goo

T is for “Guy Thomas”!!!!


Tはガイ・トーマスのT!!!!
Kenny Loggins - Conviction Of The Heart

ケニーとの共作「コンヴィクション・オブ・ザ・ハート」
ケニーの後ろでギター弾いてるバンダナの人がガイ・トーマスです

☆こちらがConviction of the Heartのオリジナルデモ(1990年)
2011年に録音したものもアップロードされています。



ガイ・トーマスはアメリカのソングライター、コンポーザー、シンガー。
ほとんどの楽器を弾けるそうですが、
ポップ/ロック界ではケニー・ロギンスのバックバンドでギタリスト兼コンポーザーとしての活動していたことで知名度があると思います。




☆ガイ・トーマスの歌う『THIS IS IT』
"THIS IS IT"
(Kenny Loggins - Micheal McDonald) Chris Ralles-Drums & Percussion
Celeste Thomas-Additional Vocals
An homage to Kenny and all the great years of being in his band.
という、ケニーのバンド在籍時への感謝のコメントが全てを語っていると思います。
コーラスで参加しているセレステさんは最初奥さんかと思ったんですが、娘さんでした。


"BUST IN THE MAINLINE"(Guy Thomas) 2013
2013年のマテリアルの中で一番好きな作品
こういうちょっと憂いのある声、そこはかとない寂寞、ちょびっと荒涼、という匙加減がすきなんですよ。


"BORN TO RIDE"(Guy Thomas) 2004
ミキサー;Greg Townley
ベース;Dave Marotta
the P.B.R. (Professional Bull Riders Association) のために書かれた曲のうちのひとつ。

"WORLD OF TEMPTATION"(Guy Thomas) 1986

"TOGETHER"(Guy Thomas) 2007 Anyone up for a ukulele solo??

"WITH YOU"(Guy Thomas, Kenny Loggins, Steve George) 1993
ケニー、スラッグとの共作






ガイ・トーマス オフィシャルサイト
1958年生まれ。17歳のときにRCAとソロ契約。
80年代はケニー・ロジャース、カーリー・サイモン、スモーキー・ロビンソン、ケニー・ロギンスなどのアルバムのレコーディングにコンポーザーやギタリストとして参加。
1984年、ケニーがツアーバンドを新しく結成しなおしたときにリードギターとしてガイ・トーマスも参加し、以降90年代はじめまでバンドサウンドを支え、ケニーの曲作りのパートナーとしても活躍しました。
ケニーがライヴを行っていないときはテレビや映画音楽の作曲家として活動したり、また、エイミー・グラント、マイケル・マクドナルド、ジャクソン・ブラウン、マイケル・ボルトンなどのライヴなどに参加。
1990年代初めにはテレビ女優&シンガーのSydney Barrosseに曲を提供したり一緒にバンドをやっていたそうです。

1996年にチェリー・レーン・ミュージックと契約し、トーマスの活動は映画音楽やテレビ、コマーシャル音楽作曲家にシフトしています。NBCの曲やナショナルジオグラフィックのサウンドなどを手がけてます。



わたしが彼を意識したのはケニーのテレビやライヴの映像なんかで「後ろでギター弾いてるかっこいいお兄やん」として。
それから「コンヴィクション・オブ・ザ・ハート」を聴いたときに、
「なんていい曲なんだ!!!!」と思って、で、はー、このお兄やんがケニーと一緒に作ったのか~、と。

なんちゅーか、わたしがケニー・ロギンスにしろ、ケニーのバンドメンバーにしろ、彼らに求めるのは「アニキ」って感じなんだなあ。
「男の人」とか「父親」とかあんまり思ったことない。
あくまでも「お兄やん」
(以前後輩に「素敵なおじいさんですね」、とケニーのことを言われたショックをいまだにひきずってる・笑
おじいさんか。。。。

クリス・ロドリゲスが入ってくるまで、ケニーの後ろにはいつもトーマスがいて、それが当然だと思っていたんですけどねー。
月日は流れるものです。。。

CARLY SIMON - Come Back Home (1985)

これは作曲家としてのみ参加したカーリー・サイモンの『カム・バック・ホーム』
ちなみにドラム叩いてるのはミッキー・カリーですうふ


Leap of Faith ~ Kenny Loggins 【HQ】

こちらもケニーとの共作『リープ・オブ・フェイス』


ガイ・トーマスのサイトでは彼のオリジナル曲やカバーソングを聴いたりダウンロードできます。
ダウンロードページはこちら

ケニー・ロギンスの『THIS IS IT』やスティーヴ・ウィンウッドのCAN'T FIND MY WAY HOME"(Steve Winwood)など、あらためてオリジナル曲の素晴らしさも実感しますし、トーマスのカバーにもうっとり。
ビリー・ジョエル風なテイストで作った曲や、「わかると思うけど、スティーリー・ダンが大好きなんだ」という曲などもあり、面白いです。


彼のオリジナル曲では、優しげなのもいいんですが、やはり「荒涼」っぽいのが好きです。


音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大道芸終わった・・・・

大道芸ワールドカップ IN 静岡 2013 無事に終わりました。。。

観ることはできませんでしたが・苦笑

地元に住んでるくせに。

ええと、わたしが静岡に引っ越してきて、このイベントをまともに観たのは第1回大会だけです。
何故ならそのときは、たまたま事務職をしていて、土曜日は半日、日祝日はお休みという勤務だったから。

あとは販売業やサービス業に就いていますので、どんなにこの手のものが好きでも『チラ見』(出勤退勤途中で眺める)かテレビで見るだけなのですなあ。

そういうわけで、フライングダッチマンが強烈に印象に残っているんですよね・笑
懐かしい!!!


しかし、なんだかんだいって、経済効果は素晴らしいものがあるんですよ。

おかげさまでワタクシの職場、てんてこ舞いでした。

はー、疲れた!!!!!!
でも良かった~、忙しいとやっぱり燃えます!嬉しいです。ありがたやありがたや。
(まあ、、だいたい年末年始とかお盆時期に次いで高い売上なのです。)

今日は引越しや運動会のあとのように身体がガタガタですけどね。


転職期間中、いろんな事務職に応募したんですが、その中に「サーカス団の事務」ってのもありました。
(落ちましたけどね。。。。「グッズ販売職はいかがですか?」と勧められたけど)


今日はなんとなくラビリンスのクリスタルのジャグリングを見ちゃいました。
Inside the Labyrinth "Crystals"

これ、大変だよねぇ。斜め二人羽織みたいな姿勢でクリスタル回すんだもんなぁ。



ついでにスパナのお手玉(?)
Billy Joel - Uptown Girl

アタシ、ほんと、ビリー・ジョエルにメロメロだったんですよ。
どう考えたって、このビデオ、プロのダンサーに混じって、一番イケテナイ踊りのビリーなんだけど、、
もう子供のころは(そして今も)ビリーがいちばんカッコよく見えたんだよなあ。


もう、お手玉みっつとか、、、無理だと思う。
全然やってないもん。
お蜜柑で練習するわけにはいかないし。


とりあえず、甥っ子姪っ子のために、剣玉パフォーマンスの練習をします。
(って、1回玉を乗っけるだけしかできません。
とんてんかんてん、連続はできない・・・・)


大道芸で疲れているうちに中国杯終わってしまったし、次はNHK杯ですか。。。

全然追いけていないなあ。はふー。。。。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

C is for “Steve Conn”!!!!


Cはスティーヴ・コンのC!!!!
Steve Conn's "Eliana"


スティーヴ・コン『エリアナ』

スティーヴ・コンというキーボーディスト、アコーディオン奏者、シンガーソングライターのことを知ったのは、ソニー・ランドレスのアルバムを通じてでした。
それでなんとなく気になってて、実際に動く彼をばーんと見たのはケニーのレッドウッドでのライヴ。
おお、こういう顔の方だったのね!って。
なんとなくイメージはカウント伯爵。よくよく考えるとそんなに似てないのですが、最初はそう思ったのよね。
NOW AND THENでのケニーとスティーヴ・コンのアコーディオンのデュエットが素敵で泣けます。
そしてフットルースでのピアノとその前のちょっとしたスワンプブギ・ピアノソロ
うぉーーーーー!か、かっこいい!




Steve Conn
1. If I Were King
2. Great Big Beautiful World
3. Somebody Gotta Make A Move
4. Eliana
5. All The King's Horses
6. Down On Rigolette
7. Comfort Me
8. Don't Ask Me
9. I've Got Your Dog
10. Love Everybody
11. Polishing Chrome
12. Beautiful
Not Really Records 2003年

初めて買った彼のCDです。

気になってた人ではあったのですが、なにしろねぇ。
キーボード奏者として彼が参加しているアルバムでわたしが聴いたのはサニー・ランドレスの作品。
ほかはだいたいアコーディオンなんですが、アコーディオン使ってるのって、各アルバムで1曲とか2曲なんですよ。。。
(ボニー・レイットのグラミー2作目とか、マーク・ノップラーのフィドルテイストがんがんの曲とか)

マーク・ノップラーもダイアー・ストレイツもものすごく好きというわけじゃないのですが、
サニー・ランドレスはなんか不思議ちゃんで好きでして。あとはシャドウズ(クリフ・リチャードと一緒に活動してたバンド)とか。。
『サニーが関わってる→マーク・ノップラー←シャドウズの影響』
そんな感じでマーク・ノップラーのソロを聴いたらクレジットに「スティーヴ・コン」のお名前。
しかしアコーディオンはささやかな音色でね、フィドルがガンガンなんですよ・いい曲で好きですけど・苦笑



気にはなるものの、ようやくお顔と名前が一致したのはサニー・ランドレスのライヴとそれからケニー・ロギンスのレッドウッドのライヴで。


素敵なアコーディオン&ピアノ演奏にコロリ
で、その当時簡単に入手できたのがこのアルバムだったのです。


ほんとはもっと喧騒に満ちたような混沌とした感じを勝手に期待していたのですが、
Steve Conn -- "The One and Only Truth" live at eTown Hall

たとえばこんなのみたいな


ですが、全然違ってて(笑)
そういうのもあるけども、そういうのばっかじゃないよと。


でもはまっちゃいました。
なんだろうな。オーガニック?癒し?そんなものを装いつつ、根っこはピリリとしていてね。



Steve Conn's "Beautiful"



Steve Conn with Sonny Landreth: The One and Only Truth




最初はカウント伯爵みたいに感じた彼も、最近はなんだかクリストファー・ロイドみたいになってきました。

なんちゅーか、彼の作品はゆったり落ち着いたようでいて、底辺にガツンとしたものがあり、「詩人」だなあと。(勝手なイメージ)
詩人といっても、吟遊詩人グレッグさんってのと違うんですが。


聴きやすさや完成度では最新作が一番だと思います。
でも愛着あるのは詩人度ガツンな2作目です。



River of Madness
1. Mardi Gras Morning
2. River of Madness
3. Good Intentions
4. Love Is The Word
5. Midnight on The Delta
6. Time and Time Again
7. Where Do We Go From Here?
8. Morning Light
9. The One and Only Truth
10. In An Angel's Arms
11. I've Got Your Dog (bonus track)
Not Really Records 1995年



Beautiful Dream
1. Easier Said Than Done
2. Trouble
3. It's Just Not The Same
4. Beautiful Dream
5. Things Change
6. Let The Rain Fall Down
7. It Is What It Is
8. I'm Losing You
9. Thinking In Tongues
10. Forget About Me
CD Baby 2011年



Let The Rain Fall Down -- Steve Conn

まさかの白いピアノにびっくりした



けして多作な人ではないので、新作をゆ~っくりと待ちたいと思います。

大丈夫、待つのは誰かさんたちで慣れてるから(苦笑)

音楽(洋楽) ブログランキングへ
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

E is for “Chris Eaton”!!!!

Eはクリス・イートンのE!!!!
Wonderful World:Chris Eaton


クリス・イートン『ワンダフル・ワールド』



クリフ・リチャードエイミー・グラントの記事でも触れたクリス・イートン。

本名クリストファー・ネヴィル・イートンは1958年イギリスのスターフォッドシャー生まれ。
CCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)のアーティストで、ソングライター、シンガー、キーボード奏者として活躍しています。
8歳からピアノを習い、影響を受けたアーティストはポール・マッカートニー、初期のエルトン・ジョン、ビリー・ジョエル、ビートルズ、プログレッシヴ・ロック(イエス、ジェネシス、ピンク・フロイドなど)。
14歳ごろから曲を作るようになり、78年ごろからアマチュアバンドをはじめ、イギリスのライヴハウスでキーボード奏者兼ヴォーカリストとして活動。クリフ・リチャードに見出され、彼のアルバムに曲を提供したのがメジャー作曲家としてのデビュー。
クリフ・リチャードは彼を自分の音楽出版社と契約させ、また、アメリカの音楽業界に紹介します。
最初のアメリカでの仕事がエイミー・グラントによるクリフ・リチャードのシングル「リトルタウン」のカバーでした。

ソングライターとしては女性アーティストへの提供が多いのかなあ。
やっぱり、叙情的な美しい曲に定評があるからでしょうか。
(楽しい曲や激しいのもいい曲いっぱいあるんですけどもね)
わたしはエイミーが好きなので、エイミーのバンドでキーボードを弾くクリスをよく見ますが、CCM以外だとあとはアート・ガーファンクルのツアーやラリー・ノーマンとか?

クリス・イートンの受賞歴やらソングライティングについては公式サイトをどうぞ



わたしはエイミー・グラントのアルバムに収録された『リトル・タウン』がとても大好きでした。
そのときはエイミーの歌声と曲そのものとバックヴォーカルの誰かさんたちばかりに注目がいってて、クリス・イートン本人についてはそうそう注目しておらず。
クリフ・リチャードのアルバムを借りた際に、そこに収録されていたオリジナルの『リトル・タウン』がきっかけでクリス・イートンが気になり。
クリフ・リチャードのほかのアルバムに収められたクリスの曲がこれまた素敵で・・・。


クリフ・リチャードに提供したクリスマスソング数曲やほかの曲、エイミーのはCCMよりもあれば80'sというかAORテイスト風味あり、、、いい曲書く人だなあって思っていましたが、なんせ、表には出てこないからどんな人かはわからなかった。

そんな中で出された彼の初めてのソロアルバムが『ヴィジョン』
これがもう、、、バリバリのAORでしてね。

すごいんですよ!!!!!

もうね。あの頃のAORが好きだった人や80's好きにはたまらないアルバムなのでお奨めいたします。
(でも、心の準備をしないで今聴くと、、、ちょっとはずかしーかも。
ま、すぐにあの世界に入り込めますよ。)

ブラウン・バニスター&ジャック・ジョセフ・プイグがプロデュース
L.A、ナッシュヴィル、ロンドンの3カ所でレコーディング
ロビー・ブキャナン、ダン・ハフ、マイケル・ランドー、トミー・ファンダーバーク、ピノ・パラディーノ、フィル・パーマーなど英米のトップ・アーティストが参加。それから80年代初期に一緒に活動したマイケル・ウィリアムソン(ブリティッシュ・コンテンポラリー・クリスチャン・アーティスト、マイケル・ウィリアムソン・バンドのフロントマン)も参加しています。

CDだとまあ、品薄だからとんでもないお値段になりつつある今日このごろ。
クリスのサイトやアップルストアでのダウンロードでどうぞ。

Vision
1. Vision
2. Don't Underestimate My Love
3. When My Heart Breaks
4. Golden Rule
5. Hold Back The Tears
6. Love For The Common Man
7. Talk To Me
8. This Is For Real
9. Don't Play Games
10. It Was Love

COOL SOUND 1986年


The Adult Contemporary Ballads:Chris Eaton-It Was Love



Chris Eaton-Talk To Me (ccm hi-tech aor)


心の準備をしないで聴くと、畳をごろごろ転がりまわりたくなるくらい、、

身悶えてしまいます・苦笑

とりあえず哀愁テイスト最強ソング2曲を貼っておきまする


いやほんと、これすごいアルバムなんですよ~。
たぶんこれをCCMアーティストのアルバムとしてとらえている人はいないんじゃないかと。
AORの隠れ傑作として人気が高いと思いまする。


* Keyboards: Robbie Buchanan, Rhett Lawrence, Larry Williams, Dave Cooke, Robin Smith
* Guitar: Dann Huff, Paul Jackson Jr., Michael Landau, Phil Palmer
* Bass: Neil Stubenhaus, Nathan East, Phil Palmer
* Drums: Paul Leim, Carlos Vega, Charlie Morgan
* Percussion: Lenny Castro
* Horns: Mel Colins
* Background Vocals: Tom Kelly, Tommy Funderburk, Mark Williamson, Nick-Glennie Smith, Don Snow


クレジットだけで、、は、ハナヂものでしょ!
ワタクシとしましては、トム・ケリーのバック・ヴォーカルと10曲全編に漂う哀愁メロディアス路線がハナヂです。
(これにもしビル・チャンプリン、タマラ・チャンプリン、ペイジズなんてLA売れっ子コーラス隊が加わってたら耳からも血を流しそうですが、ちょうどこの頃はリチャードさんもスラッグさんもビルさんも自分のバンド活動が忙しく・苦笑)

80's & AOR & AORに影響を受けていたであろう当時の日本のアーティスト 万歳!
そう叫びたくなるような作品。
デジタル打ち込みも懐かしいぜ。

この『ヴィジョン』がリリースされた1986年はですね、実際はAORブームそのものは収まりつつあった頃だと思うんですよ。
それだけになんか、貴重というか、最後の一花っちゅーか。
デヴィッド・パックのアルバムとともに、この『ヴィジョン』はほんと、恵みです。。

ドヴォルザークの交響曲、、7番や8番とか、、超ベタなのを聴いてて、ちょっと恥ずかしくなるような気分に似ているんですよ。
でも、好きなんだなあ、これが。。たまんない。




彼はソロアルバムをこれまでに4枚出しています。
1枚目がAOR全開、3枚目はなんだろうなあ、オルナタティヴじゃーないんだけども、、ううううん、不思議な魅力があります。
2枚目と4枚目がCCMらしさが大きく出ているのと、良質なポップテイストがあって、とても聴きやすいと思います。
ジーザスだのゴッドだのマジェスティーだのロードというのが歌詞に出てくるのが苦手という人やCCMはどうも、という人にとっても、わりとマイルド(なんやそれ)だからBGMとして心地よいかと。
いやもちろん、CCMとしてきちんと聴くのも正しいあり方ですが、ジャンルなんか関係無しに、ほんとに素敵な曲が多いと思います。

聴きやすいというか、CCMにそんなに抵抗がないのは、おそらくわたしがキリスト教文化圏で育っていなかったり、英語がネイティヴじゃないからでしょう・苦笑
これが日本語やパーリ語で「仏陀」とか「ブッタンサラナンガッチャーミ。ダンマンサラナンガッチャーミ。サンガンサラナンガッチャーミ」とか「涅槃」とかを歌詞に用いてあって、それがポップソングになってたら、入っていけないと思いますもん。


CCMにおけるクリスも、そうじゃない曲のクリスも、どっちも好きです。

血が騒ぐのは、とにかく、ファーストアルバムの『ヴィジョン』
単純に好きなのは『リトルタウン』とサー・クリフに書いた曲
エイミーとの仕事やほかのCCMや2~4枚目の彼のソロアルバムは気持ちよく聴ける、、そんなアーティストです。



Chris Eaton - Breath of Heaven

後にドナ・サマーやほかのアーティストもカバーした名曲『Breath of Heaven』

いろんな人が歌っていますが、ドナ・サマーのカバーも素敵です。。。
彼女が亡くなってからはしばらく聴けないでいますが・・・


Breath of Heaven - Amy Grant

エイミー・グラントはクリスが作ってきた『Breath of Heaven』をことのほか気に入り、エイミーも歌詞を付け加えて、アルバム『Heart In Motion』に収録。
そしてこの曲はシングルカットされ、CCMチャートでも一般のチャートでも大ヒットしました。
CCM以外のアーティストのカバーも多く、今ではクリスマス時期の新しいスタンダードナンバーになりつつあります。
クリス・イートンもエイミー・グラントもこの曲については「もう二度とこんな曲は書けない」と当時語っていました。




Cliff Richard The Countdown Concert 31 Saviour's Day

こちらはサー・クリフに提供した『Saviour's Day』
全英チャート1位
うちの母はこれ聴いて、感動しすぎて、言葉にならないみたいでした


クリフ・リチャードがもしクリス・イートンに「デモテープを送ってみて」と声をかけなかったら?
アルバムに彼の曲を収録しなかったら?アメリカ音楽界に彼を紹介しなかったら?
クリスのメジャーデビューはもっと遅れていたかもしれませんし、イギリスからいきなりナッシュヴィルで活動するのも難しかったと思います。
クリフ・リチャードは18歳年下のクリスの曲を歌うとき、よくMCで『Chris Eaton,friend of mine』とか『My old friend』みたいに紹介するんですよね。律儀というか、、ええ人や。
クリフ・リチャードはロカビリーからロック、ポップスなど幅広く歌いますが、ゴスペルタッチなものやCCMテイストの曲を歌ったのはクリスの曲が初めてだったそうです。




Chris Eaton performing 'I know that my Redemer lives'

『Dare To Dream』 からのシングルカット 2008年の『I Know That My Redeemer Lives』
近年ますますタレ目&わんこ度がアップ
素敵なおじさまシンガー・ソングライター


わたしの中では「キング・オブ・タレ目おっさん」の座をショーン・パトリック・フラナリーとともに争っているのがクリス・イートンです。この際ショーンのほうはキング・オブ・おでこにしといてもいいか。。。ぶつぶつ

Wonderful World
1. Everlasting Love
2. Harvest Years
3. All Or Nothing
4. Westworld
5. Breath Of Heaven
6. Let Them Come To Me
7. Wonderful World
8. Remember Me
9. Something New
10. Renaissance
Capitol


Crusin
1. オールド・フレンズ
2. ザッツ・ホワット・フェイス・イズ・フォー
3. ボート・オブ・ディボーション
4. シューティング・スターズ
5. ゴッド・ソー・ラブド・ザ・ワールド
6. オーディナリー・ピープル
7. ホワット・カインド・イブ・ラブ
8. トーク・マイ・ハート・アウェイ
9. ホエアエバー・アイ・ゴー
10. ザ・ハイエスト・アナ
COOL SOUND



Dare To Dream
1. Jesus, Lover of My Soul
2. I Know That My Redeemer Lives
3. I Will
4. Breath of Heaven
5. Dare To Dream
6. If It Wasn't For The Letting Go
7. I've Known It All Along
8. Lay It Down
9. All I Ever Want For You
10. Alright
West Lodge Music


音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Kenny Loggins~return to pooh corner~

今日ご紹介するのはケニー・ロギンスの10枚目のアルバム、「リターン・トゥ・プー・コーナー」です。
京都から帰ってきた翌日はお休みだったので、かねてより予定していた絵本原画展へ行ってきたのですが、そうしたら、、プーを聴きたくなってしまって、久しぶりにじっくり聴いています。

ちなみにワタクシ。。。実はそんなに「クマのプーさん」に興味はありません・笑
あんなに黄色いのにね。(きいろ大好き)どちらかというとディズニーのプーさんよりは、原作の本の挿絵のほうが好きですが、、熊のパディントンとごっちゃになってるかも・苦笑
不思議だけども、たぶん小さい頃にも小学校時代にも、うちにはプー関連がなかったからだと思います。


1993年(日本では1994年)に発表された「こどもたちのための」「親たちのための」アルバム。
『このアルバムを聴いてくれる全ての人が"優しい"気持ちになってくれたらそれはとても素敵なことだ』とケニー・ロギンスのメッセージが込められています。
1993年のレッドウッドのライヴでのMCで、『子どもたちのため、、そして両親へのプレゼントのためのアルバムをレコーディングした』と語っているのがこの作品です。
私生活では最初の奥さんとの離婚で、長男クロスビーはケニーの家、次男コディーは奥さんの家で暮らすことになったり、再婚したジュリア(後に離婚)との間に生まれたイザベラとルークとの新しい幸せの形、お兄さんの死など、80年代の末からいろいろな出来事があった頃。
ケニーは子どもたちをを寝かしつけるときに歌ってきた曲を集めて『子どもたちのためのアルバムを創りたい』という気持ちを長く抱いていたそうですが、自分が家族とのさまざまな問題に直面して、よけいにそういう気持ちが募ったんじゃないのかな、なんて思います。
(※このアルバム制作時はケニーは4人の子供の父親。今はもう一人生まれてて5人のお子さんがいます。)

アルバムの内容は、70年代のロギンス&メッシーナ時代の「プー横丁の家」をセルフカバーした「リターン・トゥ・プー・コーナー」、ディズニー映画の曲、セサミ・ストリートの蛙のカーミットが歌っていたポール・ウィリアムスの「レインボウ・コネクション」、ポール・サイモンの「聖ジュディ彗星の唄」、リッキー・リー・ジョーンズやジョン・レノンの名曲、そしてケニーが自分の子供のために作ったオリジナル曲など。


今はどの企業もシルバー・マーケットやチャイルド・マーケットに力を入れていますが、当時はそんな風潮は控えめでしたし、音楽界もしかり。メジャーアーティストが単独で子供向けアルバムを出すというのも、全くゼロではないものの、珍しい企画でした。

しかしこれがチャイルドミュージックマーケットに革命を起こします。
アルバムチャートの上位に食い込むということはありませんでしたが物凄いロングセラーになり、皮肉なことにそれまでのケニーのアルバムの売り上げを上回ってしまいました。
ケニー・ロギンスにとっても、共同プロデュースしたデヴィッド・パックにとってもまさかこんな風に売れるとは予想していなかったと思います。(個人的にはデヴィッドはこれがあったから、パティ・オースティン、ウェストサイドストーリーやディズニーのアルバムのプロデュースに結びついたんじゃないかなと思う次第)
その後メジャーアーティストがどんどんチャイルドマーケットを視野に入れた作品を出していくことになるのですが、それはまた別のお話。


ケニー・ロギンスのファンは買うでしょうが、ポップス/ロックのファンの流れでケニーの曲も聴く、、というくらいの人だと買わない、、、そんなアルバムかもしれません。しかしここでチャイルド・マーケットのすごさとケニーがグラミー・アーティストというのもあるのでしょう、、、、ロックファン層が買ってないのにもかかわらず、おそろしくたくさん売れたんだと思う。
子供たち、親子で、そして大人だけでも、聴いてほしいというメッセージがこめられたとってもいいアルバムなので是非たくさんの人に聴いてほしいです。


このアルバムのプロデュースはテリー・ネルソンとケニー自身、このアルバムの前に出したベスト盤を一緒にプロデュースしたデヴィッド・パック。
わたしはちょうどこの頃、ケニーのバックバンドのディレクターだったスティーヴ・ウッドの後任としてスラッグ(元Mr.Misterのスティーヴ・ジョージ)がバンドに加わってたので、おそらくスラッグのキーボードとコーラスが聴けるんじゃないかな~、という淡い期待を抱いておりました・笑
それからエイミー・グラントとゲイリー・チャプマン夫妻(当時。今は離婚)もゲストヴォーカルの曲があるよ、ってチラッと聞いてて、ケニー・ロギンスも大好きだったし、デヴィッドもちょっとは歌ってくれてると嬉しいな、なんて思いながら買いに行ったんですよね。

この頃はまだネットの情報に触れる機会もなかったから、たぶん店頭の新譜情報とか見て予約した、、のかなぁ。忘れちゃったけども。ラジオで聞いたんだったかなあ?

Return to Pooh Corner
1. All the Pretty Little Ponies
2. Neverland Medley: Somewhere Out There/Never Never Land/Pure Imagination
3. Return to Pooh Corner
4. Rainbow Connection
5. St. Judy's Comet
6. Last Unicorn
7. Cody's Song
8. Horses
9. Love
10. To-Ra-Loo-Ra
Sony Mod - Afw Line 1994年



1. All the Pretty Little Ponies / traditional,additional lyrics by Kenny Loggins and David Pack
「オール・ザ・プリティ・リトル・ポニーズ」
アレンジ;ケニー・ロギンス&デヴィッド・パック
ゲスト・ヴォーカル;デヴィッド・クロスビー&グレアム・ナッシュ
ギター;ディーン・パークス
ベース;ネイサン・イースト
キーボード;スティーヴ・ウッド
リコーダー;ロリン・グリーン
ホイッスル;エド・ロケット
アコーディオン;ブライアン・マン

クロスビー&ナッシュの2人がゲストヴォーカルに加わっています。
グレアム・ナッシュとは古い知り合いなのに一度も一緒に仕事をしたことがなかったそうですが、この曲は2人の素晴らしいシンガーと共演するのにぴったりですね。



2. Neverland Medley: Somewhere Out There/Never Never Land/Pure Imagination
/Somewhere out There by Cynthia Weil,Barry Mann and James Horner
Never Never Land  lyrics by Betty Comden and Adolph Green  Music by Jule Stune
Pure Imagination  Anthony Newley and Leslie Bricusse
「ネヴァーランド メドレー」サムウェア・アウト・ゼア~ネヴァーネヴァー・ランド~ピュア・イマジネーション
アレンジ;ケニー・ロギンス&デヴィッド・ベノワ&デヴィッド・パック
デュエット;パティ・オースティン
キーボード;デヴィッド・ベノワ
ギター;ディーン・パークス
シンセ・ストリングス、ベース;スティーヴ・ウッド
バック・ヴォーカル;ケイト・プライス
エディショナル・シンセ;デヴィッド・パック

かつてアルバム「セレブレート・ミー・ホーム」で一緒に歌ったパティー・オースティンとのディズニーメドレー。
アメリカ物語のテーマソング「サムウェア・アウト・ゼア」ピーターパンの「ネヴァーランド」そしてジーン・ワイルダーがウォンカを演じた「チャーリーとチョコレート工場」(もちろん古いほうです。1971年の映画)の「ピュア・イマジネーション」。(そうだっけー、ジーン・ワイルダーって、ミュージカルにも出てたんだよねぇ。嘘みたいだわ。)


3. Return to Pooh Corner / Kenny Loggins
「リターン・トゥー・プー・コーナー」
リアレンジ;ケニー・ロギンス&デヴィッド・パック
ゲスト・ヴォーカル;エイミー・グラント&ゲイリー・チャプマン
ギター;クリス・ロドリゲス
ソロ・ギター;デヴッド・パック
エレキ・ギター;ケニー・ロギンス
ベース;ネイサン・イースト
アコーディオン;ブライアン・マン
キーボード;スティーヴ・ウッド
バック・ヴォーカル;スティーヴ・ジョージ

赤ちゃん2人、ルーカス・ロギンス(ケニー・ロギンスの一番下の子ども)とカイル・ネルソン(プロデューサー&ミキサーのテリー・ネルソンの子)の声が入っています。
ケニー・ロギンスが高校3年生のときに作った「プー横丁」に新しい歌詞を付け加えてできた曲。タイトルはケニーの息子さん、クロスビーが考えたそうです。


新しい歌詞については以前の記事でも書きましたが、このリメイクされた作品はケニーにとって新しい息子ルークの誕生によって、人生の環が一巡したようにも見えるし、また、もういちど自分自身の子供時代に「ハロー」と挨拶しているような気持を抱かせるそうです。
何年もたって一巡して自分の一部分にハローを言うのだけれども、結局自分の子供時代から離れたことはなかったんだと気づくような気がすると。
また、アルバム全体としても、ケニーが音楽業界に入って最初にやっていた音楽のようなシンプルさに戻っていると実感しているそうです。


この前ぶたぶたくんを見たばかりなので、、あの道を一巡するところを連想していまいました。

4. Rainbow Connection / Paul Williams and Kenneth Ascher
「レインボウ・コネクション」
アレンジ;ケニー・ロギンス&デヴィッド・パック
シンセ・バンジョー;グレッグ・フィリンガネス
ハーモニカ;テリー・マクミラン
キーボード;スティーヴ・ウッド
ギター;デヴィッド・パック

クロスビーが3年生の頃、学校で子どもたちがこの歌を歌いながら手話でもパフォーマンスをしているのに接し、とても気に入った曲。セサミでおなじみの名曲です!



5. St. Judy's Comet / Paul Simon
マンドリン;チェット・アトキンズ
アコースティック&ソロ・ギター;デヴィッド・パック
シンセ・ヴィヴラフォン;ブライアン・マン
シンセサイザー;スティーヴ・ジョージ
バック・ヴォーカル;スティーヴ・ジョージ&ケニー・ロギンス

Paul Simon - St. Judy's Comet + Lyrics

オリジナルはポール・サイモン
は~~~~、大好きなんですよ、これ。。。。うっとり。
(わたしだって、いつもいつも「セシリア」と「冬の散歩道」ばかりを聴いてるわけじゃないんですよ・苦笑)

ポールサイモンがこの曲を出した頃は、次男のコディーを寝かしつけるために歌っていた時期で、『もし僕の歌で息子を眠らすことができなかったら、世に知られたパパの面目・丸つぶれ』という歌詞にとても共感したそうです。





6. Last Unicorn / Jimmy Webb
ピアノ;グレッグ・フィリンガネス
シンセサイザー;スティーヴ・ウッド

映画「ラスト・ユニコーン」のための曲。とても静かで暗い曲調ですが、絶望しかけたときに出てくる希望のメッセージがとてもパワフルで、未来を担う子供に相応しいとケニーのコメントが寄せられていますが、静かな強さのある作品です。ジミー・ウェッブの最高に美しい曲だと思います。


CDでも十分感動的なのですが、ライヴでの「ラスト・ユニコーン」は格別です。

7. Cody's Song / Kenny Loggins
アコースティックギター;ケニー・ロギンス
セカンド・ギター;ガイ・トーマス
ハーモニカ;ハワード・レヴィ
キーボード;スティーヴ・ジョージ
アコーディオン;ブライアン・マン
バック・ヴォーカル;ケニー・ロギンス&スティーヴ・ジョージ

ガイ・トーマスのギターが聴けて嬉しいです。。
ケニーの曲作りでもバンドでもとても心強いパートナーだったトーマスですが、ちょうどこのアルバムの頃から新旧バンドメンバー入れ替わりの時期。。
トーマスやウッドに代わってロドリゲスやスラッグが入ってくるんですよね。。
そういう意味でもこのアルバム、ケニーのファンにはちょっと思い入れのある作品なんです。

この曲はケニーの次男、コディーのために作った歌です。


8. Horses / Rickie Lee Jones and Walter Becker
ギター;ディーン・パークス
エレクトリック・ギター;デヴィッド・パック
シンセサイザー;グレッグ・フィリンガネス
ベース;ネイサン・イースト
パーカッション;ケヴィン・リチャード&テリー・マクミラン
ハーモニカ;テリー・マクミラン
バック・ヴォーカル;ケニー・ロギンス&デヴィッド・パック


Kenny Loggins- Horses (live)

リッキー・リー・ジョーンズの名曲「Horses」のカバー
テレビ出演時のものです。


ケニーはこの曲を初めて聴いたとき「これはリッキーが彼女の娘のために作った歌だ」とすぐにわかったそうです。『わたしはここよ、わたしはなにがあってもここにいるわ、わたし達は一緒よ』と語りかけているこの歌を、ケニーは
「特別に素晴らしい曲」と絶賛しています。






9. Love / John Lennon
ピアノ;デヴィッド・ベノワ
オカリナ;ハワード・レヴィ
シンセサイザー;スティーヴ・ジョージ
バック・ヴォーカル;ケニー・ロギンス&スティーヴ・ジョージ

三番目のケニーのお子さんで長女のイザベラを寝かしつけているときに自然と口ずさんでいたのがジョン・レノンの「ラヴ」だったそうです。これまでこの曲を「子供用の曲だなんて思ったことはいちどもなかったのに」「愛は真実だ、真実は愛だ、というこの曲のシンプルさは子供向けの曲に感じられたし、まるで子供のピアノレッスンのように聴こえるんだ」と述べています。


10. To-Ra-Loo-Ra / Traditional
アレンジ;ケニー・ロギンス&ロリン・グリーン
ケルティック・ハープ、ベース&ソプラノリコーダー;ロリン・グリーン

これはケニーが長男クロスビーのために歌った最初の曲だそうです。おそらくケニーのお父さんが歌ってくれたアイルランド民謡がケニーの頭にこびりついていたんじゃないか、とのこと。(ケニーは半分アイルランド人、あとはイタリア系)



ちなみにケニー・ロギンスがこれまで自分の子供にインスパイアされて作った曲は以下の通りです。
「オンリー・ア・ミラクル」クロスビーの誕生を描いた歌
「コディーの歌」
「イザベラズ・アイズ」



このリターン・トゥー・プー・コーナー、テレビ放映されたのかな?コンサートの模様がYou Tubeに上がっています。 →こちら
パティ・オースティンも出ていますし、グレアム&ナッシュとは中継で共演しています。
アルバムとは別アレンジで、オーケストラも使っています。
髭の全くないケニーが歌ってます。

ラスト・ユニコーンでは涙が止まらなくなってしまいました。。。
ケニーの歌声で、思わず泣いてしまう、、ということはまったく無いわけではないんですが、
ちょっと泣いて、でも笑顔になる、そんなパターンが多いんですよ。
でもなんか、この歌は、、駄目ですね、号泣です。

それからアルバムには入っていませんが、「美女と野獣」を歌っています。
アコースティックギター2本、ベースギター1本、そしてチェロ2とケニーのヴォーカルがとても心にしみる素敵なアレンジです。

MUSICIANS;
STEVE GEORGE:kEYBOAD PIANO VOCAL_MUSICAL ARRANGER
GUY THOMAS:GUITAR and VOCALS
JOHN DEFARIA:GUITAR and VOCALS
FREDDIE WASHINGTON:BASS GUITAR and VOCALS
TOLLAK OLLESTAD:HARMONICA and VOCALS
KEVIN RICARD:PERCUSSION
CHRIS RALLES:PERCUSSION



音楽(洋楽) ブログランキングへ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Amy Grant ~A Christmas Album~


今日ご紹介するのは前回チラッと触れたエイミー・グラントの「A Christmas Album」

エイミー・グラントは何枚もクリスマスアルバムを出しています。
その中でもわたしが一番好きなのが、今回取り上げる彼女の最初のクリスマスアルバムです。



Christmas Album
1. Tennessee Christmas
2. Hark! The Herald Angels Sing
3. Preiset Dem Konig (Praise The King)
4. Emmanuel
5. Little Town
6. Christmas Hymn
7. Love Has Come
8. Sleigh Ride
9. The Christmas Song
10. Heirlooms
11. A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High
Sparrow


Credits
Acoustic Guitar / Dean Parks (tracks: A1)
Acoustic Guitar, Steel Guitar, Backing Vocals / Gary Chapman (tracks: A1)
Backing Vocals / Amy Grant (tracks: A1), Bill Champlin (tracks: A4, B1), Carmen Twillie (tracks: A4, B1), David Page (tracks: A5), Debbie Hall (tracks: B2), Edie Lehman(tracks: B2), Richard Page (tracks: A5), Sandy Hall (tracks: B2), Steve George (tracks: A5), Tamara Champlin (tracks: A4, B1)
Bass –/Mike Brignardello (tracks: A1, A2, A4, A5, B1 to B4)
Bells [Sleigh] –/Paul Leim (tracks: A5, B2)
Choir / Hollywood Presbyterian Choir (tracks: A2, A6, B5)
Concertmaster / Gavyn Wright (tracks: A1, A5, A6, B1 to B5)
Directed By / Fred Bock (tracks: A2, A6, B5)
Drums /Paul Leim (tracks: A1, A2, A4, A5, B1, B3, B4)
Guitar / John Goin* (tracks: A1, A2, A4, A5, B1 to B4)
Horn / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A2), Tom McAninch (tracks: A5, A6, B5)
Horns / Nashville Contemporary Brass Quintet, The (tracks: A5, A6, B5)
Keyboards / Shane Keister (tracks: A1 to A5, B2)
Percussion / Farrell Morris (tracks: B1 to B3), Lenny Castro (tracks: A4), Victor Feldman (tracks: A2, A5, A6)
Percussion [Wood Blocks] /Paul Leim (tracks: B2)
Piano / Michael W. Smith (tracks: A2, A5, A6), Shane Keister (tracks: B1, B3, B4)
Producer / Brown Bannister
Shaker / Victor Feldman (tracks: A1)
Strings / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A1, A2, A5, A6, B1 to B5)
Synthesizer / Michael W. Smith (tracks: A4, B1, B2)
Vocoder / Michael W. Smith (tracks: B4)
Woodwind / Martyn Ford Orchestra, The (tracks: A2, A6, B4)




オリジナルは1983年発売。RCAでのCD化のときに買いなおしました。
最初はレコードを借りてきてダビング。

エイミーの力強いヴォーカルが心地よいです。
普通のアメリカ人の家庭にとってのよきクリスマス、心あたたまるクリスマス、そういうものをなんのてらいもなくごくごく素直なクリスマスアルバム。
エイミー・グラントと言ったら、クリスチャンシンガーの女王でもあるし、ポップ/ロック・チャートやアダルト・コンテンポラリー・チャートでもメジャーです。
彼女のクリスマスアルバムは何枚もあるのですが、1960年生まれのエイミーが、1977年にデビューし、82年のブレーク(翌年のグラミーで最優秀コンテンポラリーアルバム賞受賞)の頃に出されたこの「A Christmas Album」はその彼女にとっての、初めてのクリスマスアルバム。

今はLPは手元にありませんが、これは見開きジャケットだったと思います。

エイミー・グラントはとても上手いシンガーだと思いますが、このクリスマスアルバムは歌のテクニックだの歌唱力云々というより、ストレートであったかく、そして心地よい力強さがあってね、いいですよ。

家族、友人、トナカイ、サンタさん、雪、手袋とマフラー、暖炉、クリスマスのささやかで、でもちょっと豪華なご馳走、、、そんな定番を心おきなく扱えるのも、一番最初のクリスマスアルバムならでは、だと思います。


B面というか、今は違うけど、後半の曲は「橇滑り」や「ラヴ・ハズ・カム」のような楽しい雰囲気の曲もありますが、どちらかというとミディアムテンポのくつろげる雰囲気の曲が多いです。
ラスト2曲がとても素敵です。。。
それでもおさえきれないエイミーのパワーというのが伝わってきますが。
エイミーはこれらの曲をずっと歌い続けているので、もっともっと抑制のきいた歌い方で歌っているときもあります。そのときどきで、どっちもいいなと思いますが、このアルバムはとにかくエイミーのパワーで勇気をいっぱいもらえるので大好きなのです。
賛美歌、定番のクリスマスソング、オリジナル曲とバランスもいいと思います。



収録曲/ライター
#1. "Tennessee Christmas"/Amy Grant, Gary Chapman
82年から99年まで結婚していた同じクリスチャンシンガーのゲイリー・チャプマンとの共作『テネシー・クリスマス』。
エイミーは生まれたのはジョージア州ですが、幼い頃にテネシーに移り住んだので、彼女にとってのふるさとはテネシー。そんな彼女の思いが詰まった「故郷」をイメージさせる素敵な曲です。

#2. "Hark! The Herald Angels Sing"/William H. Cummings, Felix Mendelssohn, Charles Wesley
『あめにはさかえ』(賛美歌98番)
最初はエイミーのシンプルなヴォーカルに、コーラスとオケが加わって最後はどっかーんと壮大です・笑
もともとの曲もそうですしね。わたしはメンデルスゾーンが大好きです。(あのあっけらかんとした明るさがなんとも好きなんですわ)

#3. "Preiset Dem Konig! (Praise the King!)"/Shane Keister
こちらはインストナンバーです。

#4. "Emmanuel" /Michael W. Smith
シングルカットされた『エマニュエル』
エイミーのヴォーカルを最大限生かすようなドラマチックなアレンジもいいです。

#5. "Little Town"/Phillips Brooks, Chris Eaton, Lewis H. Redner
フィリップ・ブルックスが作詞、ブルックスが牧師を勤めた教会のオルガニスト、ルイス・レドナが曲をつけた「小さな町ベツレヘム」O little town of Bethlehem (賛美歌115番)。
こちらをイギリス出身のミュージシャン、クリス・イートンが新しいメロディーをつけてポップソングにアレンジしましたことや、クリス・イートンのメジャーデビューについてはクリフ・リチャードの記事で触れました。

このアルバムを最初に借りたときはクリス・イートンやクリフ・リチャードのオリジナル曲のことなどは全然知らなくて、単純に「賛美歌とはえらく違うけども、いい曲じゃ~ん。」って大好きになっちゃいました。
この曲とA面ラストの「クリスマス賛歌」の流れが好きでねぇ、ここばっかり聴いてたなあ。

Cliff Richard Little Town (High Quality)

こちらはオリジナル、クリフ・リチャードのバージョン。
エイミーのカバーを聴いてから、本家を聴きました。
どちらも大好きです!

Little Town - Amy Grant

以前もご紹介したエイミーのほうの「リトルタウン」
リチャードとスラッグ、デヴィッド・ペイジのコーラスも素敵ですが、まるで雪原を走る橇の「シャンシャンシャン」ってな音の感じとか、エイミーがミトンはめてるんるんしているような様子が目に浮かぶこの歌がね、大好きなんです♪
この動画では最後がぶつっと切れていますが、ほんとはもう少し余韻があります。


#6. "Christmas Hymn"/Grant, Smith
「クリスマス賛歌」
AMY GRANT - Christmas Hymn

「リトルタウン」とA面ラストのこの「クリスマス賛歌」の部分がとっても好きです。

#7. "Love Has Come" / Grant, Keister, Smith

#8. "Sleigh Ride" /Leroy Anderson, Mitchell Parish
ルロイ・アンダーソンの名曲「たのしい橇滑り」
Amy Grant - Sleigh Ride

このアルバムではエイミー一人で歌っていますが、こちらはデニス・ウィーバーと子供たちとのもの。

#9. "The Christmas Song (Chestnuts Roasting On an Open Fire)" / Mel Torme, Robert Wells
暖炉&胡桃。とても素朴なクリスマスソングで大好きです。
でもまあこれは、、個人的には女性ヴォーカルより男性のほうがいいかな。
ナット・キング・コールが歌ったのが愛聴盤です。

#10. "Heirlooms" / Grant, Bannister, Bob Farrell
「わたしのたからもの」

#11. "A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High" Traditional
「マイティ・フォートレス/荒れ野の果てに(賛美歌106番)」
歌が始まるまでけっこうあるので「これもインスト?」って思いますが。
アルバムラストを飾る感動的な曲です。

お得な2枚セットもあります。もう片方のアルバムについてはまたいずれ
Christmas Album

ディスク:1
1. Tennessee Christmas
2. Hark! The Herald Angels Sing
3. Preiset Dem Konig (Praise The King)
4. Emmanuel
5. Little Town
6. Christmas Hymn
7. Love Has Come
8. Sleigh Ride
9. The Christmas Song
10. Heirlooms
11. A Mighty Fortress/Angels We Have Heard On High
ディスク:2
1. A Christmas To Remember (A Christmas To Remember Album Version)
2. Christmas Can't Be Very Far Away
3. Silent Night
4. Christmas Lullaby (I Will Lead You Home) (A Christmas To Remember Album Version)
5. Highland Cathedral
6. Jingle Bell Rock
7. Mister Santa
8. 'Til The Season Comes Around Again
9. Gabriel's Oboe
10. Welcome To Our World
Sparrow



音楽(洋楽) ブログランキングへ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

R is for “Cliff Richard ”!!!!

R is for “Cliff Richard ”!!!!
Rはクリフ・リチャードのR!!!!

Cliff Richard | Australia 1991 | 29 Mistletoe And Wine + Little Town

彼のクリスマスソングで大好きな2曲です


彼は何度も来日していますが、わたしが初めて「クリフ・リチャードはこういう人」と認識したのは1984年の来日の夜ヒット出演時。それまでは親が聴いてるカセットでしか知らなかったので、「ふ~ん、この人がクリフ・リチャードか~」と思って、その後貸しレコード屋へ行って借りてきたのがこれ↓↓↓↓

Now You See Me... Now You Don't

01. Only Way Out
02. First Date
03. Thief in the Night
04. Where Do We Go from Here
05. Son of Thunder
06. Little Town
07. It Has to Be You, It Has to Be Me
08. Water Is Wide
09. Now You See Me, Now You Don't
10. Be in My Heart
11. Discovering
12. Under the Influence
13. Love and a Helping Hand
14. You, Me and Jesus
EMI 1982年


アルバムタイトルのNow You See Me... Now You Don't
最近では映画 『グランドイリュージョン』の原題がなじみ深いでしょうか?
ちょうど今日から静岡では大道芸ワールドカップ2013が始まりましたが、マジシャンや大道芸人の台詞でおなじみの『Now You See Me... Now You Don't』(「見えますね?見えますね?おや!消えた!」的なあれ)

関係ないですが、わたし、、大道芸大好きです。
大掛かりなのもテーブルマジックもアクロバットも大好き。
(まあねぇ、、火を口から吐くとかガラス食べちゃうとか、そういうのは苦手ですけども)
一番好きなのはジャグリングとカードマジックと紙きり職人かな。
(こういう仕事してなかったら、絶対にボランティアで大道芸スタッフやっていると思います)


そういうわたしの趣味をくすぐるタイトル、
ジャケットの写真、
それから『リトルタウン』が入っていたのが気になって、、、、
貸しレコード屋のおにいさんに「これって、エイミー・グラントの『リトルタウン』と同じ曲ですか?」って訊いて、そうしたらクリフ・リチャードのほうがオリジナルだと教えてもらったのです。
そういうわけで初めて借りた彼のレコードがこの 『Now You See Me... Now You Don't』なのでした。

残念ながら今は品薄なので、ダウンロードが手っ取り早いのかな。


リトルタウンは2008年のベスト盤にも収録されていました。
The 50th Anniversary Album
50周年50曲入のスーパーベスト
EMI 2008年



1989年の来日のとき、NHKの音楽夢コレクションに登場したのですが、そこでのヒットソングメドレーを父も母も嬉しそうに聴いてたのが印象的でした。
というか一緒に歌ってた!
クリフ・リチャード本人があまりえらぶっていないせいか、意識したことはなかったですが、彼はイギリス音楽界のスーパースターなんですよね。

家にいくつかカセットもあるし、別にとくに「クリフ・リチャードって素敵!」って思ってたわけじゃなかったんですが、夜ヒットに出たときの、女性陣(通訳の田中さんや司会の吉村さんはじめみなさん)のうっとり具合がなんかほほえましいというか。
キャーキャー浮かれているわけじゃないんですよ。
海外の素晴らしいゲストを前にしたときの素直な尊敬の念+お目目ハートマークじゃないんですが、ちょっぴり乙女
そんな雰囲気が伝わってきて、、

そんなにうっとりちゃんならば、興味あるなあって思って借りに行ってみたのです。



上の動画でクリフ・リチャードが作曲者のクリス・イートンについてちょっと触れていますね。
Cliff Richard Little Town (High Quality)

クリフ・リチャード『リトルタウン』
フィリップ・ブルックスが作詞、ブルックスが牧師を勤めた教会のオルガニスト、ルイス・レドナが曲をつけた「小さな町ベツレヘム」O little town of Bethlehem (賛美歌115番)。
こちらをイギリス出身のミュージシャン、クリス・イートンが新しいメロディーをつけてポップソングにアレンジしました。
1958年生まれのクリス・イートンは14歳頃からクリスチャン・ミュージシャンとして活躍してきましたが、その才能が広く知られるようになったのはクリフ・リチャードに見出されてから。
1981年、クリフ・リチャードのアルバムに2曲を提供したのが23歳のときで、これがメジャー作曲家としてのデビューです。
その次のアルバム『Now You See Me... Now You Don't』でも3曲提供しましたが、定番のクリスマスキャロルの歌詞をもとにしたこの「リトルタウン」もその中のひとつ。
クリフ・リチャードの「リトル・タウン」は全英で11位というスマッシュヒットになります。
クリフ・リチャードがアメリカの音楽界に彼を紹介し、最初のアメリカでの仕事がエイミーのアルバムに収録することになった「リトル・タウン」。このアルバムでの新たなアレンジメントやエイミーの次のアルバム作りに参加したことによって、クリス・イートンはナッシュヴィルでの活動をしやすくなり、その後の活躍につながる、といった意味でもとても重要な作品。


もちろんわたしが最初にエイミー・グラントの歌っている「リトルタウン」を聴いたときはそんなことはつゆ知らず、
「賛美歌とはえらく違うけどもいい曲だな~」って思って好きでした。
エイミーの場合、バックで歌ってるのがデヴィッド・ペイジとリチャード・ペイジの兄弟とスラッグという、、リチャードとスラッグファンにはたまらない音源だったというのもあるのですが、
あれはね、、アルバム全体の雰囲気がすごくいいんですよ・・・
ええと、リトル・タウンとその次の曲の流れがこれまたよくって。
エイミー・グラントのアルバムについてはまた今度とりあげます!


初めて買ったクリフ・リチャードのアルバムは、そのクリス・イートンのメジャー作曲家としてのデビュー作も収録されている『Wired for Sound』
何故かというと、、、、単純にうちになかったからです、このアルバムが。

Wired for Sound
1. Wired For Sound
2. Once In A While
3. Better Than I Know Myself
4. Oh No, Don't Let Go
5. 'Cos I Love That Rock 'n' Roll
6. Broken Doll
7. Lost In A Lonely World
8. Summer Rain
9. Young Love
10. Say You Don't Mind
11. Daddy's Home
12. Shakin' All Over
13. Hold On
EMI Europe Generic 2001年リマスター盤 オリジナルは1981年


1940年、当時植民地だったインドで生まれたサー・クリフ・リチャードは1958年にイギリスでデビューし、以来イギリスの国民的歌手として73歳の現在も現役で活躍しています。
こちらは71歳のとき、エリザベス女王即位60周年をお祝いするバッキンガム宮殿前でのコンサート

すごいなあと思うのは、若手が台頭してきても、何年かおきに必ずトップに返り咲くというか、、
まあずっと50年以上トップスターなのですよね。

わたしはリーゼント時代のロケンローラーの頃のことはうすぼんやりとしか知らず、70年代~80年代のソフトロックやポップソングに馴染みがあります。
ヒット曲はたくさんたくさんありますが、、、、
それでも一番聴いて愛着があるのは80年代のこの2枚のアルバムですね。


Cliff Richard on Japanese TV (part 1)

懐かしい「音楽夢コレクション」出演時

Cliff Richard on Japanese TV (part 2)



Cliff Richard - Medley on Japanese TV (part 3)



Olivia Newton-John - Suddenly w/Cliff Richard (Xanadu/Hollywood Nights)

ザナドゥからオリヴィア・ニュートン・ジョンとのデュエット


Cliff Richard - I Still Believe In You

こちらも大好きな曲

音楽(洋楽) ブログランキングへ

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

おやじーず再び~リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンド 南米ツアースタート~

リンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンド2013 南米ツアーが始まっています。

リチャード・ペイジのホームページでもさっそくブラジルでの写真がアップされました。

友達(T・ラングレンファン)がこれをみて「ルークの頭はどうにかならんのか」と。。。
ま、まあ、いいじゃないですか!

もひとつ嬉しいのはリチャードのブログも更新されていて、新作アルバム制作も進んでる様子です。
こちら→Back Out With Ringo

は~。ナッシュヴィルでの曲作りが充実しているというのは前回のブログでも書かれていましたが、
なんか「アルバムもうすぐだよ」という具体的な表現なので、嬉しい!
来年には新しいの聴けるのかしら・・・・待ち遠しい

ああもう、ギター1本だけで日本に来て欲しいなあ。


11月5日追記
こういう風なアコースティックライヴを観たいのよね~
Richard Page "I'll Remember" Live

どういうわけか、音声がこれまでカットされてたんだけども、解除になった!
嬉しい~。

『ソングス・フロム・ザ・スケッチブック』もダウンロードできるようになっています。


音楽(洋楽) ブログランキングへ



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Trevor Rabin ~CAN'T LOOK AWAY~

Trevor Rabin - Sorrow (Your Heart)



今日ご紹介するのはトレヴァー・レイビンの4枚目のソロアルバム『CAN'T LOOK AWAY』

ビリーじゃなくて(ごめん)トレヴァーです。

トレヴァーの今のところ最新のソロアルバムというのは2012年発売の『ジャカラダ』で、とても素晴らしいアルバムなんですが、、、トレヴァー自身のヴォーカルが入っているオリジナルアルバムというと、この1989年のソロアルバム『CAN'T LOOK AWAY』が最後です。(イエス、ライヴを除く)

当時はそんなこと全然思わなかったのですが、今聴くと「映画のサントラみたい」と感じます。

あの頃はビッグ・ジェネレーターの兄弟のように感じてたんですよ。
で、イエスの100倍もわかりやすいというか、、、わかりやすいってのとは違うかな、ええと、
素直なポップロックといいますか。

とんがり度やかっとび度はありません。(そういうのはもっと若い頃のアルバムで味わうべし)

トレヴァーお得意のメロディアスな歌もの、キーボード的な音色のギター、音の広がりがものすごく気持ち良い作品です。

音の広がり、、、すごく奥行きがあるんですよ。
彼のソロ作品は1stアルバム、若かりしバンド時代のラビット在籍のときのも1枚目がとても聴いてて面白いです。
あとのはひたすらギターサウンドを追求したマニアックなもの、いかにギター・オーケストレーションを極めるか、みたいな感じ。それはそれで好きだけども、煮詰まっちゃってるというか、大事な何かが鍋の底に沈んじゃって、上澄みを味わうような気分ともいえる。

この4枚目はトータルバランスが優れています。
いろんな要素が詰まっているのに透明感があるんですよ。
そこらへんはボブ・エズリンの功績なのかもしれません。

たくさんの根菜を入れて、丁寧に灰汁をとって作った澄みきったけんちんみたいです。
そこに味噌を入れて豚汁にしたいところですが、それをぐぐぐぐぐーーーーっと我慢してですねぇ、そういう感じなんだなあ。
豚汁も好きですけどね。

何しろ寒いんですよ、変な例えですみません。。
(風邪引いたかも?職場で流行ってましてね。)


ピーター・ガブリエルっぽいところもあるようなないような。

とにかく素直に聴いてほしい、裏表ない、気持のいいアルバムです。

Can't Look Away
1. I Can't Look Away
2. Something To Hold On To
3. Sorrow (Your Heart)
4. Cover Up
5. Promises
6. Etoile Noir
7. Eyes Of Love
8. I Didn't Think It Would Last
9. Hold On To Me
10. Sludge
11. I Miss You Now
12. The Cape
Elektra / Wea 1989年
 
6・10・12曲目はインストゥルメンタル。インストがこれまたいいんですよ。。うっとり。。


Trevor Rabin - Eyes Of Love (1989)

6曲目の『Etoile Noir』が1分強のインスト曲で、ほとんど続けてという感じで始まるのが7曲目の『Eyes Of Love』
この流れがとても好きなのです。

プロデュースはボブ・エズリンとトレヴァー。
演奏は「ウルフ」ではいろんなアーティストが参加しましたが、ここではまたマルチに戻って(?)ドラムスとコーラス以外は全てトレヴァーがやっています。
ドラムスはトレヴァーのアルバムではおなじみになるルー・モリノⅢ、イエスのアラン・ホワイト、それからバジル(って、あのバジルなのか別人なのかわかんない。)、そしてデニー・フォンハイザーも参加してたとはっっっ!(今気がついた・汗。しかも一番好きな曲を叩いてたのがデニーだったとは・・・)

パッション・ブロッカーズ(The Passion Brokers)は
Tsidi Leloka,Beulah Hashe,Feith Kekana,and Marilyn Nokweの4人組
ダンカン・フォーレはラビットのメンバーだった人で、ラビット解散後ベイシティ・ローラーズに在籍したこともある人です。

#1. I Can't Look Away  / T.Rabin,B.Ezrin,A.Moore
ドラムス;ルー・モリノⅢ
Trevor Rabin ~ I Can't Look Away



#2. Something To Hold On To / T.Rabin
ドラムス;ルー・モリノⅢ
バックヴォーカル;トレヴァー、ダンカン・フォーレ
Trevor Rabin-Something to hold on to



#3. Sorrow (Your Heart) / T.Rabin
ドラムス;ルー・モリノⅢ
バック・ヴォーカル;トレヴァー、ダンカン・フォーレ、パッション・ブロッカーズ、ボブ・エズリン

#4. Cover Up / T.Rabin,G.Rabin,A.Moore
ドラムス;アラン・ホワイト/Basil
バック・ヴォーカル;パッション・ブラザーズ

#5. Promises  / T.Rabin
ドラムス;バジル
バック・ヴォーカル;トレヴァー、 ダンカン・フォーレ、パッション・ブロッカーズ

#6. Etoile Noir / T.Rabin

#7. Eyes Of Love / T.Rabin,B.Ezrin
ドラムス;デニー・フォンハイザー
バックヴォーカル;トレヴァー、ダンカン・フォーレ、パッション・ブロッカーズ、ボブ・エズリン

#8. I Didn't Think It Would Last /T.Rabin,B.Ezrin
ドラムス;ルー・モリノⅢ
バック・ヴォーカル;トレヴァー、ダンカン・フォーレ

#9. Hold On To Me / T.Rabin,P.Van.Blerk
ドラムス;バジル
バック・ヴォーカル;トレヴァー、ダンカン・フォーレ


#10. Sludge  / T.Rabin

#11. I Miss You Now / T.Rabin
ドラムス;アラン・ホワイト、バジル

#12. The Cape / T.Rabin


Trevor Rabin ;vocals, guitar, guitar synthesizer, keyboard, bass, background vocals (tracks 2, 3, 5, 7–9), engineering, production
Lou Molino III –;drums (tracks 1–3, 8, 10)
Alan White ; drums (tracks 4, 11)
Denny Fongheiser ; drums (track 7)
"Basil" ; drum machine (tracks 4, 5, 9, 11)
Duncan Faure ; background vocals (tracks 2, 3, 5, 7–9)
Tsidii Le Loka ; background vocals (tracks 3–5, 7)
Beulah Hashe ; background vocals (tracks 3–5, 7)
Faith Kekana ; background vocals (tracks 3–5, 7)
Marilyn Nokwe ; background vocals (tracks 3–5, 7)
Bob Ezrin ; background vocals (tracks 3, 7), engineering, production


音楽(洋楽) ブログランキングへ




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
   次ページ »