ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

平安から現代までいろんなきもの写真がいっぱい

2014-04-19 18:19:53 | きものの本&本

 

先に「着物で遊ぶー菊地信子さんの場合」(伊藤佐智子著・青幻舎)をご紹介しました。

著者の伊藤佐智子さんってどんな人だろうと、気になって調べてみました。

NHKのあの伝説のドラマ「白洲次郎」や身近なところでは朝ドラ「あまちゃん」の衣装を担当した方だそうです。

舞台や映画などで衣装を担当、「商品開発から空間に至るまで、ジャンルを超えたワークを手がけている」と経歴にあります。

ドラマ「白洲次郎」の衣装に関してインタビューは、こちら。


Img_0

次郎と正子を演じたお二人。

「こだわりの蓄積がその人の人生を作り上げる」とか、

「世の中の多くの人が価値がない思っているものを価値あることに変えていきたい」とか、面白いお話がいっぱいです。

「どんなものを変えていきたいのか」、その具体例が書いていないのは残念ですが。



この方が出している本、というか写真集を見つけました。

「きものーTHE KIMONO」(パイ・インターナショナル刊)です。

きもの きもの
価格:¥ 3,024(税込)
発売日:2011-10-28


お宮参りから正月、お祭りなど、日本の生活のなかでいかにきものが重要な要素なのかを写真で見せ、また、平安時代から現代までのきもの・ファッションを写真で見せてくれます。

P4142519

「通りゃんせ、通りゃんせ♪」(知ってますか?)で遊ぶ娘さんたち。

海外に向けても作られているようで、すべて日本語だけではなく英語でも書かれています。

いやあ、もうこれが~~。P4142517

明治時代から現代に至る写真はもうステキ過ぎ。


きものが海外の映画や芸術に与えた影響やらが、写真で紹介されています。

最初にきもの研究家の山下悦子さんの解説があります。


先日行った「色っぽいキモノ」で吉原では上に羽織るものを「仕掛」と言うけど、その理由はなぜだろという話が出ました。

山下さんによると、

吉原の制度は大奥を真似たもので、大奥の最高位の女性「上臈」(じょうろう)が「女郎」(じょろう)になり、「打掛け」(うちかけ)が吉原では「仕掛」(しかけ)と呼ばれたというのですね。


なるほど。「仕掛」には「たくらみ、からくり」などの意味もありますから、吉原にはぴったりですね。


この方若い頃の宮沢りえさんのファッションブックも手掛けています。

早速購入しました。

今度ご紹介しますね。

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コメント (1)
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