1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラの演奏会

2023年10月09日 | Weblog

寒い寒い。
本当に今日は気温が低くて、さらには雨が降りました。
そんな中、こちらの演奏会に行ってきました。

ジャパン・スーパーユース・マンドリンオーケストラ第5回演奏会

2023年10月9日(月・祝)13:30開演(13:00開場)
場所:国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール
チケット販売金額:一般2,500円 大学生1,000円 高校生以下500円(全席自由)

プログラム

室内楽
カスクドール/U.ボッタキアリ
セヴィリアの理髪師よりカヴァティーナ 「私は町の何でも屋」/G.A.ロッシーニ~A.ヴィツァーリ編
四重奏曲ト長調より1、2、5楽章/H.アンブロジウス
プレクトラム四重奏曲ハ長調より第1、3楽章/C.ムニエル
組曲シエナより第1、3楽章/V.チェルライ
過去への尊敬/L.メッラーナ=フォクト

講師演奏
無伴奏チェロ組曲第3番よりプレリュード/J.S.バッハ
マンドロンチェロのための組曲「霧の呼ぶ声」より(仮題・委嘱初演) /幡田賢彦
トッカータ・イン・ブルー/C.ドメニコーニ
2声のインベンション/C.マンドニコ
南方にて/P.チャモッロ

全体合奏
マンドリン・マンドリアーレ/池辺晋⼀郎
メリアの平原にて/G.マネンテ~中野⼆郎 整曲


雨で、プログラムに変なシワが入ってしまいました。

国立オリンピック記念青少年総合センターに行ったのはいつだったか。
アメデオの練習で行ったことがあるような。それも15年くらい前のことです。
改札を出る時に、楽器を持った青少年がいたので必ずや青少年センターに行くと思って後を付いて行きました。
おかげでスムーズに到着。
途中の歩道橋が古くて朽ち果てそうで怖かったです。

この施設にこんなに大きなホールがあったとは。
大ホールという名前ですが、758席です。
一般的には(レセプショニスト時代に習った)1000席以上が大ホールなので、800席程度は中ホールというのが適当かと思います。
特に座席に古さを感じましたが、響きはよかったです。

3部構成で1時間演奏10分休憩、という流れでした。
室内楽もよかったですが、圧巻だったのは講師演奏。
本当に行ってよかったです。
マンドリン1台であのホールが豊かな響きで満たされました。

全体合奏は若さ溢れる感じ。
マンドリン・マンドリアーレの生演奏を聴いたのは初めてでした。
メリアの平原にてはプレソで弾いたので、その頃のことを思い出しながら興味深く聴きました。

各パート6人(プラスアルファ)程度の編成でしたが、山台が設置されていました。
演奏の前にステージでチューニングをするんですが、トップが各弦(AEDG)の音を機械で鳴らすというやり方でした。
電子音に違和感があるうえにそれを結構長く鳴らすので、背中がぞくぞくするような気持ちになりました。
昨今こういうやり方が主流?

メリアが終わって椅子と譜面台が追加セッティングされました。
指揮の橘さんの説明によると、昨年から開催している年齢制限無し(つまりユースではない)のミュージックキャンプ参加者の中から希望者が一緒に弾くということでした。
アンコール曲かな、と思ったら、まさかのメリアをもう1回。
フルではなくて抜粋。

それなら2曲目に最初から一緒に弾いたらよかったのでは・・・
せっかく出てきて少ししか弾けないのも気の毒な気がしました。
ユースの人たちも1回目を渾身で弾いたのに、なんかもう1回?って感じになってるのでは。
そこがちょっと不思議な点でした。

未来を担う若手奏者育成プロジェクト、というのは本当にいい企画だと思います。
高校や大学のクラブは狭い世界ですが、一歩踏み出して知らないことを知るというのはいい経験になります。
そこで素晴らしい講師や仲間と出会い、これからの人生が豊かになっていくことでしょう。

会場がとにかく寒くて、体がすっかり冷え切りました。

コメント
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