センテナリオへの最高の贈り物
MARCAから、プレシーズンマッチなのにプレビアの記事ができていました。
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シャビ・アロンソ、ドノスティアラのアイドルが、レアルマドリーとして家に帰る
5シーズン前、彼の人生であったクラブを離れて以来、シャビ・アロンソが家に帰る。レアル・マドリーのユニフォームを身につけて、レアル・ソシエダにとって非常に特別な1日、センテナリオの最初の素晴らしいイベント、アノエタにスターたちが集まる試合を祝うのだ。
スターたちの中に、2004年の夏にサンセバスティアンを離れ、以降リバプールでプレイしていたシャビ・アロンソが登場する。今回が彼にとって初めての帰還であり、多くの喝采を受けることだろう。彼は、チュリ-ウルディン(txurri-urdin:バスク語で白青)のファンたちに、非常に深く受け入れられている選手だからだ。アロンソにもファンにも、特別な時となるだろう。
「アノエタで僕の最初の試合ができるというのは、僕自身にとって本当に素晴らしい偶然だよ。僕にとっては大きな夢であり、ラ・レアルの歴史にとって非常に重要なものでもある。素晴らしいフェスティバルになることを期待しているし、僕にとってはソレよりもほんの少し特別なものになるよ。」 シャビ・アロンソはそう語っている。
このフェスティバルは完全なものとなるだろう。シャビがいることはもちろん、カカ、クリスチアーノ、ベンゼマ、そしてそのチームメイトたちがいる。サン・セバスチャンの観衆を喜ばせるだろうし、しかも無償なのだ(マドリーが金銭を受け取らないという意味らしい)。かつて、レアル・マドリーがアノエタの落成式に招待された1993年、財源が弱ったラ・レアルを助けるために、レアル・マドリーは一銭も受け取らずにプレイすることを申し出た事実がある。
スタジアムは記念すべき祝祭のために、着飾ることだろう。試合前には、100人の子供たちが「センテナリオ」のビッグフラッグを持ってスタジアムに入り、1000個のメモリアルボールをスタンドに投げ入れる。
試合開始時には、ファンたちが3万枚以上のカラーボードを掲げ、両チームを迎え入れるために、アノエタを白と青に染め上げる素晴らしいモザイクを作る。そして同じ数の炎(手持ちの花火か発炎筒、ろうそくみたいなもの?)が、試合終了時にスタジアムの証明が落とされた際に用意されている。
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主審は、皆さんのイトゴンこと、イトゥラルデ・ゴンサレス。もちろん、バスク自治州所属。
ラ・レアルのオフィシャルを見てきましたが、この試合の2時間前から、挨拶や選手の紹介などいろいろなイベントが組み込まれているようです。ということは、試合開始が何時になるかわからないと思っていたほうが良いような……。
アノエタ行きの選手たち
土曜日の夜22時(日本時間日曜の5時)に行われるレアル・ソシエダのセンテナリオ記念試合に向けて、マドリーでは19名の召集選手が発表されました。発表されたというか、公式では外れた選手の名前が載っているだけなんですが。
GK:イケル、デュデク
DF:アルベロア、トーレス、ペペ、アルビオル、ガライ、ドレンテ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、グティ、グラネロ、スナイデル、迷子のカカ、ロッベン
FW:ラウル、イグアイン、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ
以上の選手たちは、土曜日11時にバルデベバスに集合した後、サン・セバスチャンに向かいます。
非召集選手は以下の通り。
ネグレド、アダン、ファン・デル・ファールト、メツェルダー、ガゴ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ルート、ディアラ
この中で、メツェルダーから後ろは負傷、または完調ではないことが理由です。はっきりと監督判断、と記されているのはネグレドとアダン(VDVについては、はっきりと書いていない…)。
ネグレドのハルシティへの移籍が間近と報道されており、ここでネグレドが召集からはずされたことを見ると、いよいよ移籍交渉が山場となっているのかもしれません。
負傷者
負傷召集のセルヒオ・ラモスについてはASに記事がありました。ざっくりと。
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7月27日にプレシーズンに合流して以来、セルヒオ・ラモスは、バルデベバスのピッチ上でのトレーニングがほとんど出来ていない。ずっと左脚アキレス腱の炎症に苦しめられているためで、このことを気にしている選手のために、特別なメニューが組まれている。
ラモスは、他の選手たちと同様に、バカンスの最後数日間は、チームに合流できるよう自主トレーニングをしてきた。しかしそこで、アキレス腱に違和感を感じ始めた。
検査の結果はアキレス腱の炎症の原因を明らかにしていない。この負傷は厄介なもので、ピッチ上でのトレーニングができないものであり、ピッチ上でのランニングも勧められるものではない。負荷をかけることで痛む期間が延び、回復に2~3ヶ月かかる可能性も出てくる。このため、ラモスはアメリカツアーにも参加しなかった。
回復にかかる期間もわかっていない。2日ほど前に再び検査を行ったが、炎症は続いている。痛みが消えるまではトレーニングを開始できないだろうし、それは2日かあるいは10日である可能性もある。
一方でラモスは屋内でのトレーニングをハードに行っている。同時に、炎症を鎮める治療、電気療法、理学療法、(補助器具をつけた?)ウォーキングなども行っている。走り始められるならミニプレシーズンを単独で行うことになるが、リーガの開始(15日後)とその後に続く代表2試合までほとんど時間が無いことが、気になっているだろう。セルヒオ・ラモスは、リーガの開始から数試合を欠場する可能性もあるのだ。
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アメリカツアーをしている頃、どこのソースかは忘れましたが、アノエタの試合にラモスは間に合うのでは?なんて記事の見出しを見かけたこともありましたが、現時点ではまだしばらくかかるように見えます。気にかかりますね……。
シーズン中と違って(もしくは昨シーズンと違って)、公式から負傷のニュースがあまり詳しく出てこないので、余計に心配です。ラモスの他にガゴも「右足外転筋の微細繊維損傷」ですが、少し長引いているように思います。筋繊維損傷もグレード1の、とかグレード2の、とか段階がありますし、酷い損傷なら1ヵ月半くらい復帰できないこともあり得る。ガゴはずっと室内から出てこられずピッチ上でのランニングもしていないようなので、少し重いのかもしれません。(あくまでも推測ですが)。
マルセイユの公式から、モリエンテスのQ&Aを3問
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Q:シーズン2試合目となるリールとの対戦に、どのような気持ちで臨みますか?
M:このチームは、非常に高いモチベーションを持って2試合目に向かうだろうと思う。特に、グルノーブルに勝利した良い結果の後だからね。シーズンを勝利でスタートできることは、大きな強さをもたらしてくれる。
Q:リールは、初戦をホームで落としています。逆襲に燃えるチームは恐ろしくありませんか?
M:初戦を落としたチームが、次の試合で埋め合わせをつけようと3ポイントを狙ってくるのは当然のことだ。でも彼らは、マルセイユと対戦することが簡単な話ではないということもわかっているだろう。僕たちにとって厳しい試合になるだろうけれど、彼らにとっても同じことだ。
Q:試合はモンペリエで行われます。不便ではありませんか?
M:ホームでプレイできた方が良いだろうし、僕たち全員がこの試合をスタッド・ヴェロドロームでしたいと思っていた。観衆はヴェロドロームを何か特別なものにするんだ。僕たちは、モンペリエで3ポイントを取り、スタジアムの使用を待っているすべての人たちのために、早く僕たちのスタジアムが戻ってくるよう願うよ。
(※7月16日、マドンナのコンサートのためヴェロドロームでセットを建設していた際に崩落事故が発生、死傷者が出た。事故調査などのためスタジアムが使用不可となり、第2節リール戦はモンペリエのスタッド・ド・ラ・モッソンで行われる。ヴェロドロームは8月30日の第4節ボルドー戦より使用可能に。)
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