団塊の世代の世間話

60年を生きてきた思いを綴った「ゼロマイナス1 団塊の世代の世間話」を上梓し、その延長でブログを発信。

恐竜絶滅なら人類もありか

2010-03-05 16:35:08 | Weblog
 白亜紀の恐竜の絶滅は、巨大彗星の衝突というところで、学者らの意見が一致して発表された。それは詳しく新聞に載っている。
 いろいろと恐竜の絶滅については論議されてきたが、もっとも有力な説に落ち着いた、というところだろう。たぶん、異論のある学者はいっぱいいて、これからまた論争がはじまるのだろう。
 当然、そんな昔のことには明確な証拠はない。いわゆる状況証拠があるだけで、地球上にない物質が一定の地層から発見されているというのが論拠だった。
 それがどうして絶滅に、という理由は、気候変動だ。太陽光が遮られ、恐竜が耐えられない寒冷化が地球規模で起こったのだろう。アフリカの象をシベリアに持っていくようなものだ。ただ激突は一度だけでなく、過去に数度起こっている。その都度、生物の絶滅が起こったのだろうか。
 当然、絶滅は恐竜だけでなく、他の生物にも及んだろう。そこで淘汰が起こり、寒冷にも適応できる生物が生き残り、哺乳類の天下が来たのだろうか。絶滅というと一瞬の出来事のように錯覚しがちだが、絶滅するまで何億年とかかっているだろう。だって、恐竜全部が寒冷化に適応できなかったわけではなく、寒冷化に強い恐竜もまた誕生し、それが進化してちがったタイプの生物になったかもしれない。
 いずれにしろ、最終的には哺乳類が残るが、分からないのは南米の石に恐竜と人間が同じ場面で書かれていることだ。説明はついていない。
 だから絶滅したといっても、一部の恐竜はずっと生き残ってきたのではないか。そう考えほうが自然だ。
 ホモサピエンスが誕生してから農耕民族に達するまでに長い時間がかかり、現在のイラクにシュメール文明が勃興するのは、紀元前1万年以降という。
 人類は文明化してわずか1万年程度しか経っていない。たぶんそれ以前にも文明は起こり滅んでいるだろう。その痕跡が超古代のテクノロジーとして残っている。オーパーツなどがその典型だ。
 ということは、いま地球に巨大隕石の衝突で氷河期が到来し、一部の人間が残り野生化しても、やはり1万年程度で再生できるのだろうか。現在の文明は宗教のくびきがあるから、たぶんもっと早く再生できるだろう。
 前文明の知恵が生かされればいいが、たぶんそのつながりはないだろう。現在の文明をみれば分かる。なにも学んではいないからだ。
 差別、核、環境など山積している問題をまた一からやり直すとなると、次の人類も大変だなあ、と思うものだ。

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