ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

三者三様ヘアとコーディ/刺繍会にて

2014-04-09 22:22:39 | きものコーディネイト



ブログ村でお知り合いになった方たちとの楽しい刺繍会。

こんなふうに自分の世界が広がっていくのは嬉しいものです。

で、今回はご一緒した方々のコーディを、少しだけ紹介させてください。

皆さん、同じ村なのでダブるかもしれませんが、許可を得てのアップです。


aoitukiさまは、その日は大島。

帯留は自作だそうです。

ご自分でいろんなものを創るのが好きな方で、いろいろ教えていたけそうで嬉しいわあ。

写真ボケてしまいました。

初対面で麗しい方だとアガって手が震えるんです、いや、ホント。

P1090285obiP1090287



ヘアは、おなじみの一本巻。これも髪の量や持ち上げ方など、人によって違うのが面白いですね。

鼈甲風の櫛が素敵~~。

次はのんさま

P1090298hea1


15分でできたぞ、束髪風」で作ってくださったヘア。

嬉しいわあ。

「前髪にすき毛を入れるが大変だったわ」と仰いました。

前髪にすき毛入れると、かえって整えるの大変だから入れないで、カーラーとスプレーで前髪作るのでございます。

でも、嬉しいわあ。アッ、前にも書いた?

 

P4042357heaa4_2


こちらは前髪を少しだけ膨らませて、後ろは夜会巻き風。

珊瑚の簪を挿しました。


P4042366komonn

きもの・万筋とまではいかないけど細かい縞の作家もの小紋。

毬刺繍の袋帯。

帯揚げ・若草色縮緬

帯締め・道明(この道明、母のものでかなり古くて毛羽立ってきました)

P1090280_2

最後は三人でお茶して〆。

P1090303ocha

桜のチーズケーキといろんな種類の中国茶がおいしい 銀座「掌(たなごころ)」

落ち着いたセンスのあふれるお店でした。その日は貸切状態。

もちろんきものやヘア、刺繍のことで話は尽きず~~。

aoitukiさま、本当にありがとうございました。

いつかぜひお礼させてくださいね。

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毬刺繍帯de優雅な日本刺繍、紅会展示会

2014-04-09 09:21:03 | きものでお出かけ


日本刺繍の紅会の全国大会があるというので、銀座に行ってきました。

案内してくださったのは、「絹のいと」のaoitukiさんです。

これはもう、垂涎ものの(汚れる!)優雅で贅沢な刺繍ワールドでした。

今年のテーマは浮世絵だそうで、広重の「名所江戸百景」から選んだ作品を刺繍で繍うという試み。

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これは「亀戸天神」の藤ですが、これをすべて刺繍で作っているすごい作品もありました。同じ作品をまた別の方が作っていたりして、それを比べてみることができるのです。

出品している方にとっては、自分の技術をほかの方とそれと比較することもでき、さぞかし勉強になることだと思います。

 

生徒さんも先生も、会場には自分で繍った作品でしか入ってはいけない、そうです。

入ろうとすると、ブザーが鳴り響き入口で警備員にタイホされるそうです(そうだったら面白いのに~~)

そんなわけで、会場でお見かけする裾に刺繍のあるきものも、華やかなあるいは清楚な帯も、すべてご本人が繍ったもの!

P1090294_2


向かって左が、いや右の方の帯は、アップします~~。

左は、はっきり言っていらないね。カット、カット!

P1090292chou_2

相良刺繍です!

このレベルの方があちこちにいらして~~。

会場での写真はNG,許可を得て外での撮影です。

ほかにも撮らせていただいきましたが、残念ながらボケてしました(はい、私も~)



体験コーナーもありました。

P1090288

千人針、ならぬ千人刺繍。

私が繍ったのもあるよ。

P1090290sishuu8sihuu


ち、近すぎる!

案内してくださったaoitukiさま

P1090282

ご自分で繍った半襟の刺繍、この繊細さは素晴らしい。


P4042368_2稚拙というか雑な紫苑制、藤の花刺繍(汗)

色がついていればいいというものではないと思うよ、はい。

aoitukiさまと一緒に並べるなんて、いい度胸ですね。

まあ、OK刺繍とNG刺繍ということで。

のんさまもご一緒してくれました。

P1090296sishuu

aoitukiさま、紫苑、のんさま

三姉妹? し、姉妹って、「君は終い、仕舞いのほうだと思うよ」と天の声。



それにしても、人を包みこむような優しさaoitukiさま、刺繍と子育てとお仕事とで大変なのに貴重なお時間をありがとうございました。

一つ一つの作品を丁寧に説明してくださり、どれだけ勉強になったかわかりません。

その上、な、なんとお土産まで。


P4042375


とても美味しくいただきました。

私、ここのお菓子大好きなんです。もしかしてテレパでわかってくださったのかも。

コーディをアップする場所がなくなりました。

すぐにアップするから、気が向いたら覗いてくださいね。

関連記事

紅会、日本刺繍の講習会に行きました

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季節ごとの「日本のおしゃれ七十二候」を教えてくれる本

2014-04-07 13:53:33 | きものの本&本

 


日本には、五日ごとに変わる

「七十二もの季節」があるそうです。

季節といえば春夏秋冬、

夏にも「立夏「芒種」「小満」「夏至」など

いくつもありますね。

それをさらに細かくわけて72!

「日本には四つの季節がある。日本人が季節に敏感、

着るものに繊細なのはそのためだ」

なんて威張って(?)いたのに、

72もの季節があるとなると、もう大変。



こんなことを教えてくれたのは、

「日本のおしゃれ七十二候」

(上野淳美著・WAVE出版)


P1090340_2

 

日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~ 日本のおしゃれ [七十二候]~季節とつながる着物えらび、小物合わせ~
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2014-03-13

 

 

 

でも、その細かい季節に合ったきものコーディを教えてくれるので、とても参考になるのです。

たとえば、もうすぐくる時期(4月15日から19日)辺りを開くと、「晩春・清明・末候」とあり、「虹・始・見(虹はじめてあらわれる)」とキャプションがあります。
「虹は中国では大蛇にたとえられるすで、それで虹という字に虫編がつくという説があります」

こんな説明がつき、帯は龍の帯、という具合です。



「龍の帯」なんて、

お正月くらいしか使えないと思っていた私には、

「そうなんだ、この季節に龍の帯留すると、

こんな話題にもっていけるんだ」と

少しカシコクなれたような得な気分。

知っていることを「ひけらかす」のではなく、

それとなく教えあうのっていいですよね。

 


まあ、そのくらいなら、

この本を即買するにはあたらなかったのですが、

即買の理由は、帯にボタンをいっぱいつけたこ一本。

P1090341



うう、このアイデア!

なるほど、帯にこんな風にボタンを

いっぱい留めたら面白いかも、

とは早ガッテン。

実はこれボタンの刺繍なんです!

うーん、もちろんそのほうが、いいかも。

でも、ボタン縫い付けようかな(笑)

手ぬぐいを帯にしたものなど

(まあ、これはよくありますが)、

コーディだけではなくアイデア、工夫があるのが嬉しい。



それにね、この本、

P1090344



こんな風に、着付けの途中の写真まで掲載。
その着つけも結構緩く、

でも写真はきれいというギャップが

面白い雰囲気を出しているんです。

モデルもシロウトさんというか、

この方北海道でショップを開いている方で、

ご本人とその周辺の方みたいです。

 

きものも洋服も変わらないんだよ、

もっと楽しんで着ましょうよ、

というメッセージなのか、

きものと一緒に洋服の写真も載せていて、

なるほどと思うばかり~~。

これまでは季節コーディに迷ったときは、

秋月洋子さんの「おでかけ着物歳時記」

(小学館)を参考にしていました。

 

おでかけ着物歳時記 おでかけ着物歳時記
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2007-12-07

 



これはもうボロボロになったので、

こちらも新しくお召替え?
そんな矢先に出会った

グッドタイミングな一冊でした。

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最後の桜コーディde映画「サクラサク」

2014-04-06 08:39:12 | 映画・演劇

知人と映画「サクラサク」の舞台挨拶上映会に行ってきました。

映画は「利休にたずねよ」と同じ監督(田中光敏監督」ですが、「利休~」が耽美風、美を追求する話だったとすれば、こちらはまったく違って「家族再生」の物語です。

利休コーディで映画・利休にたずねよ


P1090306



仕事一筋の主人公(緒形直人)の仕事場に、妻(南果歩)から突然の電話がかかってきます。

父親(藤竜也)の粗相(そそう)に動転して「あなた、どうにかして!」というもの。

妻は、自分の父親が認知症にかかって外を出歩こうと、粗相をしようと、まったく手助けしようとはしない~~。

「なぜなんだ、ひどい妻だな~~」と思う観客に、次第にその理由が明らかにされるのですが、主人公(緒形)が改めて自分の家族を見直してみると、どうしようもなく崩れ、冷え切ったものになっていた~~。

ガーデニングしか興味がない妻(南果歩)、フリーターの長男、漫画しか読まない(?)長女という家族が徐々に絆を取り戻していくのですが、そのキーワードになるのは「父親の子どものころの記憶」。


P3312303sakura1_2

光と影の桜。


父の記憶は本物なのか、実は認知症が起こした願望なのかを探っていくプロセスは、なかなかに面白いものがありました。

記憶をたどるロードムービー、旅の最中に、家族が徐々に再生していくというストーリーです。



認知症の父親の役を演じたのは、40年も前に「時間ですよ」という人気番組で、いつも篠ひろ子さん営む小料理屋に黙って座っている「謎の男」という設定で人気を博した方です。

いや「愛のコリーダ」が代表作でしょうと、まあ、若い人はまったく知らない回顧の方向に行きたくなるのを、グイッと力ずくで現代に戻すと、いやあ、その方が認知症で、粗相、ですよ~~。

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ところが藤さん、舞台挨拶では「僕がいままで演じたなかでは一番カッコいい役だと思います」

まあ、なんてカッコいいお言葉でしょう!

いや、確かに、本当に。現在72歳。老いて、なおカッコいい。

会場では拍手が起きましたよ。

老いて、なお麗し~。

老いて、なお楽し。

映画のあとは、日比谷の話題のお店「ルパン・コディアン」でランチ。


Lepalun0596158 P1090311sakura

P1090313

私は「キッシュ・ランチ」

娘と変わらない年齢の可愛い、可愛い仕事仲間。









桜はほぼ満開、桜にに因んだ作品なので、今年最後の桜コーディです。


P4042388sionn1

きもの・梅模様訪問着

妻役の南果歩さんの「梅ちゃん先生」出演(母親役)に因んで裾梅模様。

P1090304

帯・源氏香に桜模様の西陣

桜絞り帯揚げ


市松帯締めに桜の帯留,帰りに、真ん中の花がなくなっていました。私の場合、サクラサクではなく散ったのね~~。

というわけで、今年の桜はこれにて終わりです。

P3312298

それでも、まだまだ「サクラサク」  

悲しいことも嬉しいことも起きる日々の暮らしなかで、何を思い出し何を記憶していくかがその人を作っていく、その人の未来を作っていく~~。

そんなことをじんわりと感じさせてくれた映画でした。

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「歩く美術館」菊地信子さんの更紗きもの

2014-04-03 21:54:22 | 憧れのきもの女性

 

菊地信子さんといえば、

ものすごい更紗コレクション、

集めるだけではなく、

それをきものや帯に仕立て、

身にまとっている方として知られています。

この人のきもの姿を始めて見たのは、

「アジア・アフリカの古布」(別冊太陽)

というムック本でした。

まだきものに興味のない頃で

「すごいきものを着ている人がいるなあ」

と思ったものでした。

 

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大正14年(1926年)生まれ.

「別冊太陽」は2000年刊ですから、

このとき74歳!



鎌倉にお住まい。

きものを着て外出すると

歩く美術館」と言われていたとか。

伝統的なきものとは違い、

インドネシアのトラジャの絞り、

インドのターバンを帯に仕立てたもの

とあっては、

多くの人が驚くのも無理はありません。

きものに興味を持つようになって、

雑誌クロワッサンで再会(?)

大人の飾り襟

 

で、この方のコレクションを集めた

写真集を見つけました。

「着物で遊ぶー菊地信子さんの場合」

(青幻舎・伊藤佐智子企画)という本です。

 

着物で遊ぶ―菊地信子さんの場合

 





着物で遊ぶ―菊地信子さんの場合
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2005-02

 


ここに紹介されたコレクションがまた圧巻。

たとえば下の写真は同じトラジャですが、

上の写真のものとは、裾辺りの模様が違います。


P4032327

上の写真はグレー・黄色・オレンジの三色の絞り。

下のものは五色ともっと凝ったものです。


ターバンで作ったという帯。

これは「太陽」掲載の作品です。

 

P4032325


どんな小さな生地もとっておき、

それを古い生地に切りばめしたり、

半襟・帯揚げに使ったりするそうです。

 

P4022315

 

半襟使いはこちら、

P4022312

お手本にできそうです。

 

 

 

写真集には菊地さんのお写真が一枚だけ。


P4022310

写真集は2005年ですからこのとき79歳。


渋い結城紬のアンサンブルに、

色は羽織紐の珊瑚色とわずかに見せた帯揚げ、

お好きな更紗は半襟だけというストイックさ。

普通の人なら野暮になるところなのに、

オーラと同時に可愛さ!も感じます。

「桜の樹の下には~~」ではないけれど、

このシンプルさの奥には、

何百枚という更紗がひしめいているんですね。

長年一つのことを追及してきた方は、

やはり違います。

前に紹介したクロワッサンのきものもそうですが、

最終的には日本のきものに戻られたのでしょか。

その上で半襟や帯揚げ、飾り襟など、

わずかに見せるおしゃれを

楽しまれるようになったのかしらん。

これもまた行き着いた人が

見せるおしゃれなのかもしれません。

更紗・イカット好きです。関連記事多いです。

鶴田真由とイカット、布のパワー

娘のバリ島土産イカット・尽くし

手作り更紗帯でミュシャ展

更紗帯でイカット展

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アイデアがいっぱいのきもの本

2014-04-02 16:43:09 | きものの本&本


アイデアがいっぱい詰まったきもの本を見付けました。

「知識ゼロからの着物と遊ぶ」(石橋富士子著・幻冬舎)

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知識ゼロからの着物と遊ぶ

幻冬舎
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2012-11-22



初心者向けに書かれていて、
かなり大技のアイデアがいっぱいなのですが、面白いです。

たとえば常に懸念の「襟周り」

この方はコーリンベルトを襦袢に使っているのですが、それが使いにくいとかで、自分で制作。

P1090272



襦袢の衿先にゴムを縫い付けるんですね。

紐を二本作り、紐の一方を輪にして、そのゴムのなかに通します。

すると、ゴムが伸び縮みして、ぴったり体に着くという仕組みです。



先にご紹介した「襦袢に紐を縫い付ける方法」(劇的きれい・楽、襟周り)と同じですが、この方法なら、紐が一組で済みます。襦袢にゴム付けるのも簡単です。

みなさん、いろんなこと考えるものです(祝!)

で、やってみました。

P1090259

はい、これはいいかも!


で、ほかの襦袢にもどんどんゴムを付けてみました。



そのほか、真田紐を帯締めに作る方法(これは結構シャレてます)、単のきものを袷に見せる方法、また何種類もの布を縫い付けて「一枚の半襟を六通りに使う方法」(うーん、二通りくらいでいいかな)とか、遊び心いっぱいの本です。

アイデア好きの方には、楽しい本です。

関連時期

初心に戻って襟まわりのこと」

ようやくみつけた快適襟芯」

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「自分らしくない?」夜桜コーディ

2014-04-01 09:40:56 | きものコーディネイト


花柄、それも総花柄のきものなど、ほとんど着ません。

なのに、なぜか桜・総花柄のきものなど購入してしまったのは、たまには「自分らしくない」きものを着てみたいという秘か(?)な欲求があるからかもしれません。

色も黒だしね、どうせプチプラでしょう。

たまにはいいんじゃない、となったわけです。

昼間の桜見物はちと抵抗があったので、夜桜見物にしました。

P3292271

「桜の樹の下には屍体が埋まっている~~?」 

夜の闇にまぎれ、それも後ろから見た限り、普通のきもの姿。



前から見ると~~。

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「だから、あんなにきれいなんだ。

これは信じていいことなんだよ」(梶井基次郎) 


写真的にはチト怖さがありますが、やはり「らしい」も「らしくない」もありません。

P3282248

幻想的な夜の桜。


「らしい」とか「らしくない」とか思うのは、自分が自分に抱いているイメージ、あるいは友人が自分に抱いているイメージですね。

そのイメージは、たとえばいつも「紬を着ている人」「いつもモノトーンを着ている人」。

それ以外のものを着用すると「おや!」と思われる。

「らしい」の法則=好きな着物×着る回数

何度も着用していると、それが「その人らしい」イメージになっていくわけです。

仕事関係では、自分のイメージを統一するために、同じ洋服を何枚も持っていて、いつもそれを着ている人もいます。

P3292279_2


知らない人が見る分には、「らしい」も「らしくない」もないわけで、ただ、自分が落ち着かないだけです。

でも「自分が落ち着かない」、これが大きい。

「らしい」とは自分が一番落ち着くきもの、ということかな。


夜の闇にまぎれると、「自分らしい」もどこかに消えるみたいです。

この柄ものを昼間に着られるかというと、ちと抵抗がある~~。

P3282264yoru2

明るい光の下で見ると、なんだか踊り用のきもの、みたい?

見慣れてくるとそうでもないような?、いや、やはりビミョウ~なような~。

P3282267

白の桜の浮き出た帯。

花の刺繍の帯留

桜の帯揚げ。

私にとってきものは遊び、楽しみです。

「らしさ」から抜け出て、いろんな着物に浮気、いや挑戦しても面白いかな、と思う今日この頃です。

まずは、おうちで「らしくない」きものを着て回数こなすことから始めましょうか。

同じ夜桜でも、こちらは「自分らしい」きもの、かな。

ジュザブロー小紋で六義園ライトアップ

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