大ちゃんが通っている調理師学校で
「保護者を招いての賞味会っていう案内がきた
2名招待だそうで、一緒に行かない?」と
大ちゃんのおかあさんが言ってきた。
フレンチのディナーという事で行ってみることにした。
場所は池袋。池袋は芸術劇場には何度かコンサートで
通いましたが、サンシャインビルの方には50年以上も
来ていない。池袋もずいぶん変わりました。
場所は駅から歩いて10分ほどの武蔵野調理師専門学校
6時からのディナータイム。30名ほどが客です。
会場に入る前に調理している調理室も見られた。
大ちゃんの姿も見えた。
校長の挨拶と料理をサーブする生徒の皆さん。
テーブルセッティングにあるメニュー表
料理人の名前、シェフの欄に大ちゃんの名前
黒板にはメニューと同じ料理が描いてあり黒板絵となっている。
ウエルカムドリンク(カラメルビネガーのソーダ割り)と
最初の一口、小玉ねぎのファルシ ビーツとビネグレット
白ワイン お酒のm、飲み放題
前菜 乾燥椎茸のマリネ カボチャと紫芋のテリーヌ
魚料理 ヒラメのポーピエット 白ワインソース
赤ワイン、グラスに注いでくれます。
ワインの入っている籠は何で出来ているか?と
大ちゃんのお母さんが籠を触ったらワインが溢れ
テーブルクロスにシミを作ってしまった。
肉料理 鹿肉のロティ ベリーソース
黒い服を着たおじさんがさり気なくテーブルの間を
回り歩いている。
あのお方は誰じゃいな?と思ってみていたら
赤ワインを溢したテーブルのシミを見つけ、
暫くすると丸めた(折り目がついていないナプキン)を
持ってきて、ワイングラスやカトラリーを退けて
さりげなくその、シミの上に広げて隠し、去って行きました。
ほ〜、このようなサービスするのか。と感心した。
デザート
ヌガーグラッセと洋梨のコンポート レモンソルベと共に
ボリュームたっぷりのデザートです。コーヒー紅茶がついて
料理が終わると各班料理担当の紹介です。シェフが紹介します。
それぞれ一言づつ挨拶。
「お父さん、お母さん19年間育ててくれてありがとう
これからおいしいものを作って喜んでもらえるよう
頑張っていきます」と親を喜ばせるスピーチが続きます。
料理の先生とサービス係(黒い服のおじさん)の紹介があり
9時近くに終了。お腹いっぱいです。
一仕事終わった大ちゃん。嬉しそうでした。
この学校の就職率は高いとのことですが
「今年はコロナの影響でホテルからの求人が
少なくその為未だ就職先が決まっていない
生徒もいます」と先生
コロナの為で大番狂わせです。大ちゃんはレストラン
就職が決まりました。
さて帰る間際に、あの黒い服きたおじさん先生に
会ってみたいと思っていたが姿が見えない。
それで近くにいた係の先生に
「サービス担当していた先生はどなたですか?
素敵なサービスに感心しました」と言ったら
「下野(しもや)先生です。呼びましょうか?」
「いえいえ、結構です」と言ったら
「すぐそばにいますから、直接お礼を行ってください」
と部屋に呼びに行ってくれた。
恐縮至極でテーブルセッティングの事を話すと
「本当は料理が終わり、デザートが始まる前に
テーブルクロスを新しく変えたり、カバーを
掛けたりするんですよ。今日はそこまで
やりませんでしたがね」と教えてくれた。
なるほどそんなものなのか。と改めて感心した。
「記念写真撮らせてください」と言ったら、快く
「じゃあマスク外しましょう」とマスクを外して記念撮影
家に帰ってきてネットで調べたら下野隆祥氏凄い人でした。
大ちゃん帰ってきて
「下野先生と写真撮ったんだって?
先生に呼ばれて『挨拶された』と
言ってた。あの先生すごい人だよ。」と大ちゃん。
「名前も何も伝えていなかったのに、よく
分かったね」と言ったら
「テーブル見て回って名前のカード見て
覚えていたのじゃない?」と大ちゃんのお母さん。
サービスする人は客の名前を覚えるのは特技なのかも。
そんな偉い人とは知らず、呼びつけて、おまけに
記念写真まで撮ったりして、なんとも図々しい
婆さんだと思った事でしょう。
久々にフランス料理を堪能しました。
「保護者を招いての賞味会っていう案内がきた
2名招待だそうで、一緒に行かない?」と
大ちゃんのおかあさんが言ってきた。
フレンチのディナーという事で行ってみることにした。
場所は池袋。池袋は芸術劇場には何度かコンサートで
通いましたが、サンシャインビルの方には50年以上も
来ていない。池袋もずいぶん変わりました。
場所は駅から歩いて10分ほどの武蔵野調理師専門学校
6時からのディナータイム。30名ほどが客です。
会場に入る前に調理している調理室も見られた。
大ちゃんの姿も見えた。
校長の挨拶と料理をサーブする生徒の皆さん。
テーブルセッティングにあるメニュー表
料理人の名前、シェフの欄に大ちゃんの名前
黒板にはメニューと同じ料理が描いてあり黒板絵となっている。
ウエルカムドリンク(カラメルビネガーのソーダ割り)と
最初の一口、小玉ねぎのファルシ ビーツとビネグレット
白ワイン お酒のm、飲み放題
前菜 乾燥椎茸のマリネ カボチャと紫芋のテリーヌ
魚料理 ヒラメのポーピエット 白ワインソース
赤ワイン、グラスに注いでくれます。
ワインの入っている籠は何で出来ているか?と
大ちゃんのお母さんが籠を触ったらワインが溢れ
テーブルクロスにシミを作ってしまった。
肉料理 鹿肉のロティ ベリーソース
黒い服を着たおじさんがさり気なくテーブルの間を
回り歩いている。
あのお方は誰じゃいな?と思ってみていたら
赤ワインを溢したテーブルのシミを見つけ、
暫くすると丸めた(折り目がついていないナプキン)を
持ってきて、ワイングラスやカトラリーを退けて
さりげなくその、シミの上に広げて隠し、去って行きました。
ほ〜、このようなサービスするのか。と感心した。
デザート
ヌガーグラッセと洋梨のコンポート レモンソルベと共に
ボリュームたっぷりのデザートです。コーヒー紅茶がついて
料理が終わると各班料理担当の紹介です。シェフが紹介します。
それぞれ一言づつ挨拶。
「お父さん、お母さん19年間育ててくれてありがとう
これからおいしいものを作って喜んでもらえるよう
頑張っていきます」と親を喜ばせるスピーチが続きます。
料理の先生とサービス係(黒い服のおじさん)の紹介があり
9時近くに終了。お腹いっぱいです。
一仕事終わった大ちゃん。嬉しそうでした。
この学校の就職率は高いとのことですが
「今年はコロナの影響でホテルからの求人が
少なくその為未だ就職先が決まっていない
生徒もいます」と先生
コロナの為で大番狂わせです。大ちゃんはレストラン
就職が決まりました。
さて帰る間際に、あの黒い服きたおじさん先生に
会ってみたいと思っていたが姿が見えない。
それで近くにいた係の先生に
「サービス担当していた先生はどなたですか?
素敵なサービスに感心しました」と言ったら
「下野(しもや)先生です。呼びましょうか?」
「いえいえ、結構です」と言ったら
「すぐそばにいますから、直接お礼を行ってください」
と部屋に呼びに行ってくれた。
恐縮至極でテーブルセッティングの事を話すと
「本当は料理が終わり、デザートが始まる前に
テーブルクロスを新しく変えたり、カバーを
掛けたりするんですよ。今日はそこまで
やりませんでしたがね」と教えてくれた。
なるほどそんなものなのか。と改めて感心した。
「記念写真撮らせてください」と言ったら、快く
「じゃあマスク外しましょう」とマスクを外して記念撮影
家に帰ってきてネットで調べたら下野隆祥氏凄い人でした。
大ちゃん帰ってきて
「下野先生と写真撮ったんだって?
先生に呼ばれて『挨拶された』と
言ってた。あの先生すごい人だよ。」と大ちゃん。
「名前も何も伝えていなかったのに、よく
分かったね」と言ったら
「テーブル見て回って名前のカード見て
覚えていたのじゃない?」と大ちゃんのお母さん。
サービスする人は客の名前を覚えるのは特技なのかも。
そんな偉い人とは知らず、呼びつけて、おまけに
記念写真まで撮ったりして、なんとも図々しい
婆さんだと思った事でしょう。
久々にフランス料理を堪能しました。
それにしても下野氏すごい人なんですね。私もいろんな人と記念写真を撮っていますが、大物と話をできて記念写真も撮れたのも何よりです。shizukataさんも、直感的に「あ、この人別格だ」と思われたんじゃないんですかね。
ところで鹿肉はいかがでしたか。私は、鹿肉は、牛肉とあいびきしたハンバーグしか食べたことがありません。ちゃんと血抜きをして処理すればおいしいそうですね。
今年は就職率がかなり落ちたようです。コロナの影響で
求人を控えるところが多く、特にホテルは厳しいようです。
大ちゃんは何とかフレンチレストランに入れたのですが
これからが修行の道です。
下野氏は目配り気配りが流石でした。生徒に対してもです。
バッチリ生徒の行動を観察していました。私も注意深く
下野氏の行動を拝見していましたが、こんな偉い方とは
知りませんでした。
「結構厳しい先生だけど、時々面白い事言う」と大ちゃん言ってました。
このような先生に食事の作法を教わるのも勉強になるでしょう。
鹿肉は美味しかったです。鹿肉は何度か食べましたが出された
鹿肉はクセがなく美味しく食べられました。鹿肉は熊肉ほど
獣臭さはありません。とはいえ鹿肉も熊肉も前処理をしないと
かなり獣臭さが残ります。