きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

宇和島くねくね

2014-09-28 11:50:54 | 遠くへ~少しだけ非日常
出発はお昼過ぎ。

宇和島駅の1つ手前の北宇和島。

それほど賑やかではないが、割と昔からある街の如し。

川を渡る。この辺りまでは、道を間違えていなかった筈だが。

道というのはまっすぐに通っているようで実は曲がっている。だから道に迷う。

この辺りかなと思って、坂を上がると、とんでもないところに着いた。しかし、降りるのも億劫なので思案に暮れる。この日も時間の制約がある。

予定外で宇和島市内を見下ろす。闘牛場がある辺りから。

本当は、さっきの駅から東の山の方に向かって国道を淡々と走り、鬼北の町辺りでJRに乗って帰ってくるつもりだったのだが、この時点でJRの時間までに着くには無理だろうと思う。仕方がないから市内をしばらく走ってどこかに行くかと考える。時間は2時間か3時間か。

商店街。がいや、である。

宇和島城の入り口。ここに行くということは考えなかったか。

で、とりあえず海岸線を走ろうと、持ってきた地図を見ながら考える。宇和島市内は、国道も県道もくねくねと曲がっている。

これができて結構便利になった自動車専用の宇和島道路。その下を走る。

川を越える。

何となく行き先の表示が出る。

大きい方の道に行かずというか行けず、一本外した細い道を行く。まあいいけど。

マンホールは自治体独自のものが多い。これは牛鬼。

集落がぽつりぽつり。まだ海はない。ちなみに結構奥までバスが通っているようである。

と、海が見えた。

くねくねと曲がった海岸線。漁港が多い。

似たような感じだが少しずつ違う。

視線を変えてもまた違う。

沖を見る。

道を見る。海が良いというのもあるが、海の傍にある町もいい。

遠くに島。少しずつ景色は変化している。

この町はまた違う感じ。

細い細い段々畑。

そして直ぐ近くに海。

結構走った。バテてきた。

午後もう遅い時間。時が止まったかのような。

現実に戻り先を急ぐ。思ったより海岸線はくねくねしていて、走るペースはキロ6分ぐらいだったにもかかわらず、地図で見るとそれほど進んでいない。

でも、こういう景色で立ち止まる。息を呑む。

また走る。この先に目指すトンネルがある筈、ということは、海終了。

あった。ここからが下り坂でそれほどきつくはなかったが、ペース上げて走った疲れと、思った以上の距離とでへろへろ。

ようやく国道に戻る。ここまでくればバスに乗っても良い(といいながら乗ったことはほとんどない)。

ジュース我慢。水分補給は、そういえばしていない。

なんか凄い汗。バスには乗れんなあ。

市内まで、何とか走り、ようやくあと少しで駅。もうとっくに予定していた時間を過ぎてしまったので、帰りを遅らせて道草することに。

駅から少し走ったところにある神社を目指す。

和霊神社。ここからさっきの北宇和島へ戻ってもよかったが、気力なし。

本当はこの近くにある凸凹神社に行きたかったのだが、場所がよく分からん。

で駅に戻る(行く)。

南国っぽい。駅の売店にはあまりいいのがなかったので、近くのスーパーまで買い出しに戻る。

ホームで汽車を待つ。

宇和島は、ここから先の線路がない。

そういうところでもある。

麦買うのにうろうろと手間取ったが時間は30分ぐらいある。

遅い昼食。

四国は鈍行もアンパンマンブランドである。

あれさっき登った辺りだろうか。

乗って帰ったのは、アンパンマンではなくトロッコであった。

今日のタイトルにあるくねくねで思い出したが、夜はクネクネという番組、関西ローカルだと思うが、高校生ぐらいの時によく見ていた。関西系ってああいう番組の作り方よくするな。走る男もそうだし。

予定していても予定通りにはならないこともある。
そしてこれも、2ヶ月近く前の夏のこと。