閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

夏酒

2017-07-07 10:35:54 | 閃き
得意先の社長から二人きりで食事に誘われた

日本酒好きの1歳年上の社長とは技術系という事から考え方が近いという事もあったが、特に日本酒好きという部分で気が合っている

駅で待ち合わせてタクシーに乗り、とあるビルの地下に有る食事処に予約して頂いていた

カウンターに座り、軽くビールで喉を湿らせてから、日本酒に突入する


夏用に仕込まれた酒は、先ずは良く冷やしてある事が前提である

冷たい酒は身体に触ると呑まない人も居るが、やっぱり夏の酒は冷たい方が善い

そして後口は潔いくらいにスッキリしている方が、夏のさっぱりした料理には合う

実に色々な酒を呑ませて頂いたが、どれも個性があってその違いがはっきりあるものの、夏酒という意味においては共通の爽やかさを感じた

勿論、板前さんの腕も確かで料理は申し分なく、料理と酒の味を把握して整えた形で供されたのも大きな要因だった


勿論、会話も楽しみ、楽しい時間は瞬く間に過ぎて行った

合計6種類の酒を楽しませて頂いたが、最後に二人が気に入ったお変わりを加えて7合、一人当たり3.5合で大満足でお開きとなりました

日本酒は悪酔いすると言われる人が居るが、それは旨くて飲み過ぎてしまうからであって、元々悪いものでは無いから、ぐっすり睡眠がとれて、翌日もスッキリである

日本食によく合う夏酒、お試しあれ