刺繍半襟、どこか物語めいていて、素敵ですよね。
最初は、きものの襟の汚れを避けるためという実用だったものが、おしゃれ用になったというプロセスも、日本女性のおしゃれに対する高いセンスを感じさせます。
首周りの、ほんのわずかな場所なのに、存在感大きい。
刺繍半襟といえば池田重子さま。
紫苑が半襟が好きなのは、洋服の襟のように顔写りがよくなる効果があると思うからです。
写真撮影のときのレフ(反射)効果ですね。それゆえ失敗するダメージ大きい(失敗、よくします)
地味なきものも半襟を変えれば結構見栄えするような気がします。
紫苑もいつしか集めるようになりました。
その一部です。
いつしか、自分でも作りたいと思うようになり、夜チクチクし始めました。和裁のようにお道具広げなくていいから結構手軽にできるんです。
桜に雪輪。
絹糸だけではいつできるとも果てしないので、木綿糸との二本取りです。木綿だけでは光沢が出ないのです。
繊細さは劣りますが、早くできる上存在感が出てくるので。お遊びならお勧めです。
使うのはフランス刺繍用の枠です。
ひいらぎと赤い実のクリスマス
最初は、もっと手の込んだものをたくらんでいたのですが、時間がなくて断念
まっ、仕事ではないので、チクチクが癒しになるくらいで止めておきます。
音楽聞きながら刺していると、刺繍糸の色と音のハーモニーが身体を包んでくれて、別の空間にいるようです。
普通の半襟に波型に線を刺していくだけでも、結構ニュアンス出るんですよ。
刺す色も、そのときの気分によって、優しい色や明るい色を選びます。
いつかこんなの作りたいと思っています。
再度、重子さまの「半襟コレクション」から。
わっかだけでも可愛い
ぐるぐる渦巻きがお気に入りです。これだけでもいいかも。葉っぱの赤はちとキツいので、刺すなら色を変えようかな。
まっ、いつ取りかかるかは不明ですが、やりたいことたくさんあると明日に希望が持てますね
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