きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

やま・うみ・そらのものがたり

2013-01-06 21:15:36 | 近場の異邦人
暖かかったので、予定を変更し山へ向かう。
近場をごぞこぞと走って終わらせようかとも思っていたが、この正月の不摂生で体重が増えた。風呂に入るときに鏡見ても何となくそれが分かる。帳尻あわせまではいかずとも、少し長い距離やっとこうかと。

まずは、坂。結構な勾配だが、とりあえず一歩一歩。

一旦下る。右手には埋立場。この先には斎場。お墓参りの人がちらほら。

そして国道に出てまた坂。奥道後という名のホテルを過ぎる。

ここのジャングル風呂は悪くはないが寒い。そして、さらに山へ。

この先にはダムがある。

ダムの水、そこそこあるようである。そして、この先赤い橋を左手に。ここからの道は2、3年ほど来ていないはず。

何日か前か昨日か、雪が残っている。気温はそれほどまでとは感じなかったが。

この神社も覚えがある。

小学校の前、こういう看板を見つける。なるほど高縄山か。今日は体がよく動いていたので行けそうな気もしたが、補給の水分も持ってきていないしやめとくことにした。でさらに上る。
市内に向かう分岐をやり過ごし、まっすぐに行く。

ここからは下り。ここも約3、4年ぶりぐらいかな。で、すぐ先で、もう一つ県道の分岐があったので、ここからは初めての道を選ぶ。分かれたとたんに上りである。

でもまあ、それほど苦ではない。しかも、海が顔をのぞかせる。ラッキーと思う。

もう少し高いところに出ると、もっと広々と見えた。

山の展望も開けた。

そして下り道、海は視線より上にある。

空にある海。妙な気分である。
国道沿いの看板で気になっていた「オオカミの神社」はこの分かれ道の奥らしい。

今日は止め。
この辺から、だいたいバテてくる。約3時間近くになってということになる。これは蓄えていたエネルギーが切れたんだろうな。マラソンでも、ここからのエネルギーを早めにうまく補給していく必要があることを思い出す。ようやくという感じで国道に出る。愛媛マラソンのコースである。

今日はこの国道を横断して海へ。山から川伝いに降りてきた終点に着く。

でここで終わっても特に問題はなかったのだが、とりあえず、正月の帳尻合わせもあり、もうしばらく走る。
ここからは、とにかくしんどいしんどいっていうのと、何年ぶりかというほど久しぶりの道でもなかったので、ひたすら我慢で走る。

港を通る。そして、途中で考えていた場所にようやく着く。

空港。山から川を伝って海、とくれば、何となく空までと思っただけ。

空に一番近い場所。
到着すると市内行きのバスが来たので、もう良かろうとそのまま乗り込む。

ビルにも入らず、展望デッキにも行かず、そして着替えもせず。そして慰労もせず(これはまあそろそろ止めとこうかと思っていたのでこの日に限ってはそれほど執着はなし)。終わりあっけなかったが、まあ目的は果たしたので充分満足。スマホの電池もギリギリもったし。

でも、体重はこれぐらい走っただけでは元に戻らんな。ちゃんと仕事せえってことらしい。
明日から、気合い入れて通勤ランするかね。