きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

海上の桜狩り

2014-04-15 21:50:31 | 近場の異邦人
一昨日のその前のこと。3号のおはかまいりの途中、道草をする。本当に予定していなかったのでびっくりである。

元々は全然そんなことをする気はなく、バスに乗ってトンネルを抜け、動物の供養塔がある霊園前で、バスが時間調整で停車したときに事件が起こる。

車窓から桜色が見えた。咄嗟に「降りないかんで(降りなければならない)」という気がする。

ボタンを押さずに「降ります」でそのまま降りた。

満開は過ぎてはいるが、充分桜色であった。今年の桜は短かったからな。週末の天気も今一つでそれほど見ていない気もするし。

地面ではなく、空の方を見ながらゆっくりと走る。2月にバスを降りた海上行きのバス停のところで写真撮影。

遠くに桜色。どれぐらい咲いているのかと思い、訪ねてみることにする。奥まで行って片道約7キロぐらいだからゆっくり2時間仕事だな。

しばらくは、川沿いの桜を見ながら。

集落に出る。

この奥の神社かお寺かの傍。

色鮮やか。

みきゃん、こんなところで仕事をしていたか。何でもするんやな。
この辺で、トイレに行きたくなり、廃校跡のキャンプ場で借りる。ラッキーだった。

こういう学校の先生っていう仕事もなかなか良さそげな気がするなとふと思う。

学校はなくなったが、桜はある。先に進む。勾配がきつくなり、スピードが落ちてくる。

結構走って、水力発電所。もちろん現役。これが見えたらもうすぐ。

終点少し手前、お花見にぴったりのところだな。

終点に到着。海上と言うところ。由来が何かあるのだろうか。前回秋に来たときはここからバスに乗って戻ったか。猿が居たのを覚えている。今回もびびりながら走ったのだが。

この先は家族で車で来たことはあるがどうだったか覚えていない。行ってみるかとさらに急坂を上る。

一番高い辺りで林道との分岐。

集落のところどころに桜。
で、この傍に国道行きと渓谷行きの分岐を表す標識が。分岐といっても道はないぞと思ったが。

まさかここを行くんか。とすると。

うわあ、あった。

昔来た渓谷だわ。

今日はここまで。降りるとする。
帰りは、テンポ良く走る。景色を見る余裕がある。

法面から木が出ているのが見えますか?今まで気がつかんかった。

行きと帰りでは目に入る風景が違うなと。

再び廃校跡のトイレへ。ここから行く。

近くで見る桜もきれいだ。トイレから出てくると近所の中学生か小学生か、テニスの練習をしていた。学校がなくなっても子供がいる。ほっとする。

往復で約14キロ。まだ朝の9時半過ぎ。

国道に出る。さて、3号のおはかまでもう少し走ろ。