きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

終点まで~海上

2013-01-12 20:34:57 | 近場の異邦人
二日酔いの頭のまま、いぬのおはかまいりに行く。
あまり記憶が残っていない。風呂でも寝てたらしい。朝起きたときはふらふらしていたこりゃだめだという感じだった。

いつもの道。峠を越え、山道を走る。寒いし頭が痛いのでペースは上がらない。3時間かけて、ようやく着く。予報では暖かくなると言っていたのに寒い。
おはかまいりが終わり、コンビニで缶コーヒーとお菓子を買って糖分補給する。まだ寒いがもう少し頑張ろうかという気になる。いつもは片道のみのランだが、今日はもう少し走る。

昼を過ぎて、ようやく暖かくなる。帰り道はバスのことが多いので、風景も新鮮に感じる。

でも頭は痛い。

で、バスの時間が中途半端になってしまったので、頭は痛いがさらに走る。前回のおはかまいりの帰りに途中まで行った「海上」への道。今日は終点まで行けるかなと。

前回は、この辺まで来たか。終点までまだ約半分といったところ。日向と日影では、暖かさがまた違う。まだまだ頭が痛い。
この先、集落はいくつもあった。ここも家が集まっている。

でも店はない自販機も見当たらない。
その近くにあるこの神社、何か聞いたことがある名前。

少し前ニュースで出ていた、枯死させられた樹齢数百年の木があった神社ではなかったか。切り株らしきものが遠くに見えた。少し「怖く」て見に行けなかった。
神社の近くには、多分廃校になったであろう小学校の建物が残る。

校舎の大きさから、昔の賑やかさが伺える。
さらに奥に行く。

国道から入ってすぐより、奥に行く方がのどかな感じになっている気がする。

地図では行き止まりだが(もといこの後調べ直したら山道が結構続いていて国道に出た)、家があり人は住んでいる。
終点手前、水力発電所。

そして、突然という感じで終点。バス待ちのおばちゃんにここバス停ですかと尋ねる。それぐらい分かりにくい終点だった。もう少し歩けば、渓谷の入り口になる。

昔、夏に来たか秋に来たか。
バス待ちのおばちゃんが猿がいるよ2匹と教えてくれる。結構近くまで来るんですね。

写真はここまでちょっと分からないか。
終点に着いて10分後バスがやってくる。座席は12ぐらいの小さなバス。

有り難いなと乗り込む。朝と夕方の2便で明日はお休みのバス。

暖かいバスの中でうとうとする。体が弛緩する。電車に乗り換え家に着く頃、ようやく暖かくなった気がした。
頭はまだ痛かった。