1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

早く弾きたい

2010年06月14日 | Weblog

ピアニストの辻井さんが出番前に言っていた言葉です。
想いが、音楽が、体から今にも溢れ出そうで、早く弾きたい。そんな感じでした。
先ほど、彼のドキュメンタリー番組を見たところです(録画しておいたもの)。

そんなこと言ってみたい。

今日は、1年で一番気が重い日。
発表会のリハーサルでした。

毎年書いていると思いますが、あの独特な雰囲気の中で弾くのは本当につらい。
至近距離に先生と事情通(?)の門下生達がぎっしり。
毎年のことながら大いにうろたえ、指は思いもよらない動きをし、苦手な部分は当然間違え、いつも安心な箇所でさえ弾けなくなり、動揺が動揺を呼び・・・

で、惨憺たる演奏をしてしまうわけです。
で、非常にがっかりし、本番までにどうにかしなければ、と心底身に沁みて、奮起を誓うわけです。

となることがわかっているんだから、リハーサルにいい状態に持っていくようにすればいいものを、やはりできないんです。
進歩がない。

それにしても、みなさん難曲に取り組んでいてすごいなぁ。
なんて真面目な生徒さんばかりなんでしょう。
わざわざつらい状況に身を置いて努力するなんて、本当に立派なことです。

「早く弾きたい」と思うことはあります。
たとえば、プレソの時。
プレソでは、本番の緊張感も心地いいし、早くみなさんに聴いてほしくてわくわくしながら開演のベルを待っています。
独奏の時もそう思えたらいいんですが、まず無いです。

話しが戻りますが、辻井さんは「展覧会の絵」を1週間で覚えたそうです。
最初はテープに吹き込まれた音を聴いて練習していました(左右別に4小節づつの区切りになってました)。
全部覚えてから、自分の思うようなイメージ(実際に絵が見えないので、想像するところから始まる)をどう表現するかで、ものすごい葛藤と苦しみがあるんです。
紆余曲折あったのち、確固たる何かをつかんで、「早く弾きたい」に至るわけです。

6月26日までに、少しでもそうなれるよう、もがいてみます。
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ギターの腕前

2010年06月12日 | Weblog
夜の仕事が続くと、なかなかブログが更新できません。
気持ちの余裕がないというか。
身体的には忙しかったけれど、2夜続けて素晴らしい演奏会で、本当に行ってよかった。

レッスンのときに生徒さんの伴奏をするために、ギターを習っていました。
なんだかもうとても昔の話です。
一体何年前だか、すぐにわからないほど前のことです。
といっても10年も前ではないかな。

習い始めたらとても楽しくて、一時は結構がんばっていました。
でも、時間には限りがあるので、ギターをがんばる分、マンドリンに手が回らなくなり・・・。
考えた末、ギターのレッスンを諦めました。

それから数年。

この頃はギターケースを開けることもなくなりました。
せっかく買ったのに。
ひさしぶりに生徒さんの伴奏をつけたら、さっぱり弾けなくなっていました。
それでも弾き始めるとだんだん思い出して、どうにかこうにか弾きはしましたが、これではなぁ。
ギターはとても好きなんです。
上達しないまでも、ダメダメにならないように、やはりやり続けたい。


今日は、自分の9月の自分のおさらい会の控え室確保に、朝から関内ホールへ行ってきました。
無事、部屋が押さえられて一安心。
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深い表現

2010年06月07日 | Weblog
毎年6月は片岡マンドリン研究所発表会の月。
例年、第1週か第2週の土曜日なんですが、今年は第4週。
先生をはじめ、研究所メンバーがドイツに演奏旅行に行っているからです。
そのおかげでいつもより少し余裕ができると思っていたけれど、結局のところ、本番がいつであれ仕上がりに差はないということを実感しています。

昨日は、ピアノ伴奏合わせの2回目。
ピアノの先生はいつもポイントを押さえたアドバイスをしてくださいます。
私がよく言われるのは「もっと深く歌いかけて」。
自分ではやっているつもりなので始末が悪いです。
いくら自分が歌っているつもりでも、そう聴こえなければ何もしていないのと同じです。
他にもいろいろご指摘いただいたので、修正していかないと。

その後、秋に予定している演奏会の会場打ち合わせに行きました。
HPで見た通りのとても素敵なホール。
控え室もきれいでよかったです。
ただちょっと駅から遠いのが難点か・・・。
響き、立地、規模、料金、4拍子揃うホールはなかなか無いものです。

自分が弾くにあたって、一番大事なのは音響です。
とにかくこれは本当に大切。
うまい人はどんな場所であれいい演奏をするのかもしれませんが、ホールの響きの助けはあるに越したことがありません。

そのホールではマンドリンの演奏会は初めて、とのことで、オーナーに「響きが聴きたいから音出してみて」と言われました。
こういう時に何を弾いたらいいものか。
でも考えている間もなく友人が弾いてくれたので私はやらずに済みました。
こういう状況でぐだぐだな演奏をしたら、「貸すのやめます」ということになるのかしらー。
幸い、お眼鏡にかなったようで、無事手続きができてよかったです。

帰り道には打ち上げの会場の下調べをしました。
これも大事。
良さそうな店が見つかり、終演後も楽しみです。

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ポンペイ糖

2010年06月05日 | Weblog
横浜美術館で開催中のポンペイ展に行ってきました。
会場はなかなかの盛況でした。
展示物は興味深かったです。
特に浴室はおもしろかった。
テルマエ・ロマエでも読みましたが、実際に目にするとまた一段と。
お湯を沸かすのに使った熱を、床暖房に使用しているんです。
あんなに文明が発達していたとは本当にすごいのひとことです。

テルマエ・ロマエといえば、『テルマエ・ロマエ・ナイト』というイベントがあった、ということを昨日知りました。

テルマエ・ロマエ・ナイト!
●開 催 日:5月21日(金)、28日(金)
17時~20時(入場は19時30分まで)
●参加条件:下記のいずれかを持って来た方
(イ)コミックス『テルマエ・ロマエ』1巻
(ロ)『月刊コミックビーム』(どの号でも可能)
(ハ)「ストリジル」="垢すりヘラ"(垢すりではございません)

●特典1:一般当日料金1400円のところ、1010(銭湯!)円にて入場可能 
●特典2:上記ご入場者全員に「ポンペイ展」特製ポストカード(高温浴室)をプレゼント!

※さらに、両日17時以降に、特設ショップで図録購入の方、先着50名様に
『テルマエ・ロマエ』特製手ぬぐいプレゼント!

いいなぁ、行きたかった。手ぬぐいがほしい。

この『1010(銭湯!)円』もそうですが、グッズコーナーもダジャレものがあっておもしろかったです。
そのひとつが、『ポンペイ糖』。中身は、こんぺい糖です。
買わなかったけれど、パッケージはよかった。
Tシャツもダジャレの名前がついていました。
でも思い出せない・・・。最近こういうことが多くて。とほほ。

ポンペイ遺跡、ぜひ訪ねてみたいです。
ナポリ、カプリ島、アマルフィも近いし。全部回りたい。
そんな旅ができたらいいなぁ。
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マンドリンの値段

2010年06月03日 | Weblog
昨日、教則本に日付を入れるときに、「6月2日ということは、今日は開港記念日?」と思いました。
子供達も大きくなり、開港記念日に学校が休みということもないので、つい忘れていましたが、そうだったんだなー。
前の家だと港の花火の音が聞こえたけれど、同じ横浜でも今の住まいでは何の気配も感じられません。
花火見たかったな。
ロイヤルウィングのクルーズも1000円だったらしいし。

さて、タイトルの件。

今日は戸塚カルチャーのレッスン日でした。
体験希望がある、とのことで楽器を3台持って行きました。
前に、ひょうたん型ケースを3台持ったら持ち手がとても痛かったので、今日は大きな布バッグに2台入れて肩から提げました。このほうがだいぶラクです。
そして、自分の楽器は背中に。
駅まで歩く姿は、自転車の前後に子供を乗せさらに赤ちゃんをおんぶしているお母さんのような状態でした。
行商、という言葉も頭に浮かびます。

体験は1クラスに2人、が限界です。
会社側は3人受け入れようとしていたようですが、お1人は次のクラスに変えていただきました。
既に入会している生徒さんのレッスンもしながらなので、なかなか大変なんです。
元来グループレッスンという形態が楽器を教えるのに適していませんし。

体験レッスンのときは、簡単な楽器の説明から始めて、構え方、右手、左手・・・と進めていきます。
生徒さんの理解度によって、音階1オクターブ、「さくらさくら」などの曲が弾けるまでできることもあります。

レッスンのあとは、楽器をどうするか、という話になります。
楽器は必ず1人1台必要です。
そこはわかっていただけるんですが、だいたいどのくらいの値段がするものなのか、という点で反応にかなり差がでます。

ウクレレ(もピンからキリまであると思いますが、安いほうで)あたりが値段の基準なのか、2万円でお釣りがくると思っている方もいるような・・・。
ケース付きで7~8万円というのがすぐ手に入る楽器の最低価格です。
ギターより小さいけれど、ギターの安いものより高いです。
それを知って、「高い」と驚く方、最低がそれなら15万くらい出さないと、と思う方・・・。いろいろですね。

続くかどうかわからないことにそんなにお金を掛けられない、とおっしゃる方もいらっしゃいます。
確かにそうですが、自分の楽器を買ったからこそ続ける気になる、ということもあると思います。

それにしても、カルチャーだと会費もまとめ払いで初期費用が大変なので、しばらくはレンタルで様子を見るのもお勧めです。
その間に、程度のいい中古を探すのもいいと思います。これもタイミングで難しいものではありますが、探せば眠っている楽器があるものです。

というわけで(?)、ご自宅に使っていない楽器のある方、ぜひご一報くださいませ。
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ジローのラー油

2010年06月01日 | Weblog
人気の、食べるラー油。
これは、友人が取り寄せたのをいただきました。

ビンにスプーンを入れるとザクザクしています。
凍ってるのかと思うような手ごたえ。
豆もやしのナムル(自作)にのせたらおいしかった。
冷奴にも合いますね。
永谷園のを買おうと思って手に入らずじまいだったので、これが「初」食べるラー油です。
うれしいな。

ジローのラー油の「ラー」は漢字なんですが、カタカナで書きました。すみません。
と書いておいたほうがいいかな。

「私の男」を読んでいます。
出だしから、きっとこうなんだろうなと思っていた親子関係で、重い。
早く読んでしまって、とにかくすっきりする本が読みたい。


火曜日は、自宅でレッスンをしています。
週で一番好きな曜日かもしれません。
朝こそ掃除でいつもより慌しいですが、細切れの空き時間に家事ができるし、家族とも一緒にいられる。
外部でのレッスンは、広告宣伝やお金のやり取りが全部お任せな点はラクですが、レッスン時間より通勤時間が長いこともあって、効率はよくないです。交通費も出ないところが多いですし。
でも、自分が元気で動けるうちは、呼ばれたらどこへでも行って仕事をするつもりです。

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