きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

バリアどころではない話

2018-04-17 20:54:23 | 脊髄内血管腫との邂逅
入院中、外出で街に出ていたときのこと。
踏切で左の前輪を落とす。焦って修正しようとして後輪も落とす。
で、遮断機が下りる。

あかん、と思った。冷静ではあったが身体が動かん。車椅子捨てるかと思った刹那、後ろの若い女の人に助けを求めた。
ひょいっと持ち上げて遮断機の外に逃がしてくれた。
命拾いした。

リハの先生に話すとこういう危険があるのかとびっくりしていた。結局、ここの踏切は道路に対して斜めに通っているのが原因らしいので、直角に修正しながらカクカクと進むか、後はウイリーかということになる。
当たり前だがウイリーって、車椅子ではちゃんとしたスキルの一つ。

試乗車には、車軸の位置を調整する箇所があって、後ろなら静止時や直進時に安定はするが前輪は持ち上げにくくなる。前なら持ち上げやすいがうっかり後ろに体重をかけると転倒するが小回りは利く。
見せるためではなく、真面目に練習せねばと思った(内緒にしていたが、実は後方にひっくり返ったことも・・・)。