ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

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「色っぽいキモノ」講座盛況記

2014-04-14 14:00:06 | アート・文化



井嶋ナギさんの「色っぽいキモノ講座ーー人物で読み解くキモノファッション」(早稲田大学エクステンションセンター)に行ってきました。

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いやあ、面白かったです。

あっという間の一時間半、もっとやって、もっと教えて~って感じ。

ナギ先生がお着物でなかったのはちと残念でしたが、40人くらいの受講生のなかでの着物率はやはり高く、ざっとですが10人くらいでしょうか。

それだけに華やかな教室風景。

近くでガンミ、もとい拝見できないのは残念でした。



「色っぽいキモノ」にも書かれていますが、ナギさまが「なぜキモノを人物を中心にして読み解くか」

その理由は二つ。

一つは、おしゃれには妄想が必要。

ファッションとは、妄想を着るという要素が大きく、たとえば黒いタートルネックのセーターを着るにしても、「首周りが温かいから」というより「ヘップバーンがあの映画で着ていた。あんな風に着てみたい」と、洋服の裏に自分なりのストーリーを作って着るほうが楽しいからですね。



大賛成!

同じきものを着ているにしても、女優さんとモデルさんのきものはどうしてこんなに違うのだろうと、考えて(?)いました。

「女優きもの」の魅力とは



もう一つは、よく論争?になる「きものの決まりごと」

なぜこんなルールができたのか、そのルーツを知ることで、納得して、崩すにしても守るにしても、自分で応用して楽しく着ていきましょうということ、かな。

まあ、そんな理屈はともかく、初回のテーマは「花魁・太夫」

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 花魁の世界を描いた映画「さくらん」



花魁のきものはもちろん、髪型、あの重い簪をどうやってつけていたか~~。

客はどうやって吉原や島原で遊ぶのか、花魁道中ってそういうことだったのねといったまあ、知らなくても生きていけるけど、好奇心を刺激するお話がいっぱい。

「花魁」たちが自分の運命を、着飾ることによって乗り越え、またそれが多くの女性たちの憧れになっていくことで自分の命に誇りを持ち、また輝かせるーー着るもの、ファッションの力ってすごいなあと、思います。

江戸時代の、遠い存在だった人たちがいきなり身近な存在になってきました。



次は「芸者」です。

今から楽しみだわあ。

で、その日のコーディは~~。

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白が勝った縞のきもの

ぜんまい紬の帯

襦袢は紅絹

帯揚げ・苺色縮緬

帯締め・墨色染め分け。

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もう少し衣紋抜きたかったけど、なかなか難しいのよ、これが。

後ろはこんな感じ。帯周り。お守りに?勝ち虫(とんぼ)のブローチを秘かに忍ばせて。


その講座には、拙ブログを読んで参加してくださった方が。

う、嬉しい!

拙ブログも少しは集客(?)に貢献しているのね。

またその方のアンティークのきものが素敵で、帰りに公園で激写。

そのあとはお茶を飲みながらのきもの談義でございました。

講義とともに、その方、毎回のコーディ考えているそうで、それも大きな楽しみで

す。

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次にはこの方の素敵なアンティークとヘアをご紹介しますね。

ご期待くださいませ。

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コメント (4)
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