きのうはやあるきのじいさんにおいぬかれる

犬と酒依存症のおっさんが、車椅子を漕ぎながら、ネガティブに日々見たり聞いたり感じたりした暗めの話題を綴ります。

0泊2日の二日目

2013-07-14 17:30:00 | 別に除けておきたいこと
で多摩某所。

生協前で、ムスコを待ちつつ。

無事に会えた。

一緒にキャンパスまで来た後は、ずっとほったらかしにしていたが、ムスコにしては珍しくマメにいろいろ回ったらしい。

良かった、の一言に安心する。
勉強する意欲につながるかどうかは分からんけど、と付け足される。

疲れたので早めに空港へ。やはりリクライニングシートは眠りが浅い。途中原宿辺りか物凄い雨。

ヨメさんとムスメが濡れてなければいいが、と数分後、空港に着いたとメール。

蕎麦が喰いたいどこかにないかとあちこち見ながら、京急に乗り換えのホームで遂に発見。ムスコを誘い熱いかけを喰う。

汁まで頂く。満足。空港にあるんだろうけど、駅にあるのが一番と思う。

空港で、無事に合流。

帰ったら犬向かえにいかないかんなあ。

じりじり暑い中少しだけ走った

2013-07-13 13:28:58 | 徒然に2010-2013
今年は、練習量が増えた反動からか、休みの日にあまり距離を稼いでいない、ということは、日中の暑い中あまり走っていないということである。
近年、5月ぐらいから、顔が明らかに日焼けと分かるぐらい黒くなるほど走っていたが(量はともかく、暑い中走るということである)、今年はそうでもない。

そういうのを気にはしていたが意識はしていなかった。
ただ、今日は、用事で近所の百均に走って行ったが、お目当てのモノが見つからず、予定外に少し遠い百均まで走っていくことになった。
久々に暑い中、ゆっくり走るのは結構いい感じだった。

汗をかいた後は体が冷える。日なたにいれば丁度いい感じである(店の中は寒くて寒くてどうにもいかん)。
それでも10キロは走っていない。まあ、いいか、と。

さらに、少しだけ一歩目が蹴り始められるようになって思ったこと

2013-07-11 21:44:27 | 装備の話
まずは、参考として。

その1:7月8日(月)、天気晴れ気温M大前温度計で26度5時20分頃スタート前半6キロジョグ後半10キロペース走、ペース走結果49分45秒/10キロで開始直後2キロは10分30秒の心拍数約135で通過し3~5キロ地点でペースは5分弱の心拍数145~155ぐらいになり後半6~9キロは150~160に上がるもペースは変わらず。
その2:7月9日(火)、天気晴れ気温M大前温度計で27度5時15分頃スタート10キロジョグ後蹴り始めるが失速3キロ6分~6分半心拍数120前後でつなぎその後再度蹴り出しペース走、ペース走結果13分50秒/3キロで開始直後からイーブンペースでキロ4分40秒の心拍数約160弱。
その3:7月10日(水)天気晴れ気温M大前温度計で28度5時20分頃スタート前半4キロジョグ後1キロのみキロ6分20秒→5分20秒でペース走、心拍数約135~145程度で維持し残り4キロからペースがキロ5分弱に上がり心拍数も145~155ぐらいになる。
その4:7月11日(木)、天気晴れ気温M大前温度計で27度5時15分頃スタート11キロジョグ後蹴り始めるが思うように上がらず残り3キロからペース走、ペース走結果12分45秒/3キロでだいたいイメージに近いが心拍数は170ぐらいで思ったより上がってない。

明日までやればキリがいいのだが、続く自信がまだないので、ここまでの計測で、この時期この天気で、ということで一旦まとめる。
キロ7分半~8分15秒ぐらいまでで心拍数95前後
キロ6分~6分半で心拍数120前後
キロ5分半で心拍数135前後
キロ5分で心拍数145前後
キロ4分45秒で心拍数145~155前後
キロ4分30秒で心拍数155~165前後
キロ4分20秒で心拍数165~170前後
ぐらいかと。細かくは計れないが、だいたいということで。

先日、タイメツクスの電池交換に失敗(何かこうやって綴っているうちにかなり情けなさUPであるが)し、代替器として、4年か5年前に誕生日のプレゼントで買ってもらった(と思う)F-RUN社の時計を引っ張り出す。多分こちらは一度電池交換しているはずだが、時刻の狂いはタイメックスの倍で10分ほど進んでいる(遅れているよりマシだと考えている)。ちなみにベルト交換待ちのナイキはほとんど狂いなし。

で、同じ日に散髪屋さんで読んだ自転車の雑誌。筋トレともう一つ気になったのが「心拍数が5上がると5分もたない」という見出し。記事は読んでないが、そういえば、本当はタイムで練習するだけでなく、心拍数も考えて練習しなければということを思い出した訳で。
そういえば、購入当時は、186とか190とかいう数字も見たような気がするが、5年の間にMAXは170ぐらいになってしまったんだろうか。まだまだいっぱいまで出し切っていないのだろうか。

F-RUN社の心拍計は、計測しやすいのが「買い」だが、汗をかいているとうまく計れない。3~4回はチャレンジしてできればもうけものだが、走っている時に、すぐに測定できないと別のストレスがある。後、心拍計機能付きの時計はどうしてもでかい。GPS機能付きのガーミン等も含め、昔に比べればずいぶん小型化したが(ガーミンは以前、英語版のフォアアスリートを持ってました。おもしろかったけど、いつもつけて走る程の至便性はなかった)、どうしてもぼてっとした感じがして使い勝手があまりよくない。そういうことでしばらく、置きっぱなしにしていたのかもしれない
しかし、再び使うようになってその効用を実感するに至っている次第。

今月は、500キロ行かないかもしれないが、80キロは練習できるかもしれない。逆に言えば、ここまでやっても100キロペース走で練習するのは至難の業ということか。
ここまで書いていながら、明日は休むかも、って。それもまた、ねえ。

少しだけ、一歩目が蹴り始められるようになって思ったこと

2013-07-10 22:01:33 | 装備の話
これまでも時々記してきたが、だいたい、キロ5分40秒ぐらいまでで走れば「練習」ということにしている。これは、単に走って移動する「ジョグ」と区別するため。で、ジョグなら月500キロ前後でそのうち1割(本当は2割)を練習できればいいかなと。これが今年度の目標(ということは、そんなに「練習」していなかったことになる)。

で、最近。練習の距離自体増えている。4月は月間40キロ、5月6月は80キロだから、今まで何でできなかったのか、というぐらい走れている。加えて、10キロを55分前後(キロ5分30秒)で走るというより、5キロを25分以内(キロ5分)で走ることが多くなっている。まだまだ充分ではないにしても、キロ5分に抵抗なく持ち込める点は悪くない。欲を言えば、4分30秒から40秒ぐらいで楽に走れたらもっといいが。

先日、キョリ測で通勤コースを1キロごとのポイントに目安をつけたのが大きいかもしれない。夏場になってヒップバッグ一つで走れるようにしたのも。

儂の場合、ジョグペースで走ること自体はもう普通の移動手段だから、いろいろ理由をつけて「走らない」ということはあまりない。でも、いろいろ理由をつけて「練習しない」ということは、まだまだ多い。「えいやっ」て感じで一歩目を蹴り出すことはなかなか、ということである。それをしなければ始まらないが、いつも体は重い脚は重いということになるから、これがなかなか蹴れない。
6月途中、脚を傷めたりもしたが(これぐらいの練習量で、と情けなくもある。今までいかに練習してなかったかということ)、何とか、2キロとか、いいときは5キロとか少しでも一定距離をペース走で走るようにしている。
疲れていて、キロ8分超えるペースでしか刻めないときでも、10キロ走れば逆に踏ん切りがつく日もあって、そういうときでもきっちりキロ5分で残りの6キロを走れたりするので、今更ながら「案外できる」というのを実感している。疲れていてもメリハリは効くらしい(毎回できるかどうかはまだまだ怪しい)。
靴は、通勤靴のまま、つまり300グラム弱のトレシューだが、こういう走り方をしていると、やはりネクサスクラスの実績がある靴の良さを感じたりもする。安定感が違う。

それでも、日々調子というものが分からない。
軽めに走ってもぐいぐいスピードが出るときもあれば、フル35キロ過ぎのように上げようとしてもこれ以上あがらないというときもある。脚の重さ体の重さ、気持ちはそうでもないのにそういうことがある。
一定のペースまで上げるというより、これぐらいならキロ○分○秒っていうのを感覚的につかむことに重点を置いているためか、そういうことが気になる。昨日はぐいぐいいけたのに、今日はギアがあがらん、って時にどういう形で修正していくか(というよりできるのか)など課題は多いと感じる。
これは、練習の回数が増えたからこそ気付いたことではある。
一歩目を蹴り出して練習を無理にでも始めることと同じぐらい、練習をセーブするタイミングや程度を判断するのも難しいことが分かる。初めて一週間ぐらいして、結局脚が痛くなってからペースを落とす日があった。こういう場合次上げるのが大変なので、判断が難しい。基本は、傷めたら休む、のではなく傷めたら走って治すでいいはずなのだが。
今は、回復して何とか少しでもと頑張ってはいるが、朝とはいえ最近の猛暑は、さすがに着いてからのダメージがきつく、セーブする難しさを別な意味で感じている。

それでもまあ、たった3ヶ月で、何云いよるんって感じではあります。これからの夏本番に、故障や体調壊すことなくこういう形で続けられたら、とは思うのですが。

1年で2番目に夜が短い日。成田街道、千葉街道、ほんの少しの甲州街道。

2013-07-09 21:47:54 | 遠くへ~少しだけ非日常
たぶんこれがみたかった、ということなんだろう。

たぶん。
で、話は前の日の夕方から始まる。

空港はものすごい雨で、ただでさえ遅れ気味の到着だったのに加え、着陸後「作業が中断している」とかで、滑走路の辺りでしばらく待たされた。
こりゃあどこまで行けるか分からんなと思った。とりあえず、行けるところまで行ってということになるのだろうが、ただまあ、どこでリタイアしてもその後どうすんのという現実的な問題があった。濡れたままで、どこで時間潰せばいいのかという。

思ったよりも早く飛行機が動き、機外にでることができた。隣の若い夫婦は赤ん坊の機嫌をとるのに必死だったようだ。ようがんばったなと赤ん坊に目で合図をすると、赤ん坊とともに夫婦二人ともどうもどうもとにこやかに会釈を返してくれた。儂はシートの幅はそう気にはならなかったが、旦那の方は、完全に膝が前の席にくっついていた。

天気は気になったが、そう躊躇わずにコインロッカーを探し、荷物を預け、地下に降りた。ぐずぐず云っても始まらん。

まだ雨は降っている。とりあえず、京成成田駅まで行くことにする。芝山千代田に行けるはずの東成田への行き方は全く分からなかった。リサーチが充分ではなかった。尤も、雨も降っていたので別にこだわってはなかったが。

京成成田駅を出る。この時点で想定していた反対側の出口に出ていることに気づいていない。JRの方へとりあえず向かう。先ほどの夫婦の姿が見えた。

JR成田駅に出る。この時点で設定ルート間違えている。しばらく走り、セブンイレブンで地図を確認し、再スタート。17時30分。20円チロルをお礼に購入。再スタート。雨は、ほんの少し感じるぐらい。

目指す国道の番号を確認し、一安心する。この辺は、ただただ道が広い。バイパス様。「国鉄」成田線の上を通る。この直後、大型電気店でトイレを借りる。一回目の休憩。

雨は止んで心配は解消。車が多く広い道なので、あまり考えずに先を急ぐ。ペースは恐らく7.5キロ/1時間ぐらいだったはず。

渋滞気味の車の列から視線を逸らすとそこはごくごく普通の田舎である。四国にもよくあるこういう感じ。急に家が建って道路が通って。でも元々はのんびりしたところなのだろう。

この信号脇の碑、成田山だったか街道だったか。よく見とけばよかった。

車が多い。まだまだ遠い。夕暮れ時はみんな家路を急ぐ。儂の旅は始まったばかりではある。まだ淡々と走っている。

学生の頃、よく単車に乗ってぶらぶらすることがあったが、こちらの方はあまり来なかった。一度印旛沼に日帰りで来た覚えがある。冬の日、だった。もっと来とけば良かったかと思うのは毎度のこと。
ようやく目指す296号に入る。右は佐倉へ左は匝瑳へ(これ読み方分からんよねえ八日市場で良かったと思うのだが、何かいわれでもあるのだろうか)。

日が暮れる一歩手前。遠くの空は明るい。この辺は厚い雲。この辺はまだ道の感じが新しい。車が多いこともある。店が新しいこともある。

後で地図を見て確認したら、国道からいつの間にか離れていたらしい。

人家が少なくなる。旧街道の雰囲気ではないな確かに。農道だ。

国道に戻ったか。道幅は狭いが交通量が多い。何故かやたらと食べ物屋が目に付く。実際客がよく入るのだろう。店は多いが道は狭い。路肩も狭い。ただ嫌いではない。旧国道という感じの趣。

駅の近く。飲み会帰りのサラリーマンが信号を待っている。まだ帰るには早いでしょう。左手を見上げれば、月が出ている。

満月に近い形だった気がする。空が明るいのは街の灯りだけではないらしい。

3時間余り経っている。最初の方休憩をあまりとらないのは性分だろう。休み癖がついたらいかんという気持ちがどこかにある。でもこれが後々響く。
道端で黒砂糖を補給。これなかなかうまかった。

相変わらず、旧街道、という感じの昔からある国道を走る。暗いところもあるが、変化がそこそこあるので苦ではない。

日大入り口、の交差点にあるセブンイレブンでようやくピットイン。習志野付近。4時間経過。入りたいと思ったときになかなか左手にコンビニがなくて、結局反対側のコンビニに入った。モンスターエナジー購入。この選択、ちょっと間違ったかもしれん。量が多いのを飲みきってしまい、気分がよくない。残すのが無理なら捨てればよかったか。固形物喰うのも選択肢にあったはずだが、4時間は少し長すぎた。水分が摂れてなくて先に水分を優先した。これが、後になって消耗を招いたかもしれない。

ここで成田街道終了、ということらしい。まだ国道296号。この先、もう一回曲がって大きな道路に出て、そして少し狭めの落ち着いた国道に出る。それが14号千葉街道(だったはず)。14号線に入った後で、京成の駅(何駅か未確認)の前のセブンイレブンでアクエリの300ペットを買う。あっという間になくなる。ペットは空のままウエストバッグにしまう。5時間経過。

14号線に入り、しばらく行くと渋滞しとるなという感じになる。工事渋滞だった。結構長い列。みんなよく待っている。

武蔵野線のガード下をくぐる。帰りはこれに乗って帰ってくることになるのだろうか、そう考えるとまだまだ先が長いことにしばし愕然とする(結局帰ってはこなかったのだが)。

市川のセブンイレブンで6時間目のピット。コーラゼロ。今日ぐらいゼロにしなくてもと思うが、何となくゼロが飲みたくなる。残りは、アクエリのペットボトルに入れる。もう少しのはずだがとペースを上げる。

県境。江戸川、市川橋。時刻は0時少し前。日付変わる前に予定通り、というか予想通り、というか。とりあえずほっとする。

川を渡る。あちらはJRだろうか京成だろうか。

銭湯まだやっているんだろうか。東京都に入っての千葉街道。時刻は12時過ぎ。人通りはそこそこ多い。

再び川を渡る。遠くの灯りをぼんやり見ながら走る。

眠くはない。とりあえずの安心感の方が強い。

都内に入って初の休憩。7時間目のピット。江戸川区のとあるミニストップ。ガリガリ君を買う。そんなに暑すぎる感じではないし、腹壊しそうな気もしたが、口はこれを欲している。チョコでもなく、炭酸でもなく。ただ直感的に、ということでもない。この辺の選択が難しい。

ここは階段で上がる。歩く。

丁度1時。中川そして荒川、新小松川橋。ペースは悪くない。橋は誰もいない。でも暗くて走れない感じではない。この直後自転車の人と何台かすれ違う。どうやって上がったのかと思ったが、歩道橋の会談の隅がスロープ状になっているのを後で見つける。

川を渡る。道路が伸びている。きれいでぼうっとなる。

スカイツリーが近いはずだかよくわからん。

亀戸のローソンで選択したのは手巻き寿司とコーヒー。疲れている確かに。何が口に合うのか分からない。この時間帯に少し重いメニューだったか。今回の反省として、走る前にもう少ししっかりとした炭水化物を摂っておかなければならないと感じた。走り始めると、胃腸の機能は低下するし。こんなの基本だがな。ちなみに、この時点で8時間経過。
この間、錦糸町両国と走り抜けたのかなと思う。錦糸町は、ちょっとヤバそうな外国人が道にわんさかいた。両国は、街は明るいが人通りは落ち着いていた。錦糸町はとにかく、ペースが自然に上がった。上げたとたんにゲロ踏みそうになった。

橋に着く。隅田川、両国橋。高速道路の明かりがきれいである。

川を渡る。警官がいる。若者が家路を急ぐ。まだまだ街は眠らない。

九段下、の文字が見える。神田とか秋葉原とか、そういう所に近くなっているらしい。国道14号を曲がらずにさら進む。9時間目のピットはパスして進む。何かしら胃がもたれて摂取できない感じがする。

中央線下。学生の頃からの「基本」線。中央線の線路というかガード下はこんなに貧弱な作りになっていたのかとびっくりする。

神田に入るまだスポーツ店が中心か。思ったより明るい。まだまだ明るい。

神田の古本街。夜来ても開いているところはほとんどない(24時間営業のDVD屋があったが)。懐かしいなと。ここには何度か来たし。その度に一日中古本探してうろうろしていたなと。

内堀通りの表示に思わず曲がる。実はこれがコースミス。しばらく経ってから気づくのだが。ちなみにここは九段会館。

内堀通りをさらに行く。この先で右手に道があったか、勝手が分からないのでUターンする。本当は行けたようだ。ここを行ったらまたその後の走りも変わったか、否、嫌、変わっていないかもしれない。それぐらいきつくなっている。眠くはないが、疲れてきた。

大きな玉ねぎの側を通る。この辺りが一番暗かったか。水分は採り足りないが腹がいっぱいで体が受け付けない。食べてはどうかとも思うが、これも摂取できない。

さらに甲州街道を進むと、甲府137キロの表示。遠い。この辺で10時間目のピットインでファミマに入る。選択したのはゼリー。すっと体に入る。しかし、休憩が長い。地図を何度も見る。気分に余裕がなくなっている。

ようやく四谷駅。四谷は、十年ほど前に、福島の出張帰りにJ大学であった研究会に参加したこともあり、結構最近の記憶がある。図書館に入ろうとして、警備員に怒られたせいで余計に鮮明に覚えている。私立のは自由に入れんとは知らんかった。母校のG大、地元のE大、結構普通に入っていたからな。そういえば、駅近くのファーストフードで朝ホットサンドか何かを食べた気がする。窓から見たその光景に、目の前の景色がダブる。
この辺りから、ルート選択のやり直しをするか、このまま行くか迷い始める。体力気力のなさで、少しでも効率のよいルートを探そうとする。でもそういうことをすること自体、多分走るのがきついという気持ちの裏返しだろう。眠くはないのだが、しんどい。でもまだ夜は明けないから走るしかないのだが。

新宿御苑の側にあるビルの1階はお洒落な飲み屋が多いなと思う。飲み屋さんに人がたくさん集っている。と思えば、その次の通りには、げえげえと苦しそうな輩、介抱する輩。
そして、空が明るくなっていることに気付く。4時前。走り始めて10時間と少し。

新宿御苑の側を抜けると、駅が見える。カップルが駅に向かって歩いている。追いかけるようにして駅に向かう。たぶん終わらせにかかっている走り方。

南新宿。学生の時、初めて降りたその日に変な宗教に捕まり、しばらく離してくれなかったことを思い出す。あの頃より、きれいになった感じがする。

遠くに都庁が見える。駅のシャッターが開く。4時。まだ時間に余裕はある。ただ行きたいと思っていたところまで距離もある。半分もういいかと思っている。
ワシントンホテルの中のコンビニで麦を買う。とりあえず終わり。躊躇いはない。せっかく来たのだからといういつもの貧乏性もない。もういい。最低限のことはできた。夜が明けるまで走れた。この時点で約11時間弱。でも、その一時間ぐらい前から気分的には走るのを止めていたのだろう。空の色が変わったからかもしれない。

缶を空けながら空を見る。ゆっくりと色が変わる。たぶんこれを見に来たのだろう間違いなく。ただまあ、少し早いリタイアだったか。今回、走ることが可能な最大の持ち時間は、約14時間。後3時間で20キロという計算は、そう大きな狂いはなく想定内だった。ただ、一方で空の色が変わるまでは何とか走り続けなければならないという別のノルマも抱えていたのだと思う。空の色が変わって、安心してしまったか。まだ3時間あるというのに、走る気にならなかった。
前回のしまなみ縦走も含め、60~70キロというのが一つの壁になるようだ。

空の色が、一段とはっきりしてくる。まだ5時前。少し離れたところで電話している兄ちゃんがいるだけ。缶を空け、ビルの合間の空を見ながら歩く。だーれもおらんぞ。気分いいな。

西新宿の通路には段ボール畳んで「出勤」の人がそこそこいた。その人たちを抜きつ抜かれつして駅に行く。まずは、上野を目指す。そこから空港に行くことにする。少し早いが、ここで時間をつぶすことは考えられなかった。
上野で蕎麦を食おうと店を探す。見つけたが300円の値段に何故か躊躇する。今考えれば普通やんか。
駅の周りをうろうろする。自分が何がしたいのかどこに行きたいのか、よく分からない。新宿で走るのを止めたツケが回ってきたのだろうか。想定してはいたが、やはり想定外だったのかもしれない。不忍池に出る。遠くに弁天堂(?)が見える。おっちゃんがごろごろいる。ベンチで煙草ふかしている。走っている人もいる。親子が散歩している。
少し足を伸ばせば湯島天神。さっさといけばいいのに何故か足が止まる。酔っている感覚はない。眠くて疲れ切った感じもない。ただ、どこに行けばいいか分からない。ここでの行動は、事前にインプットされていなかったからだ。

結局、蕎麦を止め、駅の売店(コンビニ)で麦と鶏を買う。400円弱でクレジット切る。うまかったが迷った分時間がぎりぎりになり、急いで缶を空ける。

特急で一時間あまり。ほとんど記憶なし。時々目を開けると野球少年ばかりだった。空港に着く、身分証明書が要るらしい。ない人はどうするんだろう。3階に行きコインロッカーから荷物を取り出す。300円超過料金を払う。

再び地下に降りシャワーを浴びる。千円払う。安いとはいえないが、飛行機に乗ってから隣の人が迷惑だろうし。近くのスーパー銭湯だって同じ値段ぐらいしたからこれも必要経費かと考える。
4階のショップでマクドに入る。土産物売り場をぼんやり眺める(すみません今回土産なしです)。
次の一本はゲートをくぐってからと決めている。

少し早いと思ったがゲートをくぐり、待合所に着く。早めに着こうとしてしまうのは性分だろうか、いや麦のせいか。横浜であった妹の結婚式の時、帰りの飛行機の時刻の何時間も前に着いていたらしい親のことを思い出す。麦のためではない。何をするでもなく、ぼんやりと考える時間が要るのだろう。

待合所は、まだ人も少なくて、ゆっくりと麦をいただくことができた。

昨日空港に着いてから、17時間が経過していた。20時間弱の滞在。何かしら不思議な気持ちで2缶目の麦をあおる。

飛行機は、予定通りに飛ぶようである。

自己流もたいがいにせんといかんかなあ、と

2013-07-07 17:26:04 | 徒然に2010-2013
休日。今日はヨメさんが用事で出ているので、基本的に留守番(というか家庭待機)の日。

昨日TIMEXの電池がなくなったらしく(記憶に間違いがなければ約2年。妥当なところ)、その電池交換と、前のナイキの時計のベルト交換をということで、時間ができた午前中に街まで買い物ラン。約8キロ今日は練習せず。

百均で電池購入。ショッピングセンターとホームセンターを回ったがベルトはなかった。14ミリというのが割合ない。時間がおしているので帰りは電車。汗をかいた後の電車は寒い。

帰宅後、昼ご飯作り(といっても冷麺だから作った内には入らんか)、その後とりあえず、電池交換。

細かい部品がいくつかあったナイキの時ほどではないが、あまり簡単にはいかず結局全部ばらした。
ナイキの時は分解してリセットしてみたいなやり方を誰かがHPにアップしていたのでそれを見ながらやったが、今回はそれもない。それも変なところまでばらしたからか変なバネが出てきて、どこに収まるのか分からなくなり、結局バネを入れないまま封印する。封印する直前にああここを外せば全部バラさんで済んだかと納得するが、いかんせんバネはもうない。

しばらく動きが安定せず、時刻調整もできないので、「やってもうた」状態だったが、程なくして動き始める。液晶の表示が多少薄い気がするが、今のところ消えずに動いている。まあ、早めに14ミリのベルトを探すことにする。

子どもが一旦帰ってきたのでその時間を使って散髪に行く。予約入れたり取り消したりしていたので、どうかなと思って店に行ったが、幸いにも少し待っただけで切ってくれた。
待っている間自転車の雑誌を読む。

筋トレ、せんといかんが、こちらは長続きしない。腕立てと腹筋と背筋とスクワット。自転車でも基本は同じか。でも鍛える筋肉を意識しないといけない。自己流だから全然鍛えるようになってないんじゃないかと、これは長続きしない言い訳ではあるが、本当のことでもある。
切るだけだから一時間かからなかった。でも寒かった。で帰宅。

後は、出かけた子どもの帰りを待ちながらリビングでお昼寝、そして少しだけお勉強。

温度計は33度。エアコンは苦手なので、ひたすら汗をかきながら、効率悪くこなしている。犬たち暑いだろう。悪いが、ねえ。

今日は昨日のような夕立もないか。でも雲は多い七夕の夜。さてどうなるか。

追記:時計、やっぱり止まったなあ、はあ(午後9時半記)。

クルマがつなぐ拉麺と夕立と父子

2013-07-06 18:52:47 | 徒然に2010-2013
いつもは前日までにだいたいの予定が決まる休日だが、今日は不確定要素が多いまま物凄い汗かいていつもの時間に目が覚める。昨日呑み過ぎたというより、賞味期限切れのソーセージが半端でなくヤバかったみたいである。

脚の具合が悪いというムスコを親父のクルマで送りそのまま休日出勤となる。いつものプレゼン作り。キリのいいところで切り、職場の周りを軽くラン。プラス重い足取りで練習。13分45秒/3キロ。中途半端な気はするが、やらないよりマシというもの。

その後「時間調整」のつもりで古本屋に入り、サイバラ本3冊買う。店を出ると道路が水浸しになっている。30分の間に結構な量降ったらしい。

クルマで良かったと思う。

程なくしてムスコから、電車で帰るとのメール。まあいいか具合良くなったかと、家路につく。目の前の道が混んでいるので迂回路へ。クルマはちと不便である。と、途中で下校途中のムスコ発見。
たまには父子でメシでも喰いにいかんかいと天の神様の計らいか。指示に従いそうする。

ムスコのお気に入りである。クルマは便利である。

帰宅後、クルマを返しに実家へ。
3号のおはかまいりを終えたか終えてないかぐらいで、遠くの山に雨の粒が降りて来るのが見えた。そして間髪入れず、かなり大きめの粒がどおーっと降る。クルマで良かった。おはかの周り逃げ場ないもんな。
実家へ行き、今度は親父にバス停まで送ってもらう。さっきまでムスコが座っていた助手席に座る。さっきまで儂が座っていた席には親父が座る。
父子3代か。有り難いことだと感謝する。

バスが来る。まだ雨は止まない。
しかし、西の空は明るくなってきている。山の中のバス停でバスを降りる。

1分経たないうちに雨が上がる。郊外線のバスターミナルまでゆっくりと走る。

雨上がり。涼しかったりムシムシしたり。でも山は綺麗だった。

不確定な割には、タイミング良く次々と用事ができた。こんな日もあるんだな。
クルマは便利だなと思った。

夏至過ぎてはや小暑の頃

2013-07-05 20:30:00 | 徒然に2010-2013
夏至の日は金曜日だった。この日は、泊まり勤務明け、台風一過、夏至の宵。

道草には好適の日の筈だったが、まっすぐ帰ることにした。
仕事は、融通きかんからなあ。気ぃ利かせて、はよかえり、みたいにはならんなあ、と。でも、帰ってからの麦を楽しみにしつつ、駅までのラン。踏切の警笛が鳴り始めると同時に電車に乗った。

そして、今日金曜日。夏至を過ぎてもう小暑の頃。夏至の日より、昼が長く感じられるのは気のせいだろうか。この間は雨が結構降り、雲の多い日々だった。

今日は蒸し暑い。週間予報が突然曇りだらけから晴れだらけになると、梅雨が終わるかな、と云う感じになる。丁度今日がそんな感じか。
今日は強い南風で、帰るのが一苦労だった。まあ、焦らず慌てずで何とか駅に到着する。でいつものホームでいつもの麦。

向かいのホームでサラリーマンみたいな人もあおっている。お疲れ様でしたって、感じ。

日曜日は七夕か。小暑って七夕に隠れてしまう、な。

タイミングがあうタイミングをのがすタイミングをとらえる

2013-07-04 22:09:38 | 徒然に2010-2013
朝。
すごい豪雨だった。
犬の散歩を諦め、まだ、飯が炊けていなかったので冷凍してある御飯をチンし、卵入り炒飯を作り、作り過ぎたがこんなもん残しても誰も食べんだろうと大量に喰っていたら止んだ。じゃ行くかと犬たちを誘い、急いで散歩に行く。無事に終了。いつもより時間がかかった分、結果オーライか。
通勤ランも濡れずに済んだ。
儂もお前らももうけたなあ。

そして。
仕事を終わらせPC切ったら、どーっと豪雨になった。

ヤフーのズームレーダーチェックしていたのだが、仕事の方が最後の最後に手間取り、タイミングを逸した感じになった。

雷は仕方がないが、せめて黄色から外れるぐらいにならんとなあと思う。

で、仕事の続きを始める。しぱらくごぞごぞした後、またズームレーダーチェックし20分だけ降らない時間を確認。
ほぼ時間通りに雨が上がる。スタートする。根性なしで、途中失速し、しかもぱらぱら降ってきたが、黄色の降りほどにはならず、何とか駅に到着する。

文明の利器に、そしてなんとなくの運に感謝する。

親父のクルマ

2013-07-03 23:15:09 | 徒然に2010-2013
午後から物凄い雷雨。
今日は、夜、所用でО市に行かなければならなかったので、定刻に慌しく職場を後にする。それが功を奏し、殆ど市内の渋滞に捕まることなく、無事にО市に到着する。
親父から借りた車は20年程前の独逸車である。

車好きで、中古だがかなりこだわって選んだ車はかなり傷んでいる。窓が開かないとかルーフが途中で止まっているとか内側のドアノブがないとこがあるとか、まあ、結構な状態である。
それでもコーナーの多い山道をしっかりと走ってくれた。

用が終わり帰り道。山の中のLAWSONで、休憩。

外は相変わらずの雨。たまにはクルマもいいかと思う。また貸してもらおかなと。

やっぱり大会参加予定未定

2013-07-02 21:54:10 | 徒然に2010-2013
鈍足親父さんの柴又100のページに、フルのタイムと走り込み係数で、100キロウルトラの予想タイムが算出できると書いてあった。
走り込み係数ねえ、と思う。ジョグじゃあ走り込みにはならんからな。
目的とか目標は必要だ、なあと思う。

今年は、神戸も三木も参戦できず。仕事絡み家絡み、というよりもうエントリー締め切り日さえ忘れていた(本当)。先日の「ひとりTOKYOナイトラン(近日アップします)」終わって、24時間走少し自信がなくなってきたから、まあいいかという感じである。

遠方の大会は、よほどの大会でないと気持ちが乗らず、ぐずぐずと言い訳じみたことが並び、エントリーを渋る。要は億劫ということ。まあ、エントリーしても当日本当に行けるかどうか怪しい、というのは事実ある。何せ過去には大会参加料払って行ってない大会片手が塞がる(いや余るか)ぐらいある。交通機関の予約とか入れると、本当に年に1回行けるかどうか否それさえ怪しい・・・という感じ。

その、年に1回、これだけは「出たい」というより「出なければならない」に近い愛媛マラソンも今年は「シード落ち(アスリートエントリー枠もらえず)」だし、下手すると、今年度は一度も大会を走らないまま、ということもあり得る。

と思ったら今日の地元紙。

ほうまた人数増やすか。アスリート枠なくても、抽選なら(前年度までは先着順だった)何とかなるんかな。でも、先日抽選があった神戸マラソンは外れましたという方多いみたいで。神戸在住の友人M君も残念でしただったらしい。少なくとも5、6年前に比べると、だんだん大会参加って難しくなっている。

秋の大会、冬の大会、思い出したように時々検索しているのですが、見通したたず、です。