1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

アウトプット

2008年05月19日 | Weblog
昨日は文面から疲れがにじみ出ていたようで反省しています・・・。

今日は四重奏の練習。
朝が早いので少々大変ですが、弾き始めると曲に没頭できるのでとてもいいです。
四重奏のメンバーは年齢も近いし、家族構成も共通点が多いので、話をすると気持ちが晴れます。
違う視点のアドバイスをもらえることもあり、自分の中で溜め込んでいるよりずっといいようです。

人に話を聞いてもらうときは多少なりとも考えをまとめるので、自分自身で何が心に引っかかっていたのか、何が問題だったのかがわかってくるんですね。
言葉にして自分の中から出したことで、なんだかすっきりしました。
こうやって周りの人に支えられてもらっていることが、とてもありがたいです。

ということは、誰か悩んでいる人がいるとき、ただ話を聞くだけでもかなり助けになるということですね。
こちらの意見は言わなくても、アウトプットすることで心の整理がつくのなら。

人付き合いは面倒だ、と思う人もいるだろうけれど(私もそう感じるときはあります)、でも人との関わり合いはとてもたいせつだし、いいものだと思います。
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続きが書けず

2008年05月18日 | Weblog
マスタークラスの話の続きを書くつもりで、だいぶ間が空いてしまいました。
自分が忘れないためにも、完結させようと思います・・・明日。

今日は結婚式でした。
喪中なのに、という気もしますが、仕事なので仕方ない。
葬儀も結婚式もどちらも人間の節目のセレモニーだけど、内容は大いに違いますね。

通い慣れた道、弾き慣れた曲なのに、今日はひどく疲れました。
気がついたら横浜駅で、既に電車のドアが開いていて、焦って下車しました。
乗り過ごさないでよかった。

私が出演している、ミラコスタのウェディングのショー(ファンタスティコ)は8月いっぱいで終わりです。
7年間、同じ曲をよく弾いたものです。
ディズニーシーオープン当時は小学生だった子供たちも、もう大学生と高校生。
時の流れを感じます。
ウェディングの仕事ななくなるのはちょっとさみしいな。
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長らくのごぶさたでした

2008年05月17日 | Weblog
今週義父が亡くなりました。
葬儀、告別式は滞りなく執り行うことができました。
お忙しい中ご参列くださったみなさま、ありがとうございました。

近親者の葬儀がずっと無かったので(小学生の頃に、祖父母や伯父伯母など、かなり見送りました)、なんだかわからないことばかり。
この1週間は、いろいろ考えることがありました。
そしてこれからも何かと判断や選択を迫られ、私の生活も変わっていくんだろうと思います。

ともあれ、今日から仕事をしています。
ブログの更新もするつもりです。
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呼吸が大事

2008年05月09日 | Weblog
先日のマスタークラスの話の続きです。

チェロのロラン・ピドゥ氏も、「劇的に」ということをかなり何度も具体的に説明していました。

まず、演奏する前の態度。
「あなたはどうして、小さくなって、スミマセンという態度で弾くのか。
お客さんがいるんだから、どうぞ私の演奏を聴いてください、という姿勢でなければいけません」
確かに、受講生の人は恐縮した感じで弾いていました。
でも、たくさんの観客に囲まれて、しかも目の前には巨匠。
緊張する気持ちもわかります。
それでも、おどおどした態度ではだめなんだそうです。

呼吸の話はまた明日。
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練習は嘘をつかない

2008年05月08日 | Weblog
逆もまた真なり・・・。

ゴールデンウィークにちょいとさぼっていたら、如実に弾けなくなりました。
気持ちはあるのに指がついていかない感じ。
はー、やれやれ。
地道にやるしかありません。

ピアノのマスタークラスでエマニュエル・シュトロッセ氏が何度も言っていたのは、
「劇的に」
ということです。
受講生がおとなしい演奏をする人だったから、余計に言っていたんだろうと思います。
ただ、劇的といっても、大音量でというわけではないんです。
pと記されている部分でも、言いたいこと(作曲家が)がないわけではない。
音量的には小さくても、こみ上げる思いの丈のようなものをじゅうぶんに表現するように、とのことでした。
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ニュースを見てびっくり

2008年05月07日 | Weblog
警官の銃を奪って発砲事件、なんとあの四ノ宮小の前とは。
学校のそばは本当に閑静な住宅街。近隣の方々はどんなに驚いたことでしょう。

それにしても、父親側もいろいろ言いたいことはあるんだろうけど、何も子供の前で口論(しかも暴れて、その後発砲)なんてなぁ。
悲しい。
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やっぱりマスタークラス

2008年05月06日 | Weblog
連休最後の日、LFJに行ってきました。

初めて行ったのが、確か3年前だったような気がします。
この年は、気付いたのが遅くて、チケット予約に出遅れました。
何を聴いたかほぼ忘れましたが、いくつかの公演を見たような気がします。
こんな楽しいイベントがあるなんて、と、うれしかった。

次の年は、準備万端で相当数のチケットを早々と確保。ほぼ毎日のように通ってホールからホールへ駆け回りました。

去年はたくさんチケットを購入したものの、バレエの仕事が入ってほとんど行けず・・・。

今年は緊縮財政なので、かなり買い控えました。
これだけはどうしても、と思った庄司紗矢香がひとつも取れず、結局、ミサ曲だけチケットを購入。

シューベルト
ミサ曲大6番変ホ長調D950
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ミシェル・コルボ(指揮)

ホールAは大きすぎて嫌なので、ホールCで演奏する今日行くことにしました。
同じメンバーで3回も毎日のように同じプログラムを演奏するのって、いいなぁ・・・
今日が最終日だったせいか、ソリストのみなさんも感極まったような様子に見えました。
特に、指揮者は高齢のせいか足が不自由なようで、1時間も立ったまま(どころか指揮をして)でかなりお疲れのようでした。
もちろん演奏中はまったくそんなことは感じなかったんですが、舞台袖に下がるとき、お辞儀をするときの様子を見て驚きました。

この曲を聴くのは初めてでしたが、ぜひもう1度聴きたいと思ってCDコーナーに行きました。
残念ながらあるのはフォーレのレクイエムばかり。
売れてしまったのかもともと無かったのか・・・。
残念なので、マスタークラスの講師のCDを買いました。
これも自分が希望していた曲目はなかったんですが、無理やり(?)買ったら4手ピアノだった・・・。いいけど・・・。

ミサ曲終演後に、マスタークラスの会場へ移動。
去年は、へんな吹き抜けのような場所が会場で不満だったんですが、今年はちゃんとドアの閉まる会議室でした。
それでも天井は低いし、床はカーペット敷き。弾きにくいだろうな。

マスタークラスは盛況で、開演20分前くらいに並びましたが立ち見でした。

講師 エマニュエル・シュトロッセ(ピアノ)
シューベルト:即興曲作品90番より第2、3番

受講生は25歳の女性。大学の名前がアナウンスされましたが、関東近郊の学校ではなかったと思います。
上手なんだけど、なんだか自宅の練習室を覗いているような、そんな演奏だと思いました。
2番を弾き終わったところで、先生にもそれを指摘されてました。
山のようなアドバイスがあり、どれも確かにその通り、ということばかりでした。
これを書き出すととても長くなるのでまた今度にします。
先生がちょっとお手本を弾くと、同じピアノとは思えないような音で、できることならずっと弾いていただきたかったです・・・。

立ち見ですっかりくたびれたんですが、学ぶところが多かったので、次のマスタークラスも見ることにしました。
部屋から出て、すぐまた次の回の列に加わりました。
結局のところ、座るために延々立って並ばなければならないのだ。
整理券出すとか、どうにかできないのかなー。くたびれます。
年配の人も多いのに。

40分並んで、やっと開場。
1番前に座れました。わーい。

講師 ロラン・ピドゥ(チェロ)
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタ第1楽章

受講生は芸大の現役男子学生、ピアノは芸大大学院卒の方。
このピアノの方をどこかでお見かけしたことがあるような・・・。思い出せないんですが、とても美しい方です。
それはともかく、ロラン・ピドゥ氏がとても愉快でした。
気さくで、わかりやすく、説得力のある指導。
行ってよかったです、本当に。
ロラン・ピドゥ氏のCDも見つからなかった・・・。
ソロCDがあったってよさそうなのに。三重奏ならあったのかもしれません。でも私はソロがほしかったのだ。
6月にみなとみらいホールで演奏予定、とのことなので、ぜひ行こうと思います。
クラスの最後にロラン・ピドゥ氏は、チェロの彼に、6月にもう一度演奏を聴かせてほしいと言ったんです。
これには彼も大感激でした。いいなー。
ロラン・ピドゥ氏は、ピアニストと通訳さんにも賛辞を惜しみませんでした。
なんとよく気のつく人でしょう。
そしてこんなにたくさんの人がマスタークラスを見にきてくれるなんてうれしい、とも言っていました。いい人だ。

マスタークラスでのあれこれは、追々書こうと思います。
私も発表会に向けて思い腰を上げなければ。
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楽しみにしていること

2008年05月04日 | Weblog
グレン・グールドの番組です。

ブログに書こうと思ったことがあったのに、思い出せずにいました(近頃こんなことばっかり)。
新聞で読んだ記事だったかと思って3日分探しましたがわからず。
何か、音楽とエクスタシーに関係することだったけど・・・

というわけで、キーワードで検索してみたらグレン・グールドのことだということがわかりました。
いやー、パソコンは便利ですね。

確か、番組に関することではなく、ミシェル・シュネデールの著書『グレン・グールド ピアノ・ソロ』に関係することだったんだろうと思います。
読んでみようっと。
・・・と思ったら、「詩的な散文」「グールドの評伝としては、残念ながら期待を裏切る浅薄さしか持ち合わせてない」「著者は恥を知るべき」とひどいレビューが。
あ、でも、本のタイトル「孤独のアリア」だ。

とりあえず、この人の著書を買うのは見合わせて、番組を見てみます。
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伊勢丹にて物思う

2008年05月03日 | Weblog
しばらく前に、私が思い出せなくて気になっていたこと(もしやmixiに書いたのかも)がありました。はっきりわからないんだけど、漠然と不安であり、心配事であり、気が重いことであり、早く片付けなければならないこと・・・

その予想第一位であった、入学祝のお返しを今日やっと済ませてきました。
先方の好みを考えながら贈り物を決めるのは、楽しくもありつらくもあり。
ひとつふたつならいいですけど、そういうわけでもないですから。
でも、せっかく子供のためにくださった方々に、感謝の気持ちをこめていいものを選びたい。

というわけで、大好きな伊勢丹新宿店に行ってきました。
赤白ワインセット、というのは、売り場ソムリエ氏の的確なアドバイスで即決できました。こういう方がてきぱき応対してくれるのが伊勢丹のいいところです。
他は、これも最近気に入っている資生堂パーラーのギフト。
時間がかかったけれど、なんとか注文できました。
よかった。

それにしても、伊勢丹の地下食料品売り場はものすごい人出でした。
お中元の時期でもないのに、歳末のようなにぎわいです。
そしてみなさん高級なものを平然とたくさんお買いになるのだ。
見回してみれば、それ相応にゴージャスな雰囲気の方ばかり。
不景気なんてどこの話だ、と思うような光景が広がっているんです。

ゴージャスでない私も、しばし気分のいい買い物を楽しむことができました。
やっぱり伊勢丹、いい店です。
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125円

2008年05月01日 | Weblog
昨日、給油に行っておきました。
ニュースで放送されているような混雑はなかったです。
でもスタンドの外に5台並んでました。
表示は127円でしたが、スロットで2円引きになったので125円。
でも半分くらい残っていたので、30リットルしか入れられませんでした。
遠出する予定もないし、まぁいいか。


演奏会の余談です。

演奏会の前には美容院へ行きます。
当日に行かれればいんですが、たいてい集合が早いので、前日、美容院の閉店前にやってもらいます。
できる限り遅くやってもらって、本番までどうにかスタイルがもつように、というココロです。
寝るのでどうしたって多少崩れますが、それでも美容院に行かないよりはいくぶんマシな髪型で本番が迎えられます。

メイクも、本番でしか使わない口紅をつけます。
メイクさんによると、ステージでは衣装の色に関わらず赤系が映えるんだとか。
というわけで、日常生活では派手すぎて浮くくらいの赤をつけます。
眉も濃いめに。
こうすると、気合が入ります。

というのが、私の本番前の自分なりの準備です。
それを指揮者K氏が気付いて
「シルベスさんは、本番の日は本番モードに切り替わるね」
と言ってくれました。
さすがに化粧品会社にお勤めなだけあって、気付いてくれるんだなぁ、と。
他の男性メンバーにも、ネックレスがゴージャスだったと言ってもらいました。
これもやはり本番でしか使わないものです。
ライトが当たると、思いがけずきれいに見えるネックレスがあって、以前お客様に褒められて以来、たいていこれを使っています。

ちなみに我が家では、私が新しい服を着ていようと、美容院から帰ろうと、まったくコメントはありません。
それを指摘すると
「表面的なことではなく、本質を見ているのだ」
などともっともらしい言い訳をするんです。

それはともかく、もし普段着にノーメイクでステージで弾けと言われたら、たぶん3割安の演奏しかできないと思います、私は。
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