さて、
一枚のお気に入りのきものを買ったら、
あっ、買ってない?
まあそれはそれで。
いますぐに着なくても
そっとワードロープに仕舞っておきましょうか。
「池田重子・半襟のおしゃれ」
着物買うほどの気持ちになれなかったら、
美しい半襟でも~~。
それをときどき出して眺めるだけでも
心安らぐ。
美しいものを凝縮したような繊細な手仕事。
まさにスピリチュアルがこもっている。
私がきものに興味を持ち始め、
自分の大切な着物を譲ってくださることに
なったとき、
「もう着れないんだけど、
ときどき出して眺めていたのよ」と
仰ってた方がいました。
「見ているだけでなんてきれいなんだろう」って。
きものは高級ワインのように。
洋服では「いつか着られる」
「いつか着よう」は禁句。
処分の対象になりますね。
いつかは来ないよ、と。
でもきものは別格。
箪笥の奥に仕舞っておき、
静かに熟成のときを待つ。
ただし、
熟成するのはワインではなく、
あなた。
流行のない着物は
高級ワインのように
時が経てば経つほどおいしくなる
時が育ててくれる。
過ぎていく時が楽しみになる。
実際は買わなくても
「どんなきものがいいかな」
と探すだけでも、
「こんなのがいい」と
雑誌の切り抜き持っているだけでも
気持ちは緩む、ワクワクする。
ワードロープに一枚の和モノを。
和のエネルギーがあなたを別世界に
連れていく~~。
というわけで、
きもの推進委員会の紫苑でした。
いつも応援ポチ
ありがとうございます。