強硬な抵抗があったにも関わらず、私たちが前へ歩みを進めること、努力を続けることの後押しになった。彼は、このチームを完全なものにするために非常に重要な選手であり、マドリーが最後まであきらめずにサポートするに値する人物だ。」

この夏、8人の選手を補強したことについて、特にラシン・サンタンデールから昨シーズン獲得し(その後ラシンに1シーズンレンタルという形)復帰したガライについて、バルダーノはこの獲得を正当なものだとした。なぜならガライにとって「今シーズンは特別なシーズンになるだろうからだ。」
「発表せずに済ませなければならないこともあった。いくつかのポジションで、チームを完璧にすることが必要だったからだ。フロレンティーノは、過去に宣言したとおりに実行し、大きなことを成し遂げた。こうできなかった会長でも、ファンの誰もそれを責めることはできないだろう。」

彼の意見では、クラブ全体が人の心をかきたてるような興奮を求めていたのであり、あらゆるポジションをレベルアップすることに貢献する選手たちがやってきたということだ。
「最高の選手たちがやってきた。そして今、他とは違う1つのチームへと彼らの力を転換していくために、トレーニングしていくことが必要だ。」

また、今回のシャビ・アロンソの獲得によって、来シーズンに向けたチーム補強は終了となり、後は戦力外の選手の移籍を残すことになったと認めた。
「そう、チームの補強は終了だ。監督は、中盤とディフェンスの2箇所のポジションの補強を求めていた。これからは、来シーズンの戦力にカウントされない選手たちの移籍のために働く必要がある。」
バルダーノにとって、「重要なチャンスが失われてきた」こともあるが、「チームの中にあって重要でなくなるであろう」選手たちがいることも明らかだとしている。「そういった選手たちはチームにフィットせず、既にクラブを離れるべきという決断が下されている。」

フランス人選手フランク・リベリが加わる可能性に関して、バルダーノは、バイエルン・ミュンヒェンが、「選手を売らないために非常にハードな要求をし、とても到達できないような経済的な基準を持ち出してきた。このためマドリーは別の道を進むことに決めたのだ。」と述べた。

ミチェル・サルガドがクラブを去ること、このためサルガドは、残された契約1年で受け取るはずであった年俸のすべてを受け取るであろうということについて、バルダーノは、アルバロ・アルベロアの加入により、ラテラルでプレイするであろう選手の数が6人にまで増加したことを説明した。
「このクラブで10シーズン選手でいることは、クラブを代表する存在だといえる。もし、特別な待遇に値する選手がいるのであれば、それこそミチェル・サルガドだ。」 バルダーノはこのように強調した。バルダーノは今日、サルガドと共にプレスカンファレンスに出席し、彼がクラブを離れる理由について説明する予定だ。

アロンソの加入に伴い、レアル・マドリーは「最高の日々を提供し、参加する限りすべてのトロフィーのために戦っていくだろう。マドリーには常にその義務がある。今シーズンは、それぞれの選手たちによって期待は膨らんできており、最も高いところまで到達できなければならない。」
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「読んだー」と思ったら、公式にしっかり日本語が。当方の訳が怪しいのは重々承知なので、公式をご参照ください。

補強の方はクローズだ、というバルダーノですが、何年も前に、そんな状況でありながらオーウェンをお買い上げしてきたフロレンティーノ・ペレス、というのを知っているだけに、頭から信じるわけには……。フロレンティーノ・ペレスも、少しは成長している(?)ような気もしてるんですけどね。

公式発表:シャビ・アロンソ獲得

2009-08-05 02:43:23 | football

レアル・マドリーCFとリバプールFCは、シャビエル・アロンソ・オラーノ(シャビ・アロンソ)の移籍について合意に至りました。該選手は、適切なメディカルチェックをパスするため、マドリーに向かいます。

買っちゃった。
MARCAによれば、移籍金は3000万ユーロ、契約は今後5シーズンとなるようです。
(ちなみにイングランド系メディアでは、3000万ポンドとの報道。日本円だと、7億円ちょっと違ってきます。誤差かな…そんなわけないか)。



リバプール公式より。

リバプールFCは、今夜、シャビ・アロンソのレアル・マドリーへの売却について、メディカルチェックのみを残し、合意に至ったことを認めます。
移籍の条件は内密とされます。



MARCAの写真集


懐かしい・・・



記念すべき帰還
今後の予定ですが、マドリーは8月5日にも2部練習をした後、木曜日にトロントに向かいます。7日(金)にトロントCFと、9日にDCユナイテッドと親善試合。その後帰国し、15日には、レアル・ソシエダのセンテナリオ(100周年)を祝う親善試合に招待されているので、アノエタへ。シャビ・アロンソにとっても、ラ・レアル(こう書くのも久しぶり)のファンたちにとっても、思いがけない特別な試合になりそうです。

サルガド、決定

2009-08-05 01:57:55 | football
イケルのプレスカンファレンスより
今日のプレスカンファレンス当番だったイケルには、やはりサルガドについての質問があったようです。その発言の抜書き。

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Q:サルガドが契約を解除するというニュースは驚きでは?
C:僕は彼と話をしたけれど、まだ何も決定的なものはないそうだ。ミチェルは、彼にとってもクラブにとっても、双方にベストなことを望んでいるのだと思う。今は、どちらになるという公式の発表もまだない。でも確かなことは、今後問題は解決されるだろうということだ。

Q:あなたは、ミチェルの件は決定していないと言いましたが、今日彼は一緒にトレーニングしませんでした。
C:たぶん、彼はジムにいようと決めたんだと思う。ミチェルは、クラブを離れるともそうでないとも、言う必要はない。でも現時点で、ロッカールームで、彼がクラブを離れると言ったことはない。クラブも公式発表をしていない。

Q:最終的に、クラブを離れるかどうかですが、ミチェル・サルガドはレアル・マドリーに足跡を残す選手というのは確かですね。
C:もちろん。彼がクラブを離れる際には、彼がクラブに対してしたことのすべてに対して感謝をする必要がある。偉大な選手であり、10シーズンこのクラブに所属してきた。彼の仕事、気性、性格は、常にチームにとって非常にポジティブな存在である選手だ。気難しいキャラクターだけど、学ぶべき多くのことを示してきた。クラブに対して多くのことを成し、非難される余地のない最高のものをもたらしてきた。
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現時点では確定したことはまだ何もない、とのこと。明日のプレスカンファレンスで、サルガドの意思が、本人の口から語られるだろうと思います。

ちなみにこのインタビューではこんなやりとりも。
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Q:あなたにとって、イブラヒモビッチはエトオよりも問題になりますか?
C:本当のことを言うと、僕はエトオがインテルに行ったことが嬉しいんだ。僕にとって、彼は悪夢だったからね。彼に最高のものがありますように。彼は優れたプロフェッショナルだからね。イブラヒモビッチの場合は、彼もまた優れた選手であり、バルセロナの支配を維持していくためのサポートをしていくだろう。
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エトオと仲が良いイケルらしい、ほぼ本気のコメント。個人的にも同意。マドリー戦のエトオはいやだったので、だいぶほっとしてます。


結局

レアル・マドリーCFとミゲル・サルガド・アンヘル(ミチェル・サルガド)は、該選手が当クラブにおける彼のステージを終了することで相互合意に至りました。

継続して10シーズン、サルガドはクラブの勝利のリストを増加させていくことに貢献してきました。レアル・マドリーCFは、彼がもたらしたもの、チームのカピタンの1人として今日まで示してきた模範となる振る舞いに対し、感謝します。


寂しいな……