きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

紫雲出山

2014-09-26 18:50:21 | 遠くへ~少しだけ非日常
国立の「電波高専」があるところという形でよく耳にする駅から出発。

この直前、電車は何度も数分間の離合待ち停車を繰り返していて、余程、手前で降りルート変更して出発しようかと思っていたが。
イメージ以上に街は整備されていて、駅周辺は新しい店がぼちぼち並んでいた。

川を渡るときに気付く。浦島太郎の街かと。

川と云っても穏やかで湖とか池とかそんな感じ。

目指す方向に進むにつれ、古い建物が目立つようになる。道幅も狭い。尤もルートは複数ある。たまたま選んだ道がそういう感じになっていただけのこと。

広い県道に出る。この道をひたすら走れば半島を一周できるはず。荘内半島というらしい。今回珍しく調べたがあんまり地図には載っていない。

所々に海が見える。

これは気になった看板。しあわせのばくちって何?

海軍の飛行場か何かの跡。高専の近く。

半島の先に進んでいるのに道がやたらと広い。そして、海。

風景は穏やかになり、海はどこまで見ても飽きない。

これも怪しい看板。現地の近くまでは行ったが結局何かは不明。この先道が細くなり「山」になる。

道路の端には距離掲示。どこを起点にしているのかどこまでの距離なのかは全く不明だったが、紫出雲山を過ぎると無くなっていたのでその辺りかららしい。でも200メートル毎にあったから、ペースを確かめるのには有り難かった。この日はキロ7分前後でしっかり走れている。

それまで見てきた海とは違った海。

空を見る。台風が過ぎた日。

傍にある海もだが、黄緑の先にある海も趣が違う。いい。実はこの先・・・。

写真では見えにくいが、瀬戸大橋か何かがこの辺で見えてえらく感動した筈。

アップダウンはそこそこきつい。

山から見る海。

見晴らしの良いところで何回も脚を止め、撮影。

少しずつ、表情が違っていて飽きない。もう少しで突端。

半島の先には行かず、このまま左折する。ちなみにバスはしっかり走っている。大きな病院を繋ぐ西回り東回り。お年寄りにとってはかなり至便性が高く住みやすい地域のようである。

この峠を越えると半島の西側になる。

西側の景色は東側とは少し違っている気がする。少し荒々しさがある。

濃い緑の奥の海。

そして、やや高い位置から見る海。アップダウンも東側より多くてきつい。

でもまあ、ほうと海を見る。見ながら走る。

紫出雲山へ行く道は工事をしていて通行止めだった。

その先、少し標高が低くなり、海が近くなる。

浦島太郎に関係がある島らしい。

ほお。

島全景。いいねえ。

この辺りから小さな島が目に付くようになった。

分かりにくいが、結構な坂道。かなりバテている。出発してからゼリーを1つ口にしたのみ。

坂を上るのはきついが、時々、上った先で御褒美のような景色に会うことができることもある。

ようやく半島の付け根までやって来た。結構バテている。

看板と地図で現在地を確認し(スマホではなく)、残りの距離と時間を計算し、余裕があることを確認してようやく落ち着く。

直ぐ近くのコンビニで、補給。

朝買って食べずにそのままリュックに入れていたチョコ。どろどろになって旨かった。

出発。実のところ安心してからのランの方が、まだかまだかモードで、疲れたりする。相変わらず海の傍を走る。さぬき浜街道、だったか。ここは何回か単車でも走った筈だが記憶にないな。

当然このトンネルも。

トンネル抜けた後のこの景色も。ぼちぼち「銭形」のところじゃないかと思いながら走っていたがまだ先だった。

何とか近くまで来る。ここを右に曲がる。

銭形はこの先らしい。神社にお参りすると山の方になるらしいのでパスしたが。

結局同じことで、やはり坂道。高校のサッカー部が走り込んでいた。えらいな。

あと少し。この辺で止めて帰ろうかと思ったが。

到着。

この銭形をはっきり見たのは小学校の修学旅行以来ではないか。ヨメさんと来たような気もするが。

山を下りて観音寺の街を行く。

駅を探すが、確かランでは2回目。地図と実際の道がうまく結びついていない。それでも何故か、という感じで到着。駅近くのミニストップで着替え、麦購入。駅の売店より種類があるし、クレカ切れるし、便利である。

でもいただくのは、駅。やれやれ。

うま。

塩吹いている、なあ。

実を云えば、紫出雲山はこれまで単車でも走ったことがない。近くでいつでも(単車で)走れそうでそうでもなかったところ。
今回、神戸24耐がDNS(というより中止)となり、オフにしていたこの日、何となくここにするかと決めて走ることになった場所。これもまた縁かもしれないと思う。

この夏、2ヶ月近く前のことである。