ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

川崎殺傷事件と幸福でいることへの

2019-05-31 12:23:55 | 「引き寄せ」の法則

 

「自分が幸福でいることが他人への

一番の礼儀なのだ」

 

アランの「幸福論」の冒頭に記してある言葉です。

「幸福の方程式」からこの本にたどり着き。

「人はなぜモノやお金を追いかけるのか」

 

川崎殺傷事件、51歳のひきこもり男性が

起こした事件では、つくづく

冒頭の言葉が身に沁みます。

いつからからは不明ですが、

彼が「幸福」でなかったのは確か。

「一見シアワセそうな」人を羨み、妬み~~。

 

 

自分が幸福でいることは

他人への礼儀なのだ、

礼儀以上に義務とすら思えてきます。

 

「まんがで読破 幸福論」(アラン作)

「自分は不幸だと思っていませんか」とあります。

「不幸」というより現代は「不満」のほうが大きい、かも。

 

家族や友人、身近かな人の「不機嫌」や「不幸」は

伝染します。

特に感受性の強い人は、人の感情に

振り回されてしまいがちです。

誰かの「不機嫌」「不幸」は

周りを巻き込んでいき、

周りをも不愉快、不幸にしていく~~。

 

身近な人の不幸は

自分自身のそれ以上に強く感じることもあります。

 

ちょっと深呼吸~~。

 

この本にはいいことがいっぱい書いてあり、

役に立つ、と思います。

さすが古典。

 

たとえば、

強い不幸や苦痛の前では思考はまったく

力を持たない。

 

いや、本当にその通りです。

そういうときに「プラス思考しろ」だの

「それでも自分は運がいいだの」

と言い聞かせても、

というか、そんな言葉、

すっかり抜け落ちてしまう。

だから、そういうときには、

身体を動かす~~。

 

 

ワタクシもかつて大きな「落ち込み」を

経験していて、子供二人抱えてどうしよう、

もうダメだと思ったことがありましたよ。

そんなとき、

きつかったけど、ひたすら身体を動かしていました。

走ったり泳ぐ気力は出なかったので、

ひたすら歩いた。

歩いて歩いて、そのうち状況は変わり

瓢箪から駒が出た!

 

不幸の原因の多くは「自分の影」

「自分の影」とは「自分の妄想」

「自分の想像力」です。

この先どうなるんだろうと。

自分の影におびえる馬が例に挙げられています。

そういうときには、自分の影を見ないように

馬に目隠しをしますね。

人間も同じ。

影を見つめない~~。

自分が勝手に作りだしているのだから。

川崎の犯人も、そんな未来への恐怖に

おびえていたのではないか。


 

 

誰もが「幸福」を望みながら、

それを得る方法を知らなすぎる、とアラン。

それどころか、ワタクシなど、

「幸福? 何それ?」ってまともに考えた

こともない~~。

「不幸」とか「自己憐憫」のほうが

気持ちいいってこともあります。

 

 

でも、最近は、とにかく

周りの人に幸せになってもらいたい。


こんなこと、若い頃にはぜったい

口にできなかった。

ようやく、この年になって~~。

それだけでも「心理学」やってよかった!!

 

感情の強い波に襲われそうになったら、

とにかくウソでも「上機嫌」のふりをする。

ウソでも、です。


気分を変えるため、外に出る。

空を眺める~~。

 

「クラウド・ウオッチングをしてみる」

 

本当は

受験勉強やお金儲けのより

「幸福になるためのレッスン」

「幸福になるための方法」学んだほうが

ずっと役に立つんじゃないかな。

たぶんあまり人気出ないと思うけど。

修身と間違えるよね。


その上なら、

なんのために勉強し、お金を儲けるのか、

わかるから、よりパワーも出るかなあ。

こんなことを考えてしまいます。

 

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コメント (2)
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