夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

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側款拓のやり方を習う

2018年03月19日 | 篆刻
拓本という技がありますが、今回は
篆刻印の側款拓の採り方を習いました。
 
 側款(そくかん)とは、篆刻において、印材側面に
 刻まれた作者の署名(落款)のことであり、
 辺款、印款、旁款とも言う。あるいは印跋を含めて
 いう場合もある。
Wikipediaより
先生が刻した印の側款↓

先ず印にヤマトノリを薄めて塗り、紙を乗せブラシで
叩き抑えたらドライヤーで乾かし
 
タンポに墨を付け紙の上からから叩いていく
タンポ↓に墨が付きすぎないように試してから
叩いていきます。
タンポの作り方は綿又はティッシュペーパーを
固く丸めビニール(ラップなど)で包み、目の
細かい布(紅絹)で包み縛る。
 
側款拓が取り終えたら印を押します。

出来上がり。

 印影とともに側款自体も篆刻鑑賞の対象である。
  側款を鑑賞する、あるいは記録に残すためには
 その拓本をとる。これを拓款(側款拓)という。
 印譜には印影とともに拓款が載せられることが多い。

 Wikipediaより
こうすると鑑賞に堪える作品が出来上がる。

次は篆刻印を拓本してみた。


 
硯の拓本です。
 
硯の形が面白いので
「真ん中に印を押しても面白いですね」と先生。
「なるほど」とみんな。
  
「他に割り箸など拓本にすると面白いですよ」
「なるほど」

「ところで側款を刻すのは難しいよね」
ということで、側款の刻し方を教えてもらう。

が、縦の線、横の線の刻し方が普通の書の筆運と
違いなかなか難しい。
「これは何度も経験してみないとわからない
 ですから、何度も練習してください」と先生。

先生が中国から買ってきた石には山水画が
描かれている。素敵な石ですが
「本物だったら高価ですが、偽物かも
 しれません。石の色が退色している。と
先生が言うも、細かく刻してある山水画が
素晴らしい


拓本採り以外と面白そう。先生に用具一式
貸してもらいました。

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