閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

新聞論調の比較

2017-07-10 07:39:31 | 閃き
昨日の「そこまで言って委員会NP」の趣向は面白かった

偏向報道と言論の自由の間で、読売、朝日、毎日、産経、日経、東京の6紙の論調を比較して討論するというのは、今までに無い切り口で面白かった

番組の都合上、切り上げているところもあるが、予測していた通りの論調の背景にある各紙の思想を改めて確認したに過ぎなかったが、多くの国民がこういった企画の番組を観て自分なりの判断をすべきだとも感じた


番組の中でも述べられていたのだが、私も古くは報道とは真実を客観的に報じる事を身上としていると信じていたが、最近どうもそれが間違っていると感じだしていた

メディアは体勢のお目付役、まではよいのだが、批判をする事が使命と捉えているのは真実を客観的に報じることに反していると思う

いやいや、それでは新聞は売れないと言わんばかりで批判の嵐を吹き荒らしているとの馬鹿げた話しも聞こえてくるが、それでは3流週刊誌と同じではないだろうか

元々、あるかどうか判らない様なゴシップ記事レベルの記事で読者を集めていた週刊誌の手法に新聞が便乗してきた傾向がある

それは面白ければ売れるとばかり、本来の報道のあり方を無視しているのではないだろうか


片方でネットというこれまた何の制限も無い無法地帯の情報に読者を取られている事情も大きいのではないだろうか

番組の討論の中に、理想と現実をどう摺り合わせて選択して行くか?が政府の仕事で有り、100%文句の付けようもない法案などあり得ない、不具合があればそれをどう修正して行くかも政治家の仕事であるといった意見があったが同感である

日本国民は1度冷静になってこれらを比較してみて、自分の考えはどうなのか?をしっかり考えるべき時だと思うのだが