夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

篆刻(てんこく)6月の月例競刻の講評が届く

2020年07月09日 | 篆刻
篆刻サークルの先生から6月の月例競刻の講評が
届きました。
6月の課題は「塞翁馬」印の大きさ八分印(約2、5cm)
以下先生の講評です。


左右で朱白の変化を出している。右二字は工夫の
布字でみごと。白文の一字はやや力不足か。迫力を欠く
 

各字に屈曲線があることで印篆の固さが柔らいでいる。
ベテランの技といえよう。丁寧かつ思いきりよい運刀は
他の模範といってよい。


印面に彫りに骨力があり、気力に満ちている。適度に
細太変化もあり、風趣を高めている。上品の仕上がりである。


彫り味に自然さがあり、技巧にとらわれない所がいい。
細太変化が実にいい。このところ芸術味が出て良い
作品が多いのがうれしい。


自在に文字が躍動し、一気に刻す「気」があふれており
見事というしかない。分間布白がみごとなり。


漢印の風趣をとりこんで
力強い作である。正面から立ちむかう姿がすばらしい。
刻するまでの丁寧さがうかがえる。


読み方に迷うのいでこの配字はさけたい。以前の氏の
刻と違って丁寧な運刀は好ましい。辺縁変化もっと
あっていい。


朱白を対角に配置してバランスを考えて配字している。
心にくい技である。太くして満白印にしても面白いと
思うがいかが。


印面二分割の朱白作である。朱文やや細めだが変化に
富んで楽しい。比して白文やや単調に思う。辺縁変化あり。
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