けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

粘ります

2010-01-28 21:08:42 | football
ロッカールーム皆が、クリスチアーノと共に
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ペジェグリーニと選手たちは、ポルトガル人を保護している
彼らは、この問題に執着せずこれ以上くよくよせずに、運が悪かったのだと思うようアドバイスした(優しいなみんな)

クリスチアーノ・ロナウドは、不当な扱いを受けていると感じて、無力感に陥っている。何度も何度も彼のプレイ映像が流され、彼はムティリガを傷つけるつもりはなかったのだと強調している。彼は、2週間に渡って試合に出られないなどということは理解できない。 昨日(火曜?)、ピッチに入った彼が最初にしたことは、彼の潔白を主張することだった。いつもの冒頭訓話の前に、ペジェグリーニはクリスチアーノ・ロナウドを脇に呼んで調子はどうか尋ね、そしてCロナウドは、彼の行為についての主張を繰り返した。監督は、彼がこの問題に執着することを望まず、説得力のある議論で落ち着かせた。もう振り返らないことだ、口や顔に当たっていたなら良かったのだが、君は鼻に当ててしまったのだからと。カピタンのラウルも、同じような姿勢で彼の気持ちを盛り上げようとしていた。もう過ぎたことで、皆が君をサポートしている。悪意があったのではなく、運悪くムティリガの鼻に当たってしまったのだということは、皆がわかっているから、と。

しかし、クラブの上層部は終わりにしていない。今日、彼らは裁定委員会の判断を待ち、もし赤紙が取り消されなければ、訴えを続けていくつもりでいる。今回の「CR9」のケースはサスペンション1試合にすべきであり、レアル・マドリーはクリスチアーノを、2試合のサスペンションの該当試合となるエスパニョール戦に出させたがっている。もう1試合は、マドリーが1991年以来勝利していない、土曜日のリアソールでの試合だ。エスパニョール戦には、ペジェグリーニは、ファン・デル・ファールト(問題なく)とイグアイン(おそらくは)を間に合わせることができるかもしれない。
一方、上訴することは明言されている。セルヒオ・ラモスは昨日、ロッカールーム全員を代表して、退場とサスペンションの判断は「不当だ」と考えており、全員が彼をサポートすることを述べている。
「あのプレイで、彼はとんでもない大騒ぎを作り出してしまった。だけど僕たちは、クリスチアーノには攻撃の意思はまったくなかったと考えている。彼はただ、ムティリガを退けようとしただけだ。不公平な判断だと僕たちは考えている。彼が2試合のサスペンションに従わなければならないのは、マドリーにとっては大きな戦力減だ。クリスチアーノは、ロッカールームからのサポートを受けている。僕たち全員が同じように考えている。」
セルヒオ・ラモスは、同じ試合の中で、同様の状況に遭った。
「僕もドゥダから突かれた。でもそれは議論されてない。なぜならあれは、ボールを争う上で意図せず起こったことで、悪意も攻撃の意思もまったくなかったからだ。メッシの場合は運よく相手の顔に当たらず、クリスチアーノの場合は運悪く相手の鼻を骨折させてしまった。」
しかしながら、バルセロナからは、チャビがその試合を比べないこと、メッシのイメージを傷つけないようにということを求めている。
「それぞれの意図は比べるようなものではない。レオはプレイしようとしている一方で、クリスチアーノは平手打ちで相手を排除してプレイし続けようとしている。これは違う。その前にファウルがあったし、攻撃しようとしてのことではないかもしれない。でも自分には、あれは赤紙で2試合サスペンションは正当だと思う。」

-今日、裁定委員会が、サスペンションを1試合にするかどうかを決定する
-そうなっても、裁定委員会が赤紙の取り消しをしない限り(まったくありそうにないことだが)、レアル・マドリーはそれを不服とし、規律委員会への上訴を行うだろう
-規律委員会が決議を行う間、クラブは差し止め命令を求めるだろう。なぜなら、もしそうしなければ、クリスチアーノがデポル戦でのサスペンションを消化してしまい、クラブにとって好ましい解決方法は効果を失うだろうからである。
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実はあんまりよくわかってないのですが、今日の裁定委員会の判断が不服だったらさらに上訴するチャンスがあって(規律委員会へ)、そこで差し止め命令が取れたら(取れるのか?)、争っている間は、クリスチアーノは試合に出られるかもしれない、ということでしょうか。確かに、デポル戦に出られないよりは、ファン・デル・ファールトもイグアインも復帰できる可能性が高いエスパニョール戦辺りでサスペンションになる方が、穴は小さそうですね。

ほんとに?


それはどうですかね
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クリスチアーノ・ロナウドへのサスペンション(今日の上訴に希望を残す)とイグアインの負傷が、ラウルの先発復帰を促すかもしれない。カピタンは、11月25日(ベルナベウでのチューリッヒ戦)以来、先発で出場していないという事実がある。リーガに限って言えば、もっと以前のことになる。10月24日のエル・モリノン(アルメリア0-0)以来だ。
チリ人監督は、リアソールでの試合に向けた11人のフォーメーションに、この数日思い悩んでいる。10人は決まっている。カシージャス、セルヒオ・ラモス、アルビオル、ガライ(回復すれば)、アルベロア、シャビ・アロンソ、ラス、グティ、カカ、ベンゼマだ。残り1人は、チームのフィールドプレーヤーで最多の出場時間であるマルセロか、3ヶ月、9試合続けて控えに置かれているラウルだ。
ラウルは、ペジェグリーニを納得させるために、様々なトレーニングをハードにこなしている。さらに、シーズンの第1節、デポルティーボと対戦した際には(8月29日)、ラウルは1ゴールを決め、ペナルティを取り、この試合のスターとなった(3-2で勝利)。ASは一面の見出しに「ラウルは今でも王だ」と載せた。リアソール、次の対戦相手だ。

「7番」でより攻撃的に
ペジェグリーニは、ア・コルーニャで、クリスチアーノの代わりを誰が務めるかで、2つのシステムを考えている。もしラウルがそのまま、つまり前線同士で代わるなら、ラウルとベンゼマをカカの前に配置するということになる。もしマルセロがプレイするなら、カカがセカンドトップという形になるだろう。
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本日のトレーニング
ガライ、ラス、イグアイン、ガゴ、ディアラ、ファン・デル・ファールトは、室内でそれぞれの回復メニューを実施。ペペも、室内の施設を使って、リハビリに励んでいる様子。
トレーニングの半ばには、ファン・デル・ファールトとイグアイン、ガライはピッチに入り、ランニングを実施。ラフィは良い感じでペースを上げているようです。
カンテラからは、マテオス、モスケラ、ロドリゴ、ラウル・ルイス、ファンフランの名が呼ばれ、トップチームのトレーニングに参加。

ということで、ラフィを初め、イグアインとガライも、もしかしたらデポル戦に、と思いたいところですが、ASによれば、ラフィもイグアインもこの週末は難しいだろう、との見立て。ガライはどうなんだろう。ていうか、イグアインもガライもですが、やっぱりピボーテ欠乏症の方が気になる。なんで皆一緒にいなくなるの。ラスはどこがどうなってるんだろう。土曜の夜の試合に間に合わせるなら、今日当たりそろそろ全体トレーニングに部分合流ぐらいしてもらわないと……間に合わないんだろうか。

シャビ・アロンソとグティのドブレピボーテ? それかモスケラを? あるいはシャビ・アロンソを底1枚にして、その前に……誰を。


※MARCAから追加
負傷者の中でも、一番デポル戦に出られる可能性が高そうなのは、ガライのようです。ガゴは、負傷もあるのかもしれませんが、まだ移籍希望中でフラストレーションをつのらせている様子。移籍期間は今月一杯のはずなので、何かあるなら2,3日のうちのことでしょう。でも、今ピボーテ足りないのですが……。
気になるラスは、正確にはわかりませんが、足の怪我でスパイク、シューズが履けない状態らしい。ピッチには(冒頭のペジェグリーニの訓話の時だと思いますが)、サンダルで出てきたとのこと。


こういう話題が出てくるということ

2010-01-28 05:04:07 | football
ヒネス・カルバハル:ラウルはマドリーを2011年で出る可能性がある
ラウルの代理人は、ラウルが来シーズン終了後、マドリーを出る可能性があると話している

ラウルの代理人、ヒネス・カルバハルは、「Soccernet」で、ラウルが2011年でレアル・マドリーを出る可能性があると認めている。ラウルは、ペジェグリーニがマドリーのベンチに来て以来、リーガでわずか6試合しか先発していない。
この代理人は、ラウルが、18ヶ月したらプレミアリーグに移ることを考えていたと認めた。
「ラウルは2011年までの契約があり、現在、彼はそれを全うするつもりでいる。しかしシーズンは非常に長く、なにが起こるか見ていくことになるだろう。常に選択肢は存在し、明日なにが起こるか知っている人はいない。彼が常にプレミアを好んでいたことは秘密ではない。しかし、カタールやアメリカという選択肢もあるだろう。彼には5人の子供がいるし、多くの要素を心に留めておく必要がある。」
ラニエリ時代のチェルシーは、彼に7140万ポンドを用意していたことがあった。
「過去に多くのプレミアのチームが彼に興味を寄せていたが、唯一公式にオファーがあったのがチェルシーだった。ラニエリはクロード・マケレレとラウルを望んでいたのだ。チェルシーの同じ人たちが、マケレレの獲得の件で、私とマドリーにコンタクトを取ってきた。」
「彼らは1億ユーロのオファーを寄せてきたが、ラウルはオファーを考慮しなかった。彼には、マドリーを離れるプランはなかったからね。そういったクラブは、ラウルがマドリーのカピタンであり、自身のチームを離れることがとても難しい、ライアン・ギグスのような存在であるとわかっていたのだと思うよ。」
最後に、ラウルとコーチ陣との関係について、代理人はこう断言する。
「ペジェグリーニとの間には何の問題もない。彼らの間には、十分な敬意と対話がある。ラウルが心を砕いているのは、再びレアル・マドリーで重要な存在になることだ。彼のコンディションからいって、ベンチにいて幸せであるような選手ではない。彼は、自身の新しい状況を受け入れている。しかし、試合に出場し、彼のレベルを示すチャンスを待ち望んでもいる。」
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真っ当な競争があったとも思えないうちに、ベンチスタートが当たり前にされてしまったラウル。なぜベンチスタートになったのか。ラウルが他のFWに比べて格段に劣っていたり、調子が上がらなかったからではない。シーズン当初のラウルは、問題なかっただろう。普通に試合に出場し、普通にゴールを決めていた。いつの間にか、試合から外されているうちに、ラウルはもう衰えて使えないやつになった、と思い込まされるようになってしまった。アルコルコン戦に出ていたのが罪科になったのだろうか。ペジェグリーニにしてみたら、外すのにちょうど良かったのかもしれない。
若い選手が中心になっていくのも、ベテランにはベテランの役割があるのも、理解できる。でもそれは、機械的に「ベテランなので途中出場」とか「ベテランは穴埋めに」ということじゃないだろう。以前のペジェグリーニインタの時にも思ったけれど、重用すべきとされているらしい選手たちを快適にしてやるために、既存の選手が軽く扱われるのは、ましてその選手がレジェンドであるのに軽視されていると感じざるを得ないのは、快いものではない。