団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

地上波テレビの惨状

2010-01-10 10:19:28 | Weblog
 テレビの嗜好はきわめて個人的なものだが、さすがに年末・年始の地上波のバラエティ的な特番は、なにも見なかった。
 ドラマで見た作品は『坂の上の雲』『龍馬伝』『相棒』と2時間ミステリーぐらいだった。あとは結局、撮りためた映画やミステリードラマなどを見て時間を過ごした。
 紅白ですら満足に見ておらず、歌番組やバラエテイなどは一切見る気がなくなっている。同世代の連中に聞くと、ほとんどがそうだという。いったいテレビは誰に向けて放送しているのか分からなくなる。
 いってみれば、コマーシャルの中に切り刻んだ番組をはめ込んでいるようなもので、地上波のテレビは、ニュース以外の役割はすでに終わっているのだろう。
 現在、BSは再放送とネットショッピングが主流だが、それでも外国の上質なドキュメンタリーを放送しており、CSは古い邦画や外国製のミステリーに見るものが多い。無残なのはUHF局でギャンブルが目玉となっている。
 特筆すべきはWOWOWで、特にドラマWの出来がレベル以上だ。映画と同様に、いい作品は金を払って見るもので、ただのモノにろくなものがない、という昔からの原則を体現している。
 最近では『一応の推定』、ちょっと前では『誘拐』がよかったが、もっともスリリングだったのは『空飛ぶタイヤ』。三菱のトラックのハブ事故を題材にした人間群像劇で、ドラマの最優秀賞をもらっている。レンタルもされているから一見の価値はある。
 以上のように、テレビは見たい作品のチャンネルを選ぶ時代に入っており、地上波の垂れ流しでは結局、ますます幼稚化していくのが実情だ。また世代ごとに見たいものがあり、音楽同様にそうした選別化が今後も進んでいくだろう。
 となれば、いったい地上波のデジタル化のバカ騒ぎはなんだろう。いくら映像がきれいになっても、中身がお粗末では誰も見なくなる。
 従来のテレビでもチューナーを買えば見られるが、ただUHFの専用アンテナがいる。素人がこれを屋根に設置することはできないから、電器屋を儲けさせることになる。
 液晶テレビなどにエコポイントもついて、政治と産業界が結びついた利権が大きくうごめいているが、ほんとうに地上波のデジタル化は必要なのか、という議論はあまり聞かない。
 アナログだって見られる従来型のシステムを残すことが、モノを捨てないほんとうのエコであり、人にやさしい政治になるのではないか。

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1 コメント

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風呂入るのメンドクサイ! (ドライブ好き)
2010-01-17 19:24:48


今日も若い娘に、クチとマ○コでチムポ洗浄してもらいました(笑)
マ○コには清潔なチムポを挿入してあげたいので、
クチでしっかり私のチ○カス取るように言いつけてます(爆!!
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