本日は薄曇りながら、
早くも蒸し暑い一日になりそうです。
知人が使っていた古い障子窓を
頂きましたが、
サイズが合わず、
しばらく放ったらがし。
そのまま、
眺めていても、
優しい光は心が和みました。
サイズの合わないところは、
ほかの板を足すしかありませんが、
何をどうやればいいのか、
試行錯誤。
家にあるものを使いたいと、
額縁やら、
壊した窓枠でサイズ合わせをしたら、
しかし、安定させるのが難しい~~。
一緒に届いた、繊細な障子枠。
これもサイズが合いません。
ところが、
これを半分にカットすると、
上部のサイズをシンデレラフィット!
この美しい枠をカットするのは
気が引けましたが~~。
カット部分を上部に両面テープで
貼り付けてみました。
いい感じ。
L字で固定しました。
ビフォアーがこちら。
拙著「あるもので工夫する~」からです。
少し暑苦しく感じるようになりました。
窓のそばにあったチェストは移動。
こうなりました。
涼しそうになりました。
夜はこんな感じ。
もう一つ
玄関脇の窓もついでにチェンジ。
こちらは何度も変えていて、
ビフォアー。
最初はカーテン、
次は細い百均棒で窓枠を作りました。
これが頼りなくて、
またチェンジ。
暑苦しい~~。
枠が広くて、
窓からの光があまり届かないせいですね。
そんな日の食事はカレー。
辛すぎた~~。
もう一つ。
こちらを読みました。
「銀河鉄道の父」(門井慶喜著)2017年刊行
直木賞受賞作。
宮沢賢治は、
小学生の頃の教科書に載っていた
エライ人。
「雨にも負けず~~」はあまりに有名。
模範生過ぎると
ずっと敬遠。
「銀河鉄道の夜」はあまりに美しく、
童話は読むけど~~。
ところが、
この本に出てくる賢治は、
石に耽溺するあまり、
人造宝石を作って商売する、とか、
結構山師的なところがあるんですね。
家の質屋という商売を
「貧しい人を搾取する」と嫌がりながら、
ちゃっかりお金だけは出してもらい、
好きなことだけやる~~。
まあ、しようない放蕩息子でした。
その息子を、
困りながら、
宗教のことでは
猛烈な喧嘩、議論?しながらも、
絶対「親ばか」で息子を支持。
この父はすごい~~。
「雨にも負けず~~」も、
賢治の「願い」であり、
実像はその人ではないわけで。
それでも、
こういう人になりたいと願うだけでも、
すごい、よね。
この本を読んだあと、
雨にも負けずを読むと
「~~丈夫な体を持ち」のところで
泣けた。
ずっと病気がちだった賢治。
なのに、無理しどうしの賢治。
本当に、
もっと丈夫な体だったら、
この詩の通りの人に
なったんだろうね。
でも、きっと
あれほど美しい童話は書けなかった、
と思う。
読みやすい文章で、
父と子の人物像を活写。
というわけで、
もう一つの窓枠は次にでも。
そうだ、
冷蔵庫の続きもまだでした。
というわけで、
今回は
我が家を和風にチェンジ、でした。
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