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杉山清貴&オメガトライブ~SINGLE’S HISTORY

さて、お次の杉山清貴&オメガトライブのアルバムは1985年10月23日に発売されたベストアルバム「SINGLE’S HISTORY」です。
なんとなくさかのぼっていく感じになってきましたな。

この時点までに出ていたシングルのA面6曲と、B面のうち4曲が収められています。
惜しくも漏れてしまったB面は1stシングル「サマーサスピション」のB面「渚のSea-dog」と2ndシングル「アスファルトレディ」のB面「A.D.1959」


(1993年にはラストシングルの「ガラスのパームツリー」のAB面と、「渚のSea-dog」「A.D.1959」も加えた全シングルのAB面を入れたシングルコレクションが出ています。
この記事の一番下に貼り付けておきます。)

「SINGLE’S HISTORY」には、それまでアルバム未収録だったB面のうち4曲、シングルA面の「サイレンスがいっぱい」が初めて納められました。
また、「アスファルトレディ」と「ふたりの夏物語」はオリジナルアルバムのほうでは少し違うバージョンが収められていたのですが、このアルバムではシングル・バージョンを収録してあります。
ですから、初収録は7曲、とカウントしていいのかな。

当時中学生だったからなかなかシングルまでは購入できませんでしたから、このベスト盤はとてもありがたい存在でした。
また、「サイレンスがいっぱい」が入っていたのもポイントが高かったなあ。


ベスト盤というのはいろいろな作り方があると思います。特にシングルコレクションの場合。
発表順に曲を収めるのも、ひとつの在り方だと思うし、親切だと思います。声の変わっていく感じもわかりやすいし。

ただ、このSINGLE’S HISTORYはまだA面B面というものが存在していたころの作品というのもあるからか、製作チームのこだわりなのか、単に時間配分なのかわからないですが、曲順は発表順というものではありあませんし、各々のシングルのAB面を可能な限り近づけて配置、ということもありません。
私はこのA面、B面の並び、好きでした。
A面の、サイレンスがいっぱいで終わって余韻に浸って、
B面はノリノリのアスファルトレディで始まってそしてサマサスできゅんきゅんし、フェアウェルで癒され、最後はちょっとヨーロピアンなリヴァーサイドホテルで〆、ってのがよかったなあ。
SINGLE’S HISTORY

1. 君のハートはマリンブルー
2. ROLLING MEMORIES
3. ふたりの夏物語-NEVER ENDING SUMMER-
4. JOANNA
5. サイレンスがいっぱい
6. アスファルト・レディ
7. 愛を巻き戻して
8. SUMMER SUSPICION
9. FAREWELL CALL
10. RIVERSIDE HOTEL
バップ


#01 君のハートはマリンブルー
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

3rdシングル。(TBS系ドラマ「年ごろ家族」主題歌ということですが、そのドラマのことは全く知らない。。。。)

この曲については、オリジナルアルバムを取り上げるときに書きます

#02.ROLLING MEMORIES
作詞:秋元康 作曲:西原俊次 編曲:志熊研三


6thシングル「サイレンスがいっぱい」のB面で西原さんの曲。
ラジオで1回しか聴いたことが無かったので、アルバムに入ってホッとしました。(だからシングル買いなよって話なんだけどさ・苦笑)
歌詞もけっこう好きです。メジャーから入って、サビはちょっと切なめです。

#03.ふたりの夏物語 -NEVER ENDING SUMMER-
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

5thシングル。日本航空「JALPAK」CMソング。
アルバム「ANOTHER SUMMER」には別バージョンで収録されていいます。
いやー、いつ聴いてもいいですねぇ。


#04.JOANNA
作詞:秋元康 作曲・編曲:林哲司

4thシングル「リバーサイドホテル」のB面。
けだるくてシャーデーみたいな雰囲気。
杉山さんがソロになってからもけっこう歌っていておなじみです。



#05.サイレンスがいっぱい
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

6thシングル。とても好きな曲。NTV系ドラマ「のン姉ちゃん 200ワット」主題歌だそうですが、このドラマも全く知らないでござる。
よくよく考えると私、中学生の時って連ドラってあまり見ていなかったんだわな。。。。


とにかく素晴らしい。
私にとってはこれが彼らのシングルで最も好きな曲です。



#06.ASPHALT LADY
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

2ndシングル。アルバム「River's Island」にはロングバージョンが収録されています。
でもアルバム・バージョンを聴いていた時は「テレビより長くていいわ~」って感じで別に不満には思ってませんでしたけどね。
しかもアスファルトレディはあまり売れなかったので、テレビで見るチャンスもあまりなく、「シングルと違うじゃん」とかわかってなかったよ、きっと。



#07.愛を巻き戻して
作詞:秋元康 作曲:杉山清貴 編曲:志熊研三

3rdシングル「君のハートはマリンブルー」のB面。
ミディアムテンポのメジャーコードの曲。イントロのきらきらした感じが好きでした。



#08.SUMMER SUSPICION
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

デビュー曲です。出会いの原点です。
1stアルバムのところでまた触れます。


#09.FAREWELL CALL
作詞:秋元康 作曲:高島信二 編曲:志熊研三

5thシングル「ふたりの夏物語」のB面で高島さんの曲。
高島さんの曲はほんとにやさしさにあふれていますね。泣けます。
これが杉山清貴&オメガトライブでデビューしてから、初めて採用された彼の曲です。


#10.RIVERSIDE HOTEL
作詞:康珍化 作曲・編曲:林哲司

4thシングル。「NEVER ENDING SUMMER」の記事で取り上げていますが、こちらも愛着のある曲です。
弦の音も好きです。



杉山清貴&オメガトライブは2年7か月?8か月? ファンとしてはあまりにも短くてさみしい活動期間でしたが、そのおかげですべての楽曲が体に入り込んでいるのはありがたいです。
全部で50曲です。
シングル7枚、アルバムが5枚、ベスト盤1枚、カマサミコングDJスペシャルが1枚。
すごく鮮明に覚えている。
まあ、若かった、10代だから頭も柔らかかったのかもしれませんが。

ラジオっ子でもありましたが、中学の頃は連ドラをあまり見ない分、歌番組はかなり熱心に見ていたから、よけいにシングル曲は映像ともシンクロして記憶鮮明。
サマサスの初期の頃は高島さんレスポールの赤いのだったな、いつの間にやらオリンピックホワイトになったなー、とか、ピンクもよかったよなあとか。大島さんの髭とか。



杉山さんがソロデビューしてから出した楽曲のほうが長いお付き合いになるし、大好きな曲も多いです。
最初のソロアルバムbeyondからmoonsetあたりまでの曲はオメガ時代と同じくらい、身体にしみ込んでいる。
そのあと、、あ、ZAMPAも大丈夫か、、、そのあとくらいからは家事と仕事でけっこうバタバタしていたのと、記憶力も悪くなったのか?どれがどのアルバムの曲なのか、歌詞とか、誰が作詞?とか、ぱっと出てこない。
もちろんぱっと出てこないからその曲に思い入れがないとかではないんだけど。
さすがに30年コンスタントにアルバムを出しているし、(たくさんあるベスト盤は抜かす)30枚近くオリジナルアルバムがあるから、けっこうこんがらがっちゃうんですよね。
しかもこのところ杉山さん、ファンのみんなが求めるものというか、歌うたいに徹しているような活動ですよね。製作する、ってよりも、歌って欲しいのをじゃかじゃか歌いますよー、という感じがするような。

実際にアルバムを聴き出せば記憶は戻るとはいえ、ちょっとナサケナイ。
愛が足りないのかしらー。うそーん。
ま、逆に言えば、これからもじっくりゆっくりずっと聴いていけばいいのだし、新しい魅力に出会える、気づけるチャンスがいっぱいあるから、幸せだと思わないといけませんね。


こちらは全シングルバージョンのA・B全部を収録したベスト盤。1993年発売
収録順も発表順になっているようですね。
これは持っていません。ガラスのパームツリーのB面はボックスセットで持っているから買わなかった。
杉山清貴&オメガトライブ/シングル・コレクション1983~1985

1. SUMMER SUSPICION
2. 渚のSea-dog
3. アスファルト・レディ
4. A.D.1959
5. 君のハートはマリンブルー
6. 愛を巻き戻して
7. リヴァーサイド・ホテル
8. ジョアンナ
9. ふたりの夏物語
10. FAREWELL CALL
11. サイレンスがいっぱい
12. ROLLING MEMORIES
13. ガラスのPALM TREE
14. LONELY RUNNER
バップ


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