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Amy Grant ~A Christmas Album~


今日ご紹介するのは前回チラッと触れたエイミー・グラントの「A Christmas Album」

エイミー・グラントは何枚もクリスマスアルバムを出しています。
その中でもわたしが一番好きなのが、今回取り上げる彼女の最初のクリスマスアルバムです。



Christmas Album
1. Tennessee Christmas
2. Hark! The Herald Angels Sing
3. Preiset Dem Konig (Praise The King)
4. Emmanuel
5. Little Town
6. Christmas Hymn
7. Love Has Come
8. Sleigh Ride
9. The Christmas Song
10. Heirlooms
11. A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High
Sparrow


Credits
Acoustic Guitar / Dean Parks (tracks: A1)
Acoustic Guitar, Steel Guitar, Backing Vocals / Gary Chapman (tracks: A1)
Backing Vocals / Amy Grant (tracks: A1), Bill Champlin (tracks: A4, B1), Carmen Twillie (tracks: A4, B1), David Page (tracks: A5), Debbie Hall (tracks: B2), Edie Lehman(tracks: B2), Richard Page (tracks: A5), Sandy Hall (tracks: B2), Steve George (tracks: A5), Tamara Champlin (tracks: A4, B1)
Bass –/Mike Brignardello (tracks: A1, A2, A4, A5, B1 to B4)
Bells [Sleigh] –/Paul Leim (tracks: A5, B2)
Choir / Hollywood Presbyterian Choir (tracks: A2, A6, B5)
Concertmaster / Gavyn Wright (tracks: A1, A5, A6, B1 to B5)
Directed By / Fred Bock (tracks: A2, A6, B5)
Drums /Paul Leim (tracks: A1, A2, A4, A5, B1, B3, B4)
Guitar / John Goin* (tracks: A1, A2, A4, A5, B1 to B4)
Horn / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A2), Tom McAninch (tracks: A5, A6, B5)
Horns / Nashville Contemporary Brass Quintet, The (tracks: A5, A6, B5)
Keyboards / Shane Keister (tracks: A1 to A5, B2)
Percussion / Farrell Morris (tracks: B1 to B3), Lenny Castro (tracks: A4), Victor Feldman (tracks: A2, A5, A6)
Percussion [Wood Blocks] /Paul Leim (tracks: B2)
Piano / Michael W. Smith (tracks: A2, A5, A6), Shane Keister (tracks: B1, B3, B4)
Producer / Brown Bannister
Shaker / Victor Feldman (tracks: A1)
Strings / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A1, A2, A5, A6, B1 to B5)
Synthesizer / Michael W. Smith (tracks: A4, B1, B2)
Vocoder / Michael W. Smith (tracks: B4)
Woodwind / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A2, A6, B4)




オリジナルは1983年発売。RCAでのCD化のときに買いなおしました。
最初はレコードを借りてきてダビング。

エイミーの力強いヴォーカルが心地よいです。
普通のアメリカ人の家庭にとってのよきクリスマス、心あたたまるクリスマス、そういうものをなんのてらいもなくごくごく素直なクリスマスアルバム。
エイミー・グラントと言ったら、クリスチャンシンガーの女王でもあるし、ポップ/ロック・チャートやアダルト・コンテンポラリー・チャートでもメジャーです。
彼女のクリスマスアルバムは何枚もあるのですが、1960年生まれのエイミーが、1977年にデビューし、82年のブレーク(翌年のグラミーで最優秀コンテンポラリーアルバム賞受賞)の頃に出されたこの「A Christmas Album」はその彼女にとっての、初めてのクリスマスアルバム。

今はLPは手元にありませんが、これは見開きジャケットだったと思います。

エイミー・グラントはとても上手いシンガーだと思いますが、このクリスマスアルバムは歌のテクニックだの歌唱力云々というより、ストレートであったかく、そして心地よい力強さがあってね、いいですよ。

家族、友人、トナカイ、サンタさん、雪、手袋とマフラー、暖炉、クリスマスのささやかで、でもちょっと豪華なご馳走、、、そんな定番を心おきなく扱えるのも、一番最初のクリスマスアルバムならでは、だと思います。


B面というか、今は違うけど、後半の曲は「橇滑り」や「ラヴ・ハズ・カム」のような楽しい雰囲気の曲もありますが、どちらかというとミディアムテンポのくつろげる雰囲気の曲が多いです。
ラスト2曲がとても素敵です。。。
それでもおさえきれないエイミーのパワーというのが伝わってきますが。
エイミーはこれらの曲をずっと歌い続けているので、もっともっと抑制のきいた歌い方で歌っているときもあります。そのときどきで、どっちもいいなと思いますが、このアルバムはとにかくエイミーのパワーで勇気をいっぱいもらえるので大好きなのです。
賛美歌、定番のクリスマスソング、オリジナル曲とバランスもいいと思います。



収録曲/ライター
#1. "Tennessee Christmas"/Amy Grant, Gary Chapman
82年から99年まで結婚していた同じクリスチャンシンガーのゲイリー・チャプマンとの共作『テネシー・クリスマス』。
エイミーは生まれたのはジョージア州ですが、幼い頃にテネシーに移り住んだので、彼女にとってのふるさとはテネシー。そんな彼女の思いが詰まった「故郷」をイメージさせる素敵な曲です。

#2. "Hark! The Herald Angels Sing"/William H. Cummings, Felix Mendelssohn, Charles Wesley
『あめにはさかえ』(賛美歌98番)
最初はエイミーのシンプルなヴォーカルに、コーラスとオケが加わって最後はどっかーんと壮大です・笑
もともとの曲もそうですしね。わたしはメンデルスゾーンが大好きです。(あのあっけらかんとした明るさがなんとも好きなんですわ)

#3. "Preiset Dem Konig! (Praise the King!)"/Shane Keister
こちらはインストナンバーです。

#4. "Emmanuel" /Michael W. Smith
シングルカットされた『エマニュエル』
エイミーのヴォーカルを最大限生かすようなドラマチックなアレンジもいいです。

#5. "Little Town"/Phillips Brooks, Chris Eaton, Lewis H. Redner
フィリップ・ブルックスが作詞、ブルックスが牧師を勤めた教会のオルガニスト、ルイス・レドナが曲をつけた「小さな町ベツレヘム」O little town of Bethlehem (賛美歌115番)。
こちらをイギリス出身のミュージシャン、クリス・イートンが新しいメロディーをつけてポップソングにアレンジしましたことや、クリス・イートンのメジャーデビューについてはクリフ・リチャードの記事で触れました。

このアルバムを最初に借りたときはクリス・イートンやクリフ・リチャードのオリジナル曲のことなどは全然知らなくて、単純に「賛美歌とはえらく違うけども、いい曲じゃ~ん。」って大好きになっちゃいました。
この曲とA面ラストの「クリスマス賛歌」の流れが好きでねぇ、ここばっかり聴いてたなあ。

Cliff Richard Little Town (High Quality)

こちらはオリジナル、クリフ・リチャードのバージョン。
エイミーのカバーを聴いてから、本家を聴きました。
どちらも大好きです!

Little Town - Amy Grant

以前もご紹介したエイミーのほうの「リトルタウン」
リチャードとスラッグ、デヴィッド・ペイジのコーラスも素敵ですが、まるで雪原を走る橇の「シャンシャンシャン」ってな音の感じとか、エイミーがミトンはめてるんるんしているような様子が目に浮かぶこの歌がね、大好きなんです♪
この動画では最後がぶつっと切れていますが、ほんとはもう少し余韻があります。


#6. "Christmas Hymn"/Grant, Smith
「クリスマス賛歌」
AMY GRANT - Christmas Hymn

「リトルタウン」とA面ラストのこの「クリスマス賛歌」の部分がとっても好きです。

#7. "Love Has Come" / Grant, Keister, Smith

#8. "Sleigh Ride" /Leroy Anderson, Mitchell Parish
ルロイ・アンダーソンの名曲「たのしい橇滑り」
Amy Grant - Sleigh Ride

このアルバムではエイミー一人で歌っていますが、こちらはデニス・ウィーバーと子供たちとのもの。

#9. "The Christmas Song (Chestnuts Roasting On an Open Fire)" / Mel Torme, Robert Wells
暖炉&胡桃。とても素朴なクリスマスソングで大好きです。
でもまあこれは、、個人的には女性ヴォーカルより男性のほうがいいかな。
ナット・キング・コールが歌ったのが愛聴盤です。

#10. "Heirlooms" / Grant, Bannister, Bob Farrell
「わたしのたからもの」

#11. "A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High" Traditional
「マイティ・フォートレス/荒れ野の果てに(賛美歌106番)」
歌が始まるまでけっこうあるので「これもインスト?」って思いますが。
アルバムラストを飾る感動的な曲です。

お得な2枚セットもあります。もう片方のアルバムについてはまたいずれ
Christmas Album

ディスク:1
1. Tennessee Christmas
2. Hark! The Herald Angels Sing
3. Preiset Dem Konig (Praise The King)
4. Emmanuel
5. Little Town
6. Christmas Hymn
7. Love Has Come
8. Sleigh Ride
9. The Christmas Song
10. Heirlooms
11. A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High
ディスク:2
1. A Christmas To Remember (A Christmas To Remember Album Version)
2. Christmas Can't Be Very Far Away
3. Silent Night
4. Christmas Lullaby (I Will Lead You Home) (A Christmas To Remember Album Version)
5. Highland Cathedral
6. Jingle Bell Rock
7. Mister Santa
8. 'Til The Season Comes Around Again
9. Gabriel's Oboe
10. Welcome To Our World
Sparrow



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