きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

ほりえみなとの跡にて

2013-02-26 22:00:00 | 近場の異邦人
先週のクラブ駅伝の締切日。夕方、事務局長さんの自宅に申込書を届けに行く。職場から近いこともあり、去年に続いて手渡しとなる(締切ぎりぎりの提出なので間に合わないということもある)。

用を済ませ、「堀江港」の案内表示に懐かしくなり港の方へ行く。

フェリー乗り場は新しい建物になろうとしていた。この写真の左手から、呉(阿賀)行きのフェリーが出ていた。

元々は、主要航路だったと聞いている。確かに、ここからは駅も歩いていける距離なので、徒歩で移動する人にとっては使い勝手がいい。フェリーが小さいので車は、バックで入れて、少々テクも必要だったが、何せ料金が安かった。観光港から出ているフェリーより早く着くし安かったから、儂は、広島に行くときには必ずここから出ていた。単車でも車でも。

しまなみ海道ができて、利用者が減った。
以前ブログにも書いた「とびしま海道」を走った帰りに乗ったのが最後だった。確かその2、3ヶ月後ぐらいにこの航路は廃止になった。
港の食堂はまだまだ商売を続けている。

みなと食堂さん。何かのフリーペーパーにも紹介されていたか。今度、寄ってみようかと思いながら「港」を後にする。
もう、「港」ではないのかもしれないが、港は港のままだった。
日が傾き、次第に暗くなる。

職場に帰ってもう一仕事である。