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EDGAR WINTER & FRIENDS THE BETTER DEAL


今日はお休みだったので、図書館でCDと本を借り、すぐそばのブック某で、リチャードやスラッグがオーバーダブで参加してたジャズものとか漁ってましたが収穫はなく。
まあいいのです。
好きなアーティストが参加しているものは、なるべく、正規のものを買うように心がけているので、そこは「無くてもともと、あったらラッキー」ぐらいの感じ。
もう正規ルートでも、ダウンロードでも入手不可ってのを探すのがブック某、と思ってるんだもーん、ふふふのふーん!
って見てたら、、、


なななんとですね!ザ・カーズのアルバムが250円!


このやろー!ゆるせーん!!!!!!!
ってことで、買ってまいりました。。。。。カセットで持ってるんですけどね。。。。なんかもうさ、リック・オケイセックのソロアルバムが高くてカーズのアルバムが250円てのがよくわからない。。。
しかし、中身はレンタル落ちでもなく、とてもきれいな状態で、日本盤でライナーも歌詞もきちっとついてるし、大事にされてたんだろうなあと思いました。(若しくは全然聞いてなかったのか・苦笑)




あ、話がそれてしまった。
今日ご紹介するアルバムは、エドガー・ウィンターの『EDGAR WINTER & FRIENDS THE BETTER DEAL』です。

もともとは The Real Deal という1996年に出たアルバムですが、それに2曲ボーナストラックが追加されたものが THE BETTER DEAL

エドガー・ウィンターを知らない人は、、まあ、これを見たら「あああの!」という、ええあの人です。
Frankenstein . Edgar Winters Group . 1973

ダン・ハートマンが若い。。。。。


ショルダー・キーボードがない時代に、普通のキーボードをぶら下げて演奏していましたが
(ローランドから賞状もらってもいいんじゃないかと思う。)


Rick Derringer Edgar Winter Frankenstein/リンゴ・スター&ヒズ・オールスターバンド

今もやってます。
今なら絶対にもっと軽いのとか、かっこよくぶら下げられるタイプあると思うけど、頑として、これですよ。
甲子園の物売りだって、もうちょっとかっちょいいんじゃなかろうか?

あ、もちろん、すべてぶら下げてるわけじゃないですよ。普通に弾く曲もありますので。
なんでしょうかね。芸術は真剣であればあるほど、ギャグとの境目がつきにくいとも言いますが、わたしはエドガーのこの徹底した音楽馬鹿っぷりが大好きです。


エドガー・ウィンターを聴き始めたのは、父親の影響です。
父はジョニー・ウィンター(エドガーのお兄さんでギタリスト)が好きでエドガーはつけたしっぽかったですかね。
(だからロックンロール・フー・チー・クーもジョニー派でした)
わたしは子供のころはギターにはあんまり興味が無くて、鍵盤のほうに目が行っていたのと、エドガーのあのマルチっぷりや、けったいなところにはとても惹かれましたねえ。

それによくよく考えると、自分のスタイルを巖と貫くジョニー・ウィンターのほうが実はよっぽど「突き抜けた変人」だと思います。

自分のやりたいスタイルをあれこれ追求し、ときにロックしたり、ブルースしたり(←でも、ジョニーを聴いてると、その方面はやめといたほうがいいんじゃないかと思う)、ディスコしたり、ファンキーになったりいろいろ泳ぎ続けるエドガーは、その時代時代の最先端を行くというより、はるか斜め上空だったり、低空すれすれだったり、「なんでしょうねー」って感じですけども、それが彼の個性?
今やりたいことを追いかけてる姿が素敵だと思います。
そしてたまに売れるとやっぱり嬉しいな~。

しかしまー、フランケンシュタインの破壊力は、どんなに楽器が進歩しても、あのエドガー・ウィンター・グループ時代のものが最強ですなー。


さてさて本日は『EDGAR WINTER & FRIENDS THE BETTER DEAL』

これの前のエドガーのアルバムが、マルチ&自らのオタクっぷりに浸りきった、実験作、どちらかというとじっくり鑑賞用という感じの作品だったのに対して、
こちらは家でも車でもライヴでもオールマイティーといいますか。
はたまたロックよりといいますか。
そして&フレンズと銘打ってあるように、ジョニ・ウィンター、リック・デリンジャー、ジェフ・バクスター、ロニー・モントローズ、ミッチ・ペリー、レオン・ラッセル、ジョン・ロバート・スミス&スティーヴ・ハワード'sレジェンダリー・ホワイトトラッシュホーンズ、といった豪華なお友達も参加したアルバムです。おっと、忘れちゃいけない、ジャーメイン・ジャクソンも参加してます!

The Better Deal

1. Hoochie Coo / special guests/ Rick Derringer and Johnny Winter on guitars, Leon Russell on piano & organ, John Smith & Steve Howard a.k.a.The Legendary White Trash Horns
2. The Real Deal / special guest/ Jeff "SKUNK" Baxter on guitar , John Smith & Steve Howard a.k.a.The Legendary White Trash Horns
3. We Can Win / special guest/ Leon Russell on piano & organ
4. Good Ol' Rock 'N Roll /special guest/ John Smith & Steve Howard a.k.a.The Legendary White Trash Horns
5. Give Me The Will
6. Nitty Gritty /special guest/ Jeff "SKUNK" Baxter on guitar
7. Eye Of The Storm /special guest/ Ronnie Montrose on guitar
8. Sanctuary /special guest/ Mitch Perry on guitar
9. Hot, Passionate Love
10. The Music Is You
11. What Do I Tell My Heart

musicians:
EDGAR WINTER:vocals,keyboards,synthesizers & saxophone
STEVE FARRIS:guitar
DEON ESTES:bass
JOHNATHAN "SUGARFOOR" DILION MOFFET:drums
SUE ANN CARWELL & CHRISTINE GORDON:buckground vocals
special guest; JWRMINE JACKSON:vocals

Bonus Tracks
12. Hello It's Me / Todd Rundgren:vocals, Bob Kulick:Guitar
13. Money / Tommy Shaw:vocals, Richie Kotzen:guitar, Tony Levin:Bass, Mike Baird:drums
Music Avenue


エドガーのほかのアルバム同様、ご両親、奥さん、お兄さん、フレンズへのサンクスにあふれたこのアルバムをわたしが買ったのは、スティーヴ・ファリスが参加してたから、ってわけじゃーなくて・苦笑
(それはそれで嬉しいのですが)
このボーナストラックがついたほうが出たのは2006年でして、トリノ五輪も終わって、なんかほけーっとしてて、父の遺品とかいろいろ見てて「でもあたしはやっぱりジョニーよりエドガーなんだよなー」ってんでアマゾンでちらちら持ってないのを物色してて見つけたのでした。

再販だから?なのかわかりませんが、歌詞カードは入ってません。ライナーノーツは中綴じ8頁のもので、写真も文章もまあこんなもんかなー、という感じ。

こっちが最初に出たほう
The Real Deal
クリエーター情報なし
Thunderbolt 1996年

おお、よくよく見るとこっちはちゃんとスティーヴの名前もジャケットに書いてあるではありませんか。
ところでこの写真を撮ったのはジェフ・バクスターせんせーです。
エドガーのアルバムジャケットって、いろいろ不思議ちゃんなのがちらほらありますが(アートに走ったものからおみゃー仙人かよ?てものまで)これは至って、ごく普通な部類?

こちらは内容は上と同じで曲順が違うタイプ
Original Artist Hit List
クリエーター情報なし
Compendia



Eye of the Storm - Edgar Winter with Ronnie Montrose

こちらはリック・デリンジャーが加入する前にエドガー・ウィンター・グループに在籍していたギタリスト、ロニー・モントローズがギターソロで参加。
こういう鉄板ソングには弱いぜ。ずるいぜ!



ジェフ・バクスターの参加したのもいいのですが、ミッチ・ペリーがソロを弾いてる Sanctuary もおすすめです!



Hot, Passionate Love と The Music Is You は奥さんのモニクへの愛が込められているそうです。
Hot, Passionate Love
わたしはうっとりなラヴソングの The Music Is You より Hot, Passionate Love と What Do I Tell My Heart が好きです。ひねくれものやなー。


さてさてボーナストラックの2曲ですが。
1曲目はもちろん、トッド・ラングレンの名曲『Hello It's Me』でヴォーカルはトッド、ギターはボブ・クーリック、エドガーはサックスです。
残りの楽器(ベース、ドラムス、キーボード)はボーナストラックのプロデュースを担当したビリー・シャーウッドが弾いてます。
ボブもこの2曲の共同プロデューサーです。
2曲目はピンクフロイドのロックアンセム、『Money』でこちらもエドガーはサックス。STYXのトミー・ショウがヴォーカル、ギターはリッチー・コッツェン、ベースはトニー・レヴィン、ドラムはマイク・ベアードです。


おお、そんなことしてたら、NHK-FMからエイジアが流れてきたぞ!
そんで、今日はジョン・クーガーミニ特集らしいです。
むふふのふー。

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