けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ベテランの見る夢

2009-08-14 10:31:12 | football
マルセイユ公式のニュース記事の見出しが並んでいる中に、Morientesのインタビューらしいリンクがあったので、喜んでクリックしてみました。が、インタビューというには短すぎる……。他にもっと話してないんでしょうか? マルセイユ公式、何か隠したり出し惜しみしたりしていませんか?

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フェルナンド・モリエンテス:ここのサポーターは素晴らしい

連日、何百というサポーターたちがラ・コマンドリーで、オリンピック・マルセイユの選手たちのトレーニングを見に来ている。その情熱が、スペイン人アタッカーに強い印象を与えた。

「サポーターたちはすごいね。ここのサポーターたちは、本当に素晴らしいよ。フットボールで、こういう情熱を受けられるのは、本当に重要なことだと僕は思う。これも、僕がここに魅了された理由のひとつだよ。」

と、フェルナンド・モリエンテスは語った。
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終わってしまった……短い。物足りない。


プラスアルファですが……
物足りない…と思っていましたら、France Footballにはこんな記事が。


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この金曜日にFrance Footballに許された長いインタビューの中で、フェルナンド・モリエンテスは、彼がまだ終わっていないこと、彼の経験をOMに持ち込めるだろうということを証明したいのだと話した。

5年がたち、彼は戻ってきた。先週の土曜日、グルノーブルで(マルセイユは2-0で勝利)、フェルナンド・モリエンテスはオリンピック・マルセイユの一員として、リーグ・アンのピッチに戻ってきた。もうASモナコのカラーを身につけてはいない。しかし、常に、ディディエ・デシャンの指揮下にいるのだ。

「僕は、もっと金を稼げるところと契約することも出来た。でも、それは僕には合わないんだ。」

France Footballに許されたロングインタビューの中で、33歳になったこのスペイン人アタッカーは、そう打ち明けた。

「実際、ディディエが僕に電話してきてくれたとき、僕は一瞬もためらわなかった。すぐさま引き受けたよ。あの電話は、僕に再び意欲をくれたんだから。」

バレンシアで、厳しい2シーズンを過ごした後のことだ。

彼の意欲、フランスリーグでのキャリア、チャンピオンズリーグ、周囲と調和すること、彼とDDとの関係、彼の仲間たちのこと、競争、彼のモチベーション、その体の状態、能力、欠けている点……フェルナンド・モリエンテスは、この金曜日のFrance Footballのコラムで、あらゆるテーマのあらゆる部分に取り組んだ。

「僕の経歴は書かれている通り。僕は、僕以外の他の事を証明するようなものは何もないんだ。ただ僕自身のことだけ。僕は、最高のものに到達できるだけの能力があることを示したいんだ。(中略) 僕は歳をとった、それは確かだよ。でも、意欲は変わっていない。」
(よくわからなくて一部割愛)「チャンピオンズリーグのファイナルに行くことを夢見ている。いつでも、徹底した夢を見ること、すべてに勝ちたいと考えることが必要なんだよ。」

このインタビューの完全版は、金曜日のFrance Football誌の記事「フェルナンド・モリエンテス:マルセイユは僕に再び意欲をくれた」で読めます
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……ケチ。
France Football誌ってどこかで購入できるんでしょうか。モリエンテスがモナコにいた頃は何冊か買ったりしたんですが…確か渋谷のブックファーストだったかなあ。いまだとどこで買えるんだろう。買ったところで、フランス語ですから、まともに読めるわけではないんですが。

と思うくらい、France Footballのインタビュー、すべて読んでみたいです。オファーをしてくれていた他のクラブには申し訳ない気もしますが、デシャンに電話をもらって即決したんだ、と率直に答えている様子を見ると、改めて、可能な中でベストの選択ができたんだな、と思います。本人もさっくり認めている通り歳はとったし、しかもフランスフットボール界はやたらとベテランに厳しいですが(モリエンテスの加入が決まった頃はそういう論調が良く目に付いた)、信頼を寄せてくれたデシャンのためにも、そして自身の価値のためにも、これまで積み上げてきたものを見せてほしいなと思います。
CLファイナル、行けるといいですね。ファイナルの会場、ベルナベウですし。