きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

雲辺寺 ~ 香川徳島県境尾根伝いに

2014-09-29 21:00:31 | 遠くへ~少しだけ非日常
で、出発。

紫出雲山の時の教訓(?)をもとに、停車時間が長くなる手前の駅より。

この日も天気は微妙で、直前まで降っていたんだろうなと云う道路。

太陽は出ているものの、直前まで降っていたんだろうなと云う空。

一応分かりやすく国道から行く。車が少ない。

国道を離れ、山の方に行く。

横断歩道とか交差点で、このマークがこの近辺至る所にある。足と足の間にあるアヒルの足跡みたいなの、何?

で、さらに山に行く。札所の雲辺寺ほどではないにしても有名で参拝客も多いであろうお寺。

このお寺を過ぎる辺りから勾配が急になる。山に入る。

香川はため池が多い。

何だ。曲がったところには何もなかった。

結構な勾配をキロ7分と少し。背筋を伸ばす。速く走ろうとしなくても、いつかは着く。

さらに登る。振り返る。景色は楽しめる。

さっきの看板の犬の学校。結構な数がいた。あまり吠え立てられなかった。行儀がいい。

かなり登る。あと少し。

乗り場に到着。お遍路さんを沢山見かけた。

片道切符を購入。一息つく。受付と添乗を交代しながらやっているらしい。

乗り込む。

楽さしてもらった。

床にもサービス有。

大体5~6度ぐらい違うようである。

しばらく道を探してうろうろと迷う。この辺丁度そうらしい。

徳島県側。

というよりも、八十八カ所では讃岐だがこの寺自体は徳島県になる。

寺でトイレ休憩し、出発。夫婦杉。

四国の道。遍路道にもなっているらしく道はよく整備されている印象。

駐車場があるぐらいなので車で上がって来れる。整備協力費みたいなのを支払うらしい。

歩き遍路ならショートカットの山道もある。行かんかったけど。ダニとか怖いし。

分岐点。雨がよく降ったこの夏を象徴するかのような看板である。

道は荒れ気味。ただ、下り坂で走りやすい。空が暗くなっているので急ぎ足。

この辺が高原野菜(?)の栽培地らしい。作業している軽トラ数台。

いわゆる尾根(?)。上り下りを気にせず、淡々と。空が近い。青空ならまた違った感じだろう。

昔はここがメインルートだったらしい。凄い。

かなり山の奥。緑が濃い。

もうすぐ分岐というところ。雨が降ってくる。


雨が降り、この先を行くのは気分的にしんどいなあと思う。

看板を見ていたら、大きな蜂にせっつかれる。

とりあえず、走ってみる。

あかんわ。

通行止めは通行止め。

これも昔、20年前に、徳島の山の中を単車で走っていて、通行止めとかの看板出てないのに、土砂崩れで道がふさがっていて慌てて引き返したことがある。引き返す途中でもう一カ所崩れたらしまいやって。

雨は止まない。

神社。静か。

ようやく、ここまで出る。時間がかなりかかったが、何とか予定のルートに。

ダム。

後で調べるとこの道を少し行ったところに重要文化財のダムがあるらしい。へとへとだったので行かんかったが、川之江に続く道だから、またいつか、かなと。

雨は上がったようである。

麓に降りてくる。結構距離があった。そして距離よりも山道のアップダウンで消耗した。

この池の辺り、古くからある集落のようで。

小学校に隣接する教育センター。この碑が何とも。「腰骨を立てる子」って、んー。努力とか勤勉とかじゃなくて腰骨なんね。儂に云われているような。

さらに下り、コンビニで補給。この日はここまで、途中でカロリーメイト摂ったのみ。ガリガリ君豪華版のシャリシャリ君。

で、来た駅に戻るつもりだったが、バテてはいるのに距離が今一つ少ない気がして、少しだけ距離延長。

この辺コミュニティバスがよく通る。

曲がる。

県道を進む。山の方を振り返るとものすごい黒い雲。判断ミスったか。

で雨。予定をさらに変更。

駅へ向かう。

ようやく踏切。紫出雲山の帰りと同じで、地図と実際の道路の向きが一致しない。

やれやれ。

また雨が降ったり止んだりしている。電車の窓から見る空と海は、そういう雨の時も穏やかな気分にしてくれる。

先は長い。途中駅で買い足す。停車時間の感覚がつかめるようになったから。

山から下りると、海を走っているのとはちょっと違う興奮状態になっている。
これもまた、この夏。但し2ヶ月近くというより1ヶ月と少し前という方が正解か。