けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

入れ替わり

2010-01-11 19:30:16 | football
負傷者その後
今日はマドリーの皆さんはトレーニングはお休み。ですが、負傷者に検査が行われたら、その状態がはっきりしてくるかな、と思います。何か新しいことがあったら、ここに書くつもりです。とりあえず、下の記事から少しバージョンアップして、ASからの追加情報。

イグアイン
ファン・デル・ファールトだけではなく、イグアインも筋肉の拘縮を抱えて試合を終えた模様。経過は、今日の検査次第。

シャビ・アロンソ
左腓骨上部、膝付近を強打したシャビ・アロンソでしたが、それほど重いものにはならないのでは、という情報。少なくとも、ベルナベウから帰るときには、特に問題を抱えている状態ではなかった様子。


追加:Parte médico de Van der Vaart
本日、ラファエル・ファン・デル・ファールトは、サニタス・ラ・モラレハ病院でMRIなどの検査を受け、左脚ヒラメ筋の筋繊維損傷(グレードI~II)との診断を受けた。離脱期間は2~3週間とみられている。





09/10 Liga Espanola 1a divicion Jornada 17
Real Madrid C.F. 2-0 Real Club Deportivo Mallorca S.A.D.

マドリーの得点:イグアイン(8)、グラネロ(52)

GK:イケル
DF:アルベロア、アルビオル、ガライ、マルセロ
MF:ガゴ、シャビ・アロンソ(85、グティ)、カカ(71、ベンゼマ)、ファン・デル・ファールト(21、グラネロ)
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン

終始、雪が降り続く中での試合。マドリーは、もちろんエル・ブランコですが、みんな雪が似合わない顔してるよなあ……と、どうでもいいことを考える。とにもかくにも、寒い中、足元怪しい中、お疲れ様でした。

ラスとセルヒオ・ラモスがお休み、カカ復帰、ファン・デル・ファールトが早い時間にリタイア、と、布陣のあちこちがいつもと違う構成に。それが特に問題にならなかったのは良かったなと思います。選手たちの適応力でもあるし、マジョルカの構成との相性もあったかもしれない。
マジョルカが、特に試合開始の頃はけっこう引いてゴール前を固めている、逆に言うと、高い位置からのプレスがほとんどなかった感じ。これでマドリーの中盤やディフェンスは余裕が持てていたように思います。マルセロの左が心配でしたが、マジョルカはマドリーの左サイドを突いてくるような攻撃をほとんどしなかったので、マルセロも余裕を持って守り、攻めにも顔を出せていたと思います。カカも復帰したので、マルセロを中盤で使うのと、相手によってはラテラルに戻すのと、両パターン使い分けるようにしていっても良いかもしれない。でもアルベロア休ませるのはもったいないよなあ。波が少なく堅実、というのは貴重な存在だと思います。この試合も良かった。
中盤守備に入ったガゴも、久しぶりでしたが、なかなか良かったと思います。左右ラテラルのケアもそんなに負担ではなかったし、最終ラインの1つ前で守る、少し高いところまでいってプレスをかける、前を向いてボールを持ちパスを出すということまで、できていたかなと。同じように、シャビ・アロンソもプレッシャー少なく、自由でいられた。中盤のパスを出す人たちが余裕なので、最終ラインも取ったらガゴやシャビ・アロンソ、もしくは下がってくるカカやクリスチアーノ・ロナウドにはたけば良く、余裕を持てていたように思います。
ペペが負傷して、ガライとアルビオルがCBを組むようになって、いろいろ心配はありましたが、ここまで堅実にできているし、この試合でもしっかり守れていた。相手に突っ込んでいかない落ち着きがあるのもいい。とはいえ、いつサスペンションや負傷などの危険があるかわからないので、できればどこかでメツェを慣らしておいていただければ、と思うのですが。
攻撃は、まずはイグアインが、文句なしに素晴らしい。調子が良いせいなのか、以前より守備の意識も上がっている感じ。前からのプレスとか、よく動けるようになってる印象があります。カカはたまに消える時間もありましたが、久しぶりの復帰試合だということを考えると、十分の出来。むしろ、すぐに勢いのあるドリブルが使えるところは、さすが。クリスチアーノ・ロナウドは、シュートの手数が多かったけど、あまりぱっとした感じではなかったかなあ…求めるものが高すぎるのかもしれないけど。惜しいシュートの、どれかがゴールになれば良かったのにね。グラネロは、途中からの出場でしたが、結果を出したのは何より。ベルナベウでの初ゴールだそうです。ベンゼマは…途中から出場、ってやっぱり得意ではないんだろうなあ。最後まで試合に入れた感じがしなかった。
それから、グティお帰り。ベルナベウのグティへの反応は、愛憎入り乱れ、といった感じでしたが、でもちゃんとウルトラスによる「グティ・オレ」のチャントは聞こえてきた。そして、やっぱりグティのパスにはハッとさせられる。

その他。
○始球式を担当したのは、ロペス・ガリード(スペイン外務・協力省 EU 担当長官、社会労働党)。始球式、ブーイングまみれでした。
○トーゴ代表の襲撃で亡くなった関係者の方々へ、1分間の黙祷。
○ルベン、久しぶりだなあ。あの、セビージャ戦でしたっけ、交代させられて泣いていたあのルベンが…と、しばし懐かしい気分に。マジョルカ、2失点したしマークのまずい部分もあったけど、よく組織されているなという印象も受けました。

雪が降った

2010-01-11 09:18:49 | football
雪=nieve

復帰。


負傷者情報
ラファエル・ファン・デル・ファールト
左のふくらはぎに刺すような痛みを感じ、21分にグラネロと交代。左脚腓腹筋の拘縮と診断。
ASの記事では、「バルダーノによると筋肉の損傷・破断(una rotura muscular)」という一節が。程度によると思いますが、少し離脱期間が長くなるかもしれません。

シャビ・アロンソ
左脚腓骨上部の打撲。簡単に言うと、左脚の膝付近を強打。後半37分、グティと交代。

公式にはこのとおり出ていますが、重度、離脱期間などは現時点ではわかっていません。今後の経過次第のようです。
とにかく気温が低いのと、雪で足元がぬれて滑りやすいのと、視界もいつもと違うだろうということで、誰かが倒れたりうずくまるとひやひやしました。イケルがAケイタのスライディング食らったときも、どうなるかと思いました。とりあえず無事のようで良かったですが。
あとシャビ・アロンソ、交代時にユニフォームが血で汚れていたようですが、これも怪我のせいだろうか。

「交代」のサインを出すCロナウド